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2018年6月16日土曜日、
札幌市中央区「とまと畑」でのライブに出演した。

セットリストは次のとおり。
1 壊れたままの砂時計
2 さよなら電車
3 あんなに好きだったのに
4 たどり着けない雨の夜
5 傷ついた心の上にも

20180616_01.jpg
この日は、首都圏から来られたericoさんという方が
トリで出演した。
彼女目当てに来店された方々のおかげで、
なかなかのお客さんの入りだった。

erico
さんの歌唱は素晴らしかった。
お客さんを集められる歌だった。
こうした技術やパワーを持っている方のステージでは、
どうやって発声しているのか身体の使い方を観察してしまう。
肩が動かないことや腹部の動きなど、
そうなんだよなぁ、と大いに納得するところがあった。

小さな会場にて近くで見ていなければ気づけないことだ。
youtube
で映像を見たり、ライブ会場で離れた距離から
見ていてはわからない
有り難い機会をいただけた。

彼女のセットリストはバラードが中心だったが、
終盤は、「スタンド・バイ・ミー」と
リトル・リチャードの「Jenny, Jenny」をカバー。
たまーにライブをするだけなのに、
「ロックンロール!!」と殊更に言う中年男や若い男より
よっぽどロックンロールだし、よっぽど突き抜けている。
ロックンロールをできる人のノリを持っている方だ。
自分はまだまだ未熟だし不自由なのだと気づかされた。
20180616_02.jpg

「激しい雨」でのソロ活動においては、
共演した方、お店の方、お客さん、主に45歳以上くらいの方から、
「キヨシロー好きでしょ」、「何かがキヨシローっぽい」などと
言われることがよくある。
ちょっとした歌いまわしや、歌詞のメロディへの乗せ方が
ぼんやりと重なる雰囲気があるようで、私にも自覚はある。

ただ、キヨシローさんの曲はほとんど歌わないし、
というか歌えない。
キヨシローさんの色が濃く、独特のリズム感があるため、
私では気持ちのいいノリを出せないのだ。

ライブの後、少しお酒の入った年上の方から、
「空知のキヨシローだな」と冗談で言われたが、
それはちょっと違うし、世の中のロックファンに失礼だ。
キヨシローさんをリスペクトしているだけであって、
パフォーマンスもスピリットも全く近づけるものではない。

なので私は、その方にこう返した。
「空知のキヨシローだな」
「いえいえいえ、それはもう身に余るというか、
 世間に申し訳ないです。
 僕は、空知のキヨシローというよりは、
 空知のドンファンです」
 

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まずは、私のソロ活動「激しい雨」のライブのお知らせを。
■月日 2018年6月16日(土)19時
■場所 とまと畑(札幌市中央区南4東3)
■料金 1,500円(ワンドリンク付き)
■出演(出演順)
    1900 須藤トモエ
    1930 ジュン
    2000 激しい雨
    2030 Spanish.Glow
    2100 円軌道の幅
    2130 erico.with田村麻美

よろしくお願いします。
                

先週末で新しいアルバムのレコーディングが終わった。
イメージしている音が出せなかったり、
理想的な弾き方ができなかったり、
音を重ねていく過程で構成の甘さに気づいたりと、
実力不足とセンスの無さに苦しみながらも、
真剣に音楽に向き合える時間は楽しかった。

この後はレコーディングをした楽器やボーカルのバランスを
調整してひとつにまとめるミックスダウンという工程がある。
その作業はベースのミチ氏が行い、
私がそれをチェックするのだが、
修正と確認の繰り返しは、結構なエネルギーが必要だ。

しかしミックスダウンを疎かにしたら全てが台無しになる。
油断をするな。
まだ完成していなんだ。
完成したような気になっているが、
冷静に考えて見ると、材料を揃えただけであり、
フライパンに入れて、フライパンを振るのはこれからだ。
あと1か月以内にはリリースされるだろう。
もう少しだ。

とはいえ、レコーディングが終わって気が抜けた。
目指すものがなくなってしまったようで何もする気がしない。
それに加えて、雨と寒さで体調も下降。
そんな中、仕事で留萌へ行ってきた。

ビジネス訪問だったため、フリータイムは昼食時のみ。
久しぶりに「カレー大将」へ。
20180622_01.jpg
留萌に住んでいた2004年春から2007年春までの3年間に、
何度か訪問した店だ。

12時10分頃訪問。
8割程度席は埋まり、カツカレーを食べている人が多かった。
20180622_02.jpg

昼食後も仕事があったので、カツカレーは控え、
完全に守りに入り、ノーマルなカレー(650円)をオーダー。

5分程度でカレー登場。
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見事だ。
これぞルーカレーたるルックス。
見た目のオリジナリティなど薄っぺらいもんだぜ、
と言いたくなるベーシックな装いだ。

味も良い。
奇をてらっていない、安心感のあるコク。
甘みとスパイス感が出過ぎず、いい具合に煮込まれている。

十数年ぶりだったので、当時の味の記憶が薄れているが、
素朴でありつつも、以前より洗練されたような気がした。
食堂やファミレスのカレーとは異なる。
カレー専門店らしい味だ。
それとライスが格段に美味しくなっていた。
20180622_04.jpg
マイナーチェンジを重ね進化したのだろうか。
変わったのか、それとも変わらずに守っているのか。
しかしそんなことはどうでもいい。
美味しいか、美味しくないかが全てだ。
そう、やる気の有無など問題ではなく、
やるか、やらないかが重要であるように。

カレーの美味しいさに勢いづいて、
店内で売られているカレーパン(140円)を持ち帰りした。
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カレーパンは出来立ての温かいものより、
冷めてしんなりしている方が好きだ。
なので、岩見沢に帰宅してから食べた。
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驚いた。
実に美味しい。
特別な味がするわけではない。
きちんとしていて普通に美味しいのだ。

カレーとパン生地がしっかりとくっついているのが良い。
パン生地はかなりもちもちで、カレーと一体になっている。
もしかしたら、これまで食べたカレーパンの中で
一番美味しかったかもしれない。

留萌では偶然にも当時お世話になった方々にたくさん会えた。
おかげで元の気持ちに戻れた。
つまりは元気をいただけた。

美味しいカレーと懐かしい顔。
少し弱り気味だった心と体が軽くなった気がした。
そして思うのだ。
健康な状態よりも、
不健康から健康に近づいていくときの方が気持ちいいと。
マイナスからゼロに戻るだけで気持ちいいなんておめでたい。
反面、マイナスがない状態をキープしても
気持ちいいとは思わない。
失わないと気づくことはできないのか、今の幸せに。



まずは、私のソロ活動「激しい雨」のライブのお知らせを。
■月日 2018年6月16日(金)19時30分
■場所 とまと畑(札幌市中央区南4東3)
■料金 1,500円(ワンドリンク付き)
■出演(出演順)
       1930 須藤トモエ
       2000 ジュン
       2030 激しい雨
       2100 Spanish.Glow
       2130 円軌道の幅

よろしくお願いします。

今回はブックレヴューと「趣味」について。

■山白朝子「私の頭が正常であったなら」(2018年)
山白
インパクトのあるタイトルに興味を持ち読んでみた。
8作の短編が収められている。
いずれもソフトにホラーでSFチックで、
ひんやりとした恐ろしさがじわじわと迫ってきつつも、
つかみどころがないフワフワ感が醸し出されている。
エンディングは「ふ~ん、そうなんだ」と
妙に平常心に戻らせる不思議な空気感がある。

各作品に共通しているのは「喪失」。
死であったり、別れであったり、喪失の形は様々だが、
その悲しみや苦しみを乗り越えられず、
負の連鎖をしていくさまがページをめくらせる。
内容は強烈だが、味付けがあっさりしているせいか、
いい意味で後味が薄い。

■伊坂幸太郎「残り全部バケーション」(2012年)
残り全部
主人公は何らかの悪事をはたらいている人物を対象に、
故意に交通事故を起こさせる「当たり屋」などの裏稼業に
身を置いている。
つまりは主人公も犯罪者であり感情移入はできないが、
真っ当に人助けをしたりする。
登場人物はほとんどが風変わりで、いわばハチャメチャ。
ところがまとまりのあるストーリーに仕上げてしまう
伊坂メソッドを楽しめると思う。

読みたい本がなくなると、伊坂さんの未読作品を読むことが多い。
私の読書は、概ね4冊に1冊はつまらなくて途中で読むのをやめ、
完読した残りの3冊のうち1冊は、
なんだかなぁという感じでブログの記事にはしない。
そういう点で伊坂さんの作品にハズレはない。

相変わらずスタイリッシュな文体で、独特の気高さがある。
2000年代の作品に比べると、
シャープさや強引さが控え目になった感もあるが、
オール・ユー・ニード・イズ・ラブな佳作だと思う。

■朝倉かすみ「たそがれどきに見つけたもの」(2016年)
たそがれどきに
40代、50代の男女の日常生活の中にある
ほんのちょっとした特別なことを題材とした6つの短編で構成。
一日の時間帯で例えると、たそがれどきを迎えた年代ならではの
ほろ苦さ、切なさ、楽しみ、勘違いなどを
微笑ましく、やさしい目線で描いている。

人生のたそがれどきは、朝の希望や昼間の躍動が恋しくなったり、
寒くて暗い夜への不安があったりで惑わされるばかり。
そんな心情をちょうどいい丁寧さで表現しており、
その年代にある私にとっては、「わかるわ~」という箇所も多く、
落ち着きがありつつ芯のある文章と相まって非常に楽しめた。

■小山宙哉「宇宙兄弟」(2008年~)〈漫画〉
宇宙兄弟
宇宙飛行士の弟と、宇宙飛行士を目指す兄の話。
現在も「モーニング」にて連載継続中。
大ヒット作であり、映画化もされ、
なぜこのタイミングで、とは思いつつも、
第1巻から第20巻まで読んでみた。
想像とはまるで違う実直さとファンキーぶりに
どんどん引き込まれた。

宇宙飛行士になることの大変さを知った。
自分からあまりに遠い世界のことなので考えたことがなかった。
狭い空間、しかも無重力状態での長期間の共同生活。
国籍や性別や年齢が異なるメンバー。
学力、体力、精神力、人間的な強さと奥行き。
世界で選ばれた人しか宇宙飛行士にはなれないことに
今更ながら気づかされた。

意外にもしっかりと伏線が張られている展開。
面白さを引き出す巧みな前フリ。
予期せず発せられる名言の数々。
困難に立ち向かいつつも、コミカルな場面を絡めていく展開。
登場人物のキャラクターも魅力的に棲み分けられ、
間や表情の変化など、漫画ならではの面白さにあふれた
素晴らしい作品だ。

                         ◆


誰かに「趣味は何か」と聞かれたり、
職場関係の書類など何かに趣味を記入しなければならないとき、
「読書」にする。無難だからだ。
書いても(言っても)大丈夫というときは
「音楽活動」もプラスする。
「AMラジオ」、「遠足」、「無人駅」、「坂道めぐり」
などは触れない。
他者に伝える私の趣味などどうだっていい。
趣味は純粋でありたいし、
そのためには一定程度密やかにしておきたい。

私の趣味ラインナップはいずれも、
それをやること自体が目的であり、
それをやるとこういういいことがあるとか、
何かの役に立つというものはない。
そう考え始めたら趣味が不純になり、つまらなくなる。
理解してほしいとか、何かのために、
と思ってやっていることは私の物差しでは趣味じゃない。
だから趣味を大切にしたい。



私のバンド活動「THE HEART OF STONE」の、
オリジナルアルバムとしては11枚目となる作品の制作が
大詰めを迎えている。

昨年4月から、概ね3曲ずつ、4回にわけて
レコーディングを行ってきた。
5月26日土曜日に、収録する全11曲のボーカルと
ハーモニカ及びパーカッション系(タンバリンやマラカス)を、
6月3日日曜日に、コーラス録りとギターの部分直しを行った。

残されたレコーディングは、
「魔法のブーツ」のギター(チューニング不完全により再録)と、
「すわりのいい夜」のイントロなどを奏でる笛系の楽器のみ。
この「笛系の楽器」はオカリナを予定していたが、
いざ録ってみると、演奏と馴染めない感じがして消沈。
「鍵盤リコーダー」なる楽器を使って来週再度トライする。

レコーディングは普段の練習スタジオである「スタジオミルク」と
共和町に住むベースのミチ氏の近所にある
通称「共和スタジオ」にて、
コンパクトな機材により完全マイセルフで行っている。
というか、録音機材の操作は全てミチ氏がやっているので、
正しく言うと完全ユアセルフであり、
厳密に言うと完全ミチセルフだ。

アルバムのタイトルはcrossover」(クロスオーバー)
収録されるのは11曲。
曲順も決定済。
アルバムのジャケットや歌詞カードもほぼできあがっている。
ジャケット写真に写る私のポジションを中央にするか、
あるいは少し右に寄せるか。
それと、アルバムタイトルの位置と文字の大きさの調整を
残すのみだ。

ちなみに、これはボツになったジャケット写真。
20180605.jpg

「人間(私)の面積割合が高すぎる」、
「CDジャケットではなく、ポスターやチラシっぽい」などの
意見により使用を回避。
採用されるジャケットは建物メインのデザインになるだろう。

レコーディングの中で最もさくっと終わったのはボーカル録り。
11曲を3時間ちょっとで録った。
ほとんどの曲を1テイクか2テイクで終了。
音程のズレが気になる箇所はあるもののノリや雰囲気を優先し、
オッケーオーライにした曲もある。

ボーカルよりもコーラス録りの方が時間を要した。
コーラス・パートがあるのは10曲。
全て私がやった。
というか、練習やライブではコーラスを入れていないので、
普段やっていないことを、
レコーディングであるのをいいことに「盛った」というわけだ。

普段はコーラスを入れていないので、
やってみて初めてフィットするかどうか、効果的かどうか
客観的に確認できるという状態であり、
試す過程と本番が同時である。
なので、一応レコはしたものの、
「このハモリのフレーズは合わない」、
「この箇所にコーラスはなくていい」などの理由により、
使わないことにした箇所もある。
そういうボツ箇所に限って録音に時間がかかっているものだ。
逆に言えば、フィットする場合は、すんなり終わるわけで、
ぱっとしないときは、早々に見切りをつけるべきなのだ。
そんなこんながありつつ、7月の前半にはリリースできるだろう。

50歳を過ぎてなお、誰にも求められていないのに、
新曲オンリーでアルバムをリリースすること。
これはもう純粋な自己満足だ。
わかってほしいとか、認められたいとかそういうことじゃなく、
自分がやりたいことを形にするという
ある種の自分に対する使命感と達成感が動かしている。
それが許されるのが私の音楽活動であり、
そうなるように環境を整えてきた。

仕事じゃそうはいかない。
お金をもらってやることは、
お金をくださる人のためにやるのが当たり前であり、
本意であろうがなかろうが、
仕組みの中で与えられた役割を果たすことが基本だ。
仕事が大変だとか、功績をあげたとかというのも、
対価があるのだから、ある意味バランスがとれており、
特別なことでもない。

金銭を生み出さない、誰かのためでもない、
ほめられたり、認められたりもない。
なのに、
詩と曲を作りアレンジをする。
理解のあるメンバーのおかげで時々ライブができて、
何年かに一度アルバムをリリースする。
そういう一連の活動こそ自己満足という対価であり、
私にとっての価値なのだ。
こうやって自己正当化している。
趣味はいいぞ。




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