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7月29日土曜日、帯広市「HIPSTER」での
ライブに出演した。

ライブ前日の夜は宿泊先を確保に苦戦した。
キャンセルにより空室が出ないかと、
20分おきにサイトの情報を更新するなど悪戦苦闘。

空室が現れたので、ホテルの情報を確認し、
必要事項を入力するも、入力中に予約されてしまう場面もあった。
市街地から少し離れた旅館などに直接電話をするも空室なし。
しかし粘りに粘り、音更町のビジネスホテルをなんとか確保した。

音更町の歌屋でリハーサルをし、
音更町の「トカトカ」のパンを食べ、
音更町のモダ石油で給油した。

3か月ぶりの十勝に心を癒された。
国道38号線沿いに立ち並ぶ白樺。
予定にはなかったが、「白樺の街」を唄うべきだと思った。
素直になるべきだ。
素直は予定に勝るモチベーションだ。

セットリストは次のとおり。
1 魔法のブーツ
2 白樺の街
3 ほどほどに
4 あんなに好きだったのに
5 潮時
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最近40日の不調を忘れた30分のステージだった。
ES335をローランド社のジャスコーラスにつなぎ、
マイクロフォンにむかって声を出し、 聴こえてきた音がしっくりきた。

6月以降は、練習でも本番でも、
「なんか違う」、「なんでこういう音の返りになるんだ?」と
不調和で不自然な感覚に悩まされてきたが、
この日は私からアウトされるものと、
私にインしてくるものが一致した。

久しぶりにリラックスして力を注ぎ込めた。
プレイヤーとしても、オーディエンスとしても、 いいテンションで楽しめた。
それは会場に来られた方々のおかげ様であり、
十勝の空気に触れて、心が落ち着いたことによるものだろう。
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出演者の皆さんと最後に記念撮影。
ジョニーさん(前列)が実にいい表情をしている。
ギブソンさん(後列中央)の使い込まれたJ-45に感動した。
60年くらい前のモデルらしく、素晴らしい音がした。
藤原さん(後列右)の美メロと安定した歌唱力にほっとした。
振り返ってみると、私が帯広で共演したのは藤原さんが一番多いかも
しれない。

ぷらぼさんや拓郎さんなどに会えたのも嬉しかった。
「久しぶりですね」や「ご無沙汰していました」は元気をもらえる。

ライブ後、「鳥彦」で打ち上げ。
鶏の唐揚げは絶品だった。
思いのほか量が多く、2か月分を一晩で食べた感じだ。
帯広は鶏の唐揚げのマチだと改めて思った。
ジョニーさんとも、色々な話ができた。
ほとんど忘れてしまったが。

1時過ぎまで飲み、熟睡した。
妙に寝起きがすっきりしていたので30分ほど歩いた。

午前9時30分頃から、クロスバイクで帯広市内を
東へ西へとぶらぶら走った。

柏葉高校付近の歩道には自転車専用道が新設され、
柏林台の「ニトリ」と「アイモールいちまる」が無くなっていた。
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フクハラでコーヒー豆乳を買って飲み、
ダイイチで十勝大福本舗の大福を自宅用に買い、
変わらずにいるレジの女性にほっとした。

果たして昼食は何を欲するだろうか脳の指令を待ちながら、
クロスバイクを走らせた。
脳が寄越した指令はルーカレーだった。
またインデアンに行ってしまうのかと思い始めたので、
インデアン以外の店に向かうが、3軒立て続けに定休。
こうなると脳はインデアンの味しか送ってこない。
しかし、またインデアンに行っては妙味がない。
そこで思いついたのが、インデアンカレーと同じ会社である
「ふじもり」のカレーを食べてみることだった。

「ふじもり」のカレーはインデアンと同じなのか、違うのかを、
これまで帯広市民20人以上に聞いてみたことがあるが、
正確に回答してくれた人はいなかった。
長く帯広にいる大人は、ふじもりには行かないのだろう。

そんなわけで疑問を自ら解明する時が来た。
入店は11時45分。混んでいた。
タイミングが良くすぐに席を案内されたが、
あと5分遅かったら入口待機だった。

最初からカツカレーを食べようと決めていたが、 一応、メニュー表を見る。
3年以上抱えていた疑問が、食べる前に解消されてしまった。
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「当店のカレーは、カレーショップ・インデアンのインブアン・ルー
を使用しています」。そういうことだ。

水とともに、ふじもりアイデンティティたるメロンソーダ登場。
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シロップっぽい味だ。
そして炭酸弱めだ。
なので味的には、なんということもないが、
メロンソーダが出てこなかったら、どうして?と思うので、
結局すべてはオーライ、オーベイベーなのだ。

混んでいたせいか、カツカレー登場まで20分を要した。
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インデアンの店舗で出される時のようなホット感がない。
だが味は紛れもなくインデアンカレーだった。
カツも、インデアン店舗と同じく、横切り+縦切りだった。
ライスの量に比べてルーが少なめなのも同じだった。

やっぱり美味しい。
甘みとコクのバランスが絶妙。
道央にはこういうカレーがない。
スパイシーすぎたり、家庭的すぎたりする。
帯広に住んでいたときは、いつでも食べられるからと思い、
年に3、4回くらいしか食べなかったが、 離れると求めてしまう。
人はそういうものだ。
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十勝に行って、リフレッシュできた。
歌い、飲み、走り、食べた。
私の中に十勝が不足していたのだろう。
景色もそうだが、道の広さ、車の量と流れ、空気感など、
あらゆるものがしっくりときて、
時間もないのにゆっくりできた気がしたし、
落ち着ける家もないのに落ち着けた。
もっと自由な気持ちになっていいんだと思えた。

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7月29日土曜日に帯広へライブに行く。
ゴールデンウイーク以来になるが、その時は日帰りだったため、
ゆっくりとできなかったが、今回は一泊する予定だ。
それなりにお酒を飲み、それなりの時間まで、
夜と朝の帯広を楽しんでこようと思っている。
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ところが宿泊予約ができずにいる。
ホテルが空いてない。
というか、空いているホテルはあるが、べらぼうに高額だ。
土曜日の帯広はホテルを確保できないのがスタンダードになったのか。

こうなりゃ直前キャンセルが発生することを想定して、
前日あるいは当日予約でトライするしかない。
確保できなければ車中泊だ。
車中泊では翌日へのダメージが大きい。
せっかくの十勝サンデーを不満足な体調で過ごすのはもったいない。
なんとかホテルを確保したいが。

できることなら、OCTVが見られるホテルがいい。
「とかち青空放送局」と「十勝しんや倶楽部」を観たい。
これらの番組をだらっとした体勢で、なんとなく見ていた頃が恋しい。
十勝は、そこに普通にあるものが決定的に素晴らしい。

                      ◆


さて、今回はブックレヴュー。
この2か月ほどは、心を落ち着け、生活を安定させるために、
おとなしく読書をした時間が多くあった。
そんな読書の季節の中で満足度の高かった4冊を。

■雫井脩介「検察側の罪人」(2013年)
   検察側の罪人
彼は過去に幼女殺しの疑いがかかるも、
決定的な証拠がなく、逮捕に至らなかった中年の男。
その事件は既に時効となっている。
しかし、未だに彼が犯人だと思っているベテラン検事がいた。

老夫婦の刺殺事件が起こる。
老夫婦の関係者を洗い出すと、その中に例の中年男の名があった。
ベテラン検事は中年男を犯人に仕立てるかのような強引な言動が
目立ち始める。
それに疑問を感じ、独自に動き出す部下の検事。

部下検事の容疑者に対する追及は不快な気持ちになり、
ベテラン検事の暴走ぶりに苛立ってくる。
なのに読めてしまうし、読みたくなる。
嫌悪感はあるのに拒否できない文章の強さがある。
最終的に真相がうやむやなところはあるが、
それもまたミステリアスで、ありかなと。

■佐藤正午「月の満ち欠け」(2017年)
   月の満ち欠け

瑠璃(るり)という名前を持つ複数の女性を巡る物語。
序盤は登場人物の関係が見えず、
雲をつかむような気持ちで読んでいくしかないが、
ひとり一人の生い立ちを語る章に入ると、
登場人物を結ぶ線の色が次第に濃くなっていき、
すっかり引き込まれた。

そうした「つながり」が物語の核ではあるが、
それぞれの瑠璃の数奇な人生が、ときに異様に、ときに切なく語られ、
それだけでも成り立つような面白さがあった。

筆致が滑らかだ。
流れるように読める。
現実的ではない設定、展開ではあるが、
そこに疑問は感じないし、非現実的だから良くないということもない。
不可思議で奇怪だが、どこかロマンチックなストーリーだ。

■新堂冬樹「血」(2017年)
   
新堂冬樹/血
強烈だ。
高校一年の女子生徒を取り巻く、両親をはじめとした親族。
誰もが邪悪で愚かだ。
彼女は、自分に流れているのと同じ血を断つという目的のために、
親族を次々に殺害していく。
それだけの物語だ。

親族の品のなさ、卑しさ、小賢しさ、しつこさなどを
徹底的に書き切っている。
コメディ感さえある。
そして、ひたすら殺害を進めていく。
その勢いが凄まじい。

思想や哲学やメッセージ性みたいなものが一切ないのが良い。
圧倒的な展開に引きずられ、嫌なのに読まされてしまい、
最後は何も残らない。
ある意味鮮やかでもある。
それだけに、エンディングの失速感というか、
彼女の強烈なキャラクターが、最後によれたのがやや残念。

■東山彰良「僕が殺した人と僕を殺した人」(2017年)
   
僕が殺した人
1980年代の台湾と2015年のアメリカが舞台。
1980年代の台湾で、ケンカや遊びに明け暮れる悪ガキ4人。
複雑な家庭環境、海外からの文化の流入、混沌とした台湾社会で、
悪ガキ4人は成長していく。
しかし、その成長は歯車を狂わせてもいく。
そして2015年。
彼らは全く異なる環境で、全く異なる立場にいた。

泥臭いのにクールな東山ワールドを楽しめる筆致。
愚かで、馬鹿馬鹿しく、ハチャメチャではあるが、
ちょっと詩的で疾走感のあるスタイリッシュな文体。
こういう文章を読んでいるとワクワクする。

とりわけ台湾編の出来事は非常に克明に描かれている。
エピソードのひとつひとつの掘り下げ方がすごい。
アメリカ編の後半、「そっちだったのか」と意表を突かれた。
ミステリアスな要素もあるし、深みもある。
読み終えて1か月も経っていないが、再読したいと思っている。

                      ◆

不調打開のためには、何かを始めることより、
まず、何かを変えるか、何かをやめるかだろう。
先日、実家に帰ったら、過去になんやかんやのお返しでもらった
未使用のバスタオルがとんでもなくたくさんあったので、
数枚持って帰ってきた。
そして、我が家のバスタオルを総入れ替えした。
増やしてはダメだ。
バスタオルのアップデイトでまずは様子を見よう。


ブログを1か月更新できなかった。
公私にわたり不調だったからだ。
油断をすると様々なものが崩壊しそうだったので、
最低限の平常心を保つため、睡眠と食事と仕事をとにかく優先し、
他のことは「何もできなきゃそれでしかたない」と割り切って
過ごしていた。

しかし、睡眠と食事と仕事以外のことが滞るのは
また新たなストレスを生む。
こんな時期ってあるよな、と言い聞かせつつ、
ストレスとの上手な付き合い方はないものかと迷走中だ。

もう2週間前のことだが、
今年初のザ・ハート・オブ・ストーンのライブもいまひとつだった。
というか、私自身が不出来だった。
調子は悪くなかったが、リハと違う音の返りに混乱し、
それを修正することも、それに順応することもできず、
動揺したまま終わってしまった。
MCもなし。
最初に「よろしくお願いします」、最後に「ありがとうございます」と
あいさつのみ。

セットリストは次のとおり。
1 準備はいいか
2 大豆を転がせ

3 不眠の歌
4 いい知らせが聞きたい
5 ほどほどに

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4曲目以外は、バンド・スタイルで初めて披露した曲だ。
また、私の新しいギター「ES335」のバンドデビューでもあった。
しかし、うまく使えなかった。
ギターのクセをきちんと把握できていなかった。
まだ仲良しになれていなかった。
そのことで未だにくよくよしているし、もやもやしている。

この2週間はテレビもあまり見ず、
パソコンの電源も滅多に入れなかった。
なので、松居一代氏の騒動も知らなかった。

この1か月で本はたくさん読んだ。
食事、読書、睡眠を3回繰り返しただけの雨の休日もあった。
「月の満ち欠け」(佐藤正午)、「血」(新堂冬樹)、
「サブマリン」(伊坂幸太郎)、「検察側の罪人」(雫井脩介)など、
今月読んだ作品はどれも読み応えがあり「あたり」だった。

キャリアウーマンに扮した高畑充希に見とれて、
「いい」とつぶやく堤真一の表情に笑った。
岩見沢の天狗まんじゅうは美味しいし、
最近になって、苦手だった森永の甘酒が美味しいと感じるようになった。
決して悪いことばかりではない。

心の中では色々と渦巻いているが、
とにかく日常生活を丁寧に繰り返すことが基本だろう。
そこにリズムが生まれ、そのリズムの中に
いいことも悪いことも、それなりに取り込んでいくことだ。
正しいのかどうかはわからない。
試している状態だ。
試練みたいなものだろう。
今月は試練月間ということで、もう少し雨宿りをしていよう。




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