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空知管内には、インターネット等での
コメント投稿が多い蕎麦屋が結構ある。
しかも北から南まで全域にわたるとともに、
適度に分散している。

岩見沢の南隣のマチ「栗山町」にも、
蕎麦好きが連日訪れる店がある。
「錦水庵(きんすいあん)」だ。
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「北の錦」で有名な栗山町の酒蔵、小林酒造。
その小林グループが経営している蕎麦屋だ。
実際、お店は酒造のすぐそばにあり、
店の前の道路も、酒造の敷地内にある雰囲気で、
町道なのか私道なのかわからない。

昭和元年建築の民家を改造した端正で、洗練された造り。
靴を脱いで店内に入る。
椅子席もわずかにあるが、メインは広めの畳スペース。
そこに大きめのテーブルが何台かある。
脚や腰の融通性が低下している方にはつらい。
中高年向きとは言い難い。
と思ったら、店の中は中高年ばかりだった。
20181115_02.jpg
訪問したのは冷たい雨の日で、
声に力を入れるのが面倒だったので、
「とりごぼう、温かい方で、お願いします」と
俳優・渡部篤郎氏のテイストでオーダー。

10分ほどで登場。
とりごぼう(温かいそば)・900円
20181115_03.jpg
お店の外観、内観と同様、味も端正で洗練されている。
もう少しこうだったらいいのに、がない。
きちんとしている。
完成している。
クオリティの高いそばだ。
つゆも渋すぎず、いい具合に大人向きだ。

プロ野球で言えば、「3割、30本、100打点」の選手というより、
3
割、30盗塁、ゴールデングラブ賞」の選手たる蕎麦。
そういう点では玄人受けするというか、
蕎麦好きが好きな蕎麦かもしれない。

ただ、衝撃的ではない。
思わず「あっ、美味い」と言葉に出てしまう、というよりは、
三口くらい食べてから、
「いやいやいや、美味しいですな」という感じだ。

いいことも悪いことも全部「やばい」で表現し、
それをカッコいいと思っている連中も、
この蕎麦を一口食べて「やばっ!」とは言わないだろう。
三口くらい食べてから「やばくない?」だろう。
カッコいいですね・・。
20181115_04.jpg

私自身そばの本質をわかっていない。
素直な欲求として、外食高級そばよりも
カップそばを食べたいと思うことは珍しくない。
あの独特の縮れたそばの食感と
脂が強烈な乾燥天ぷらとつゆの融合は
カップそばにしかないジャンキーな旨みがある。

自宅でそばを食べるときは完全に乾麺派で、
つゆは「にんべん」のつゆの素。
20181115_06.jpg
このつゆが一番完成度が高い。
塩だけで食べるときもある。
20181115_05.jpg
冒頭でも触れたが、こちら錦水庵さんのように、
古い建物を活用した蕎麦屋に時々出会う。
で、畳部屋で床に座るパターンであることが圧倒的に多い。
そういうお店に入りたいなら、
清らかな気持ちで素直にそれを受け入れるべきだ。

本音としては、靴を脱いだり履いたりするのが面倒だし、
床座りは決して楽ではない。
腰に難を抱えている人は辛いだろう。
しかし美味しい蕎麦を食べたいなら、
作る人も食べる人もコシを大事にしなければいけない、
ということだ。
やばくない?(悪い意味で)

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