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昨日の朝、歯痛で目が覚めた。
突然襲われた歯痛だった。前兆はなかった。
時間が経つにつれて痛みは増し、午前中のうちに歯医者に予約の電話を入れた。
しかし予約がいっぱいで、火曜日でなければ対応できないと言われた。

昨日の夜、歯痛のせいでパソコンの電源さえ入れられなかった。
コンタクトレンズさえはずせなかった。
台所へ行っても痛かった。まさに「キッチンハイター」だった。
苦しみもがいた夜だった。
もしも痛みがとれるなら、思いの全てを歌にして君に伝えることだろうと思ったし、
痛みをとるためなら、飛んでイスタンブールへ行ってもいいとさえ思った。

誰もいない海より、独り酒場で飲む酒より、歯痛の方がずっと孤独に感じる。
歯痛は誰もが経験しているとはいえ、
周りはその痛みを全く共有できないし、看病みたいなこともできない。
そして集中力が奪われ、何も考えられなくなるし、人の話もきちんと聴けなくなる。
そうなると行き先は「孤独」以外なくなる。

今日の夜、やっと歯医者に診てもらえた。
この歯痛に比べれば、麻酔の痛みなど感じないに等しい。
麻酔の注射をうたれている時、
大学で同じクラスだった「増井くん」は、今どうしているのかとふと思った。
当時20歳くらいなのに、見た目も喋り方も疲れたおじさんのような人だった。
退職を間近に控えた信用金庫の副支店長のようだった。

その頃から約20年が経過した。
私は変わった。変わってはいけないところまで変わったかもしれない。
変わってはいけないところが誰にもある。
例えば西田敏行氏は、ピアノを上手に弾けるようになっちゃ駄目なのだ。
というか、ピアノを所有するだけでも駄目なのだ。

ピアノといえば、サウンドの基本がピアノであるミュージシャンの中にも
ビリー・ジョエル、ベン・フォールズ・ファイブ、コールドプレイ、浜田真理子など
好きなものはたくさんある。
その中でも、特に好きなのはキャロル・キングである。
とりあえず歯痛の苦しみから解放された夜に聴きたいミュージシャン部門第1位かも
しれない。
歌い方も声もナチュラルなのが最大の魅力だ。
そのナチュラルさの中に、何気ない優しさとさりげない強さがある。
彼女のアルバム「TAPESTRY(つづれおり)」は名盤中の名盤で、
収録されているどの作品も素晴らしいが、
なかでも「You’ve Got a Friend」は、何度聴いても、いつ聴いても、
名曲だなぁと感じる。

そして、ナチュラルであるためには、それなりの実力と努力が必要だと思わされる。
思いのまま好き勝手に生きていくことが、ナチュラルでは決してない。

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