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9日、名古屋国際女子マラソンが行われた。
女子マラソンの北京五輪最終選考を兼ねた大会だった。
最大の注目は高橋尚子選手だった。
結果は27位と完敗し、北京五輪出場は絶望となった。
彼女自身、記者会見でも言っていたが、これが今の実力だろう。

この大会の出場者は、豪華な顔ぶれだと言われた。
それは、高橋尚子選手のほかにも、
アテネ五輪や世界選手権、また、国内の主要なレースで
優勝している選手が複数いたためだろう。
そして、混戦になると言われていた。

しかし、女子マラソンに熱い思いがある私にとっては、
(これまでも女子マラソンの記事を書いている→2007.9.102007.11.19
「豪華な顔ぶれ」というより、「著名な選手が多い」という認識だった。
つまり、知名度はあるが、強烈に強い選手はいないため、
レース自体は、原裕美子選手があっさりと勝つと予想していた。

期待は、加納由理選手だった。
なぜなら、事務員の制服を着て、昼休みのセイコーマートで、
おにぎりとヨーグルトを買っていそうな可愛いOLっぽいからだ。
そしてそのうち、セイコーマート・カードのポイントをためて、
そのポイントで、ジップロックと交換しそうな、
そんな庶民的な雰囲気もあるからだ。

高橋尚子選手と弘山晴美選手は、明らかにピークを過ぎたと感じていた。
坂本直子選手は、過去の実績はあれど、
4年ぶりにマラソンを走って勝てるほど甘くはないと思っていた。
大島、大南、嶋原あたりは、実力的にトップ5は困難と見ていた。

勝ったのは、中村友梨香という21歳の選手だった。
結果として、有無を言わせぬ強い勝ち方だった。
ラスト10㎞で一気にピッチを上げ。
強引なまでに2時間26分を切った走りは素晴らしかった。

レース前半は、選手が皆、勝ちを意識するあまり牽制し合ったのか、
非常に平凡なタイムで展開した。
「このままのタイムで勝っても代表になれないだろう」と、
歯がゆさと疑問の中で見ていた。
それだけに、2時間26分を切りたいという意地を見せた
中村選手の後半の走りはすごかった。

北京五輪の代表は明日(10日)発表される。
大阪国際女子マラソン2位の大友選手よりタイムは劣るが、
きっと中村選手が選ばれるだろう。
レースは違えど、少しのタイム差より、優勝と2位の差の方が
大きく影響するだろう。

女子マラソンの北京五輪代表は、土佐礼子、野口みづきと、
メダルを勝負できる二人がいることだし、
あとは、そこそこ安定感のあるベテランより、
一発があるかもしれない、若い選手が一人選ばれるのもいい。

私が期待した加納選手は3位。大健闘だと思う。
私が勝ちを予想した原選手は4位だった。

今日の夜のテレビ・ニュースで、
レースの後に開かれた表彰式の模様が少し映し出された。
ホテルの大きな会場で、1位から6位までの選手が壇上に並んでいた。
選手は皆、その日のために用意したと思われる、
カジュアルでありながら、ちょっと値がはりそうな私服になっていた。
その中で、原選手だけは、上下ジャージだった。
「走ること以外は何も考えていない」というようなストイックさを感じ、
原選手のすごさを再認識した。

9月10日の記事(初期の記事のせいか、拍手が「1」しかない)でも
触れているが、
女子マラソンの選手というのは、
レースの厳しさや練習の過酷さのせいか、
普通の人にはない、一線を越えた雰囲気を持っている選手が目立つ。
高橋尚子選手も然りである。

高橋尚子選手は、これまでの実績のみならず、
マラソン愛、根性、執念、明るさ(ちょっと微妙な明るさだが)などは
素晴らしい。称賛に値するものである。
それに、常に見ている者への感謝も忘れない。
日本マラソン界や陸上界のみならず、
日本スポーツ界の歴史に残る人だろう。

ただ、今回のレースを走るにあたり、
「あきらめなければ夢は叶うということを伝えたい」と、
殊更にアナウンスしているのが非常に気になった。
大上段から言っているような印象を持ったからだ。

こういうことは、見た側が勝手に感じることである。
見た側が、「あきらめなければ夢は叶うことを教えてもらった」と
言うべきものである。
彼女の走りから感じるものは、人それぞれでいい。
なのに、走る側が求めるというか、
悪く言えば、走る側が押しつけるのは、どうかと思う。

「俺達のライブを見て、何かを感じ取ってほしい」と言う、
へなちょこミュージシャンもそうだし、
「中年を元気づけたい」とか、「みんなに勇気を与えたい」など、
そうした大上段なセリフこそ、大きなお世話である。

重ねて言うが、高橋直子選手は、素晴らしいマラソン選手である。
これからも貴重な人材であり、貴重なキャラである。
それだけに、「志」がおかしな方向に向かわないことを祈る。
ただ、彼女は、マラソンなしに「高橋尚子」はあり得ないということは
わかっていると思う。
よって、安っぽいタレントの道に進むことはないだろう。

それにしても、これから彼女は、マラソンとどう関わっていくのか、
そして、やがて来る「引き際」が、ぐだぐたにならないことを
わたし祈ってます。
敏いとうとハッピー&ブルーでした。
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テーマ:マラソン - ジャンル:スポーツ



















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