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2015年8月29日土曜日、
帯広市のライブハウス「チャボ」で行われた
石田ショーキチさんのライブのオープニングアクトとして出演した。

セットリストは次のとおり。
1 古びた喫茶店
2 トビラ
3 ゆとり

2015082901 

3曲のみではあったが楽しめたし、3曲ならではの完結をさせられた。
今回もまた技術面でも精度の面でも反省するところはあったものの、
また少し歌いきれるようになったという小さな進歩も感じた。
2015082903
石田さんのライブは素晴らしかった。
音楽もギターも身体の一部になっている。
自然体で柔らかく、それでいてパワフルでもあり、
改めてプロは違うなと圧倒されるとともに、勉強になった。

一年前にも、石田さんのオープニングアクトをやらせていただき、
いたく感動。
その後の私のアコースティック活動の大きな原動力となった。
今回は、チャボのマスターから石田さんが来られることを聞き、
1曲でもいいからと、出演を懇願して実現したものだった。

2015082902
ライブが終わって帰宅し、家で飲酒をしながら、
その日のライブの映像を見たり、録音したものを聴く。
その時間がまた楽しい。
ところが、調子にのって、余計な箇所をカットしようと
ビデオカメラをいじっていたら、なぜか全て消去してしまった。

がっかりだ。
消去してから2日経ったが、まだがっかり継続中だ。
ただ、石田さんのライブフォトは消去せずに済んだ。

石田ショーキチさんが自らのライブのMCで、
私の曲について、「大人の切なさのある歌詞」と評していただき、
とても嬉しい気持ちになった。

今回の3曲は、それなりの経験をして中年真っ只中となった今、
枯れていくことへの愛おしさや、
うまくいったり、しくじったりしながら、
自分の器の大きさや形が作られていくことを歌っている。
力みがなく、ちょっとお気楽感覚でもある。
それを「大人の切なさ」と感じていただけたのは光栄だ。
明日へのやる気につながる有り難い言葉だった。

自分のライブ映像とフォトは消えてしまったが、
石田さんの言葉は残った。
つまりはグッドでナイスな夜だったということだ。


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2015年8月23日日曜日、帯広市の「北の屋台」中央広場で
行われたアコースティック・ライブに、
「激しい雨」名義で出演した。

セットリストは次のとおり。
1 ゆとり
2 トビラ
3 何かが足りない
4 白樺の街
5 無人駅のブルーズ

20150823_北の屋台1 
このイベントは北の起業広場協同組合の主催で、今回が初開催。
北の屋台の通りのど真ん中にスペースを作ってのライブだった。
開店したばかりの店もちらほらある夕方の時間帯。
ライブ中も、演奏者とオーディエンスの間を、
何の配慮も遠慮もなく、人が行き交う状態だった。

しかし、そんなことは想定済みだ。
それが屋台空間の自然な状態であり、
むしろリラックスしてできたように思う。

北の屋台という帯広を代表するスペースで
ロック・ミー・ベイベーな活動ができたことは
とても嬉しく、有り難く、思い出にも記念にもなるだろう。

主催者の皆さんは、開催までに色々とご苦労があったかと推測するが、
適度なサイズで、ラフな雰囲気で、ナチュラルに音楽が存在する
素晴らしいイベントだった。
参加させていただき深く感謝です。

20150823_北の屋台2
我々のパフォーマンスについてだが、
まだまだ曲が自分のものになっていないことを痛感した。
根が座っておらず上滑り気味。
序盤はそんな感覚だった。
録音して、ライブ後に聴いてみたが、
思ったよりも輪郭が弱く、音をつかまえきれていないと実感。

それでも小さいながら進歩はある。
課題や反省点は必ずあるものの、
「激しい雨」はライブをするたびに、ちょっとずつ良くなっている。

課題を発見できる幸運と、またトライできるチャンス。
なんて幸せなことだろう。
日々感謝だなと改めて思う。



劇団四季のミュージカル「キャッツ」を観た。
私はミュージカルに詳しいわけではなく、
特に好きというわけでもない。
これまで、劇団四季の別の二作品を観たことはあるものの、
胸が震える感じはなく、その後の人生に影響を与えるものでもなかった。
ただ、プロって凄いなという感心や敬意はあった。

そんな私がなにゆえキャッツを観に行ったのか。
一言で言うならば「興味」だ。
もう少しかみ砕いて言えば、「疑問を解決するため」だ。

キャッツは、これまでも何度か札幌でロングラン公演をしている。
まずそれが凄い。
しかも、劇団四季専用のシアターを建設して公演しているのだ。
さらに、数ヶ月にわたって、週に5~6日公演し、
日によっては一日二公演ということもある。
にもかかわらず、チケットは完売となっている場合がほとんど。

そこまで観られているキャッツとはどういうものなのか、
かねて疑問だった。
と同時に興味をかき立てられた。
以前にも観に行こうとしたが、
チケットがとれる日とマイスケジュールが折り合わず断念した経過が
あったので、今年の公演はなんとしても体験したいと考えていた。

もちろん、疑問の解決だけが理由ではない。
私は芝居を観るのが好きだし、音楽も好きだ。
ダンスは引き寄せられるものはないが、
たとえ関心がないことであっても、
これぞプロたるパフォーマンスは素直に賞賛するし、感動もする。
なので、ミュージカルには精通していないものの、
抵抗は全くないという下地があってこその鑑賞だったのだ。

そこには、普段味わえない何か凄い「非日常」があるのではないか。
そうした期待もあった。

2015081301
キャッツシアターは、シアター内での写真撮影が一切禁止だった。
ロビーも通路も禁止だった。
席に着いたら、係員の方に着帽は禁止だと告げられた。
そんなルール設定までされているのか。

予定の時刻ちょうどに公演は始まった。
冒頭から繰り広げられる完成度の高いダンスと歌。
身のこなしが素晴らしかった。
皆、猫を演じているのだが、
軽く、柔らかく、それでいてキレがある。

特に床をはっている姿は、
足の運びや上半身のしなやかさなど、まさしく猫のようだった。
起立歩行さえも、もし猫が起立歩行をできるのなら、
こういうふうなに歩くだろうなと思わせるものだった。

相当な身体の柔らかさと体力が必要だし、
それをキープするためにも、日々かなりの自己管理をしていることが
冒頭10分で否応なく感じた。

そして私は睡眠をしてしまった。
30分以上続いたと思う。
「メーモーリー」という歌声で目が覚めた。
そして、その曲が終わるとまた眠ってしまった。

完全に言い訳ではあるが、書かせていただこう。
この公演の前一週間ほどは、仕事において深夜勤務や、
不規則な夜間待機状態にあり、非常に落ち着かなかった。
キャッツを観に来られることが確定したのも、
前日の夜10時過ぎだった。

公演当日の朝、帯広から札幌へ向かう車中でも、
眠気との戦いとなった時間帯もあり、
いつもよりも多く休憩をとりながらの道中だった。

だとしても、公演中に眠ってしまったのは不覚だった。
公演は、開始1時間で前半が終了し、20分間の休憩となる。
十分に睡眠したものの、なんとなく身体が重たい。
眠り過ぎたのか。

2015081302

そうこうしているうちに、後半がスタート。
観て初めてわかったのが、芝居のように明確なストーリーが
あるわけではないということ。
様々な猫をフィーチャリングして、
その猫の過去のエピソードや現在の有り様を、
歌とダンスで表現するものだった。

個々の身のこなしだけではなく、一体感やまとまりも素晴らしい。
どれだけ練習しているのだろう。
どれだけの情熱を必要とするのだろう。
全く手の届かないレベルの高さに圧倒された。

その結果、失礼ながら後半も眠ってしまった。
しかし、20分くらいだったと思う。
ラスト30分は完全にウェイクアップ状態だった。

これは好きな人なら、何度も足を運ぶだろうなと思った。
最後には、猫たちが客席におりてきて、
通路に近いお客さんと握手をしていた。
通路から遠いのに、通路近くに行って握手をしている人もいた。

余談だが、私は例えば芸能人だとか有名人だとかと
握手をしたいと思ったことはないし、サインにも全く価値を感じない。
ライブ会場で出演したアーチストのCDを買ったら
サインをする場合があるが、私はお断りさせていただいている。

旅番組などで芸能人がアポ無しでどこかの街を訪れた際、
そこの一般住民が「握手してください」と求める気持ちは
理解できなくはないが、
芸能人に迷惑をかけてまでするかね、と思ってしまうし、
握手に何の有り難みや利点や優位性があるのか。

そういうわけで、キャッツではプロの凄さを見せつけられた。
そこに「非日常」はあったのか。
結果的には、公演前一週間の不規則勤務と待機状態が「非日常」で、
公演中は、凄いなと思いながらぼうっと観て、眠くなったら眠り、
非日常感を味わえなかった。
「非日常」を味わうつもりが、
むしろ「日常の縮図」になったかのようだった。

とはいえ、良い体験をさせていただいた。
出演者の皆様、ありがとうございました。



おもちゃを買うのは、トイザらスか、西松屋か。
いや、「おおいえ」だ。
10_おおいえ

薬を買うのは、ツルハか、サツドラか。
いや、「アライ大学堂」だ。
09_アライ大学堂
1980年頃、世の中に「DIP」なる整髪料が登場し、
初めて見たのも、買ったのがこちらの店だ。
ちなみに、ムースなる整髪料が登場したのはその後だ。

そう、ここは岩内町。
後志西部における中心的な町だ。
しかし、1970年代から1980年代に
お客さんであふれていた店の多くは無くなった。
そんな中、菓子店だけは、しぶとく生き残っている。
とはいえ、なんとも物憂げな雰囲気が漂う。

そこで、岩内スイーツを応援すべく、
3回にわたってPRをすることにした。
今回がその2回目。
岩内一中の通学エリアにある菓子店を2店紹介したい。

まずは、「ふじた」
07_ふじた01
ケーキなど洋菓子中心の品揃えなのは、今も昔も変わらず。
中高生の頃の私にとっては、なんとなく敷居の高い店で、
ここでケーキを買うのがた夢のようでもあった。

和菓子系のメイン商品がこれ。
08_ふじた02
「いわないっ子」は、ノースマンを薄くしたようなお菓子。
黒あんがベーシックだが、白あんもいい。
というか、年々私は白あんが好きになっている。

例えば、ますやパン(帯広)にしても、
あんパンよりも、白あんパンを買うことが多いような気がする。

いなかクッキーは、固めのボリボリしたクッキー。
甘味は抑えられ、結構な大人味である。

自宅で飲酒をしているとき、勢いで一気に食べてしまい、
パッケージから取り出した状態の写真を取り損ねた。

もう1店が「たつや」
27081201_タツヤ
岩内町民にとっても、周辺町村の住民にとっても、
最もメジャーなお菓子屋だろう。
直近では6月下旬の土曜日の夕方に訪問したのだが、
入れ替わりお客さんが来店していた。

27081203_タツヤ 27081202_タツヤ
子供の頃、「たつや」のお菓子を食べ放題してみたいと思った。
今なら自由になるお金の範囲内で実現できる。
しかし、食べ放題となると、大味になるというか、
ひとつひとつの商品の有り難みが希薄になるようで、
積極的な気持ちになれない。
限られたものを大事に食べた方が美味しい。
もう少し食べたいという気持ちを残すくらいがいい。

お菓子だけではない。
焼き肉食べ放題だとか、バイキング食べ放題の場合、
なぜかテンションが上がらない。
味わうことより、たくさん食べることに重きが置かれる感じが、
ハートのわくわく感に結びつかないのかもしれない。

「たつや」の看板商品はこれだろう。
27081204_タツヤ
品名が「いやいや岩ちゃん内ちゃんでないかい」(130円)。
正直面倒だ。
何度もこれを食べているが、商品名を口にしたことはない。
このお菓子を知っている人なら、
「カボチャの種が入っているせんべい」と表現しているはずだ。

しっかりとした甘さがありつつも後味すっきり。
ベニヤ板ばりに固いが、
ふんだんに入っているカボチャの種と相まって実に香ばしい。
飽きない味で、いつでも、いくつでも食べられそうな気がする。

27081205_タツヤ
これは、「西積丹」(130円)という商品。
しっとりしたスポンジ生地の中に、粘り気の強いあんが入っている。

27081206_タツヤ
どら焼き(190円)は結構大きめ。
皮にしっかり甘味があるタイプ。
粒あんを使用。量は少なめ。
普通に美味しい。

岩内スイーツシリーズはまだ続く。
(次回は別の記事になると思われるが)

この数ヶ月帰省する度に岩内町のお菓子屋を訪問したが、
改めて思ったことは、
子供の頃にあった店が、今も変わらず同じ場所で営業していることは、
それだけで素晴らしいことだし、有り難いということ。
何かほっとするし、穏やかな気持ちになる。

商店に限ったことではない。
「人」にしても同様。
特別な何かはなくても、
そのまま存在していることは結構大事なのだと思う。


1970年代から1980年代の話。
本屋といえば、「こばやし」か「いながき」。
文房具といえば、「森嶋」か「江川」。

これだけで何を言っているのか理解できるのは、
岩宇(がんう)関係者だけだろう。
そう、岩内町のことだ。

ちなみに岩宇(がんう)とは、岩内町、共和町、泊村、神恵内村の
4町村の総称である。
岩宇の象徴的な景色のひとつがこれ。
00_岩宇

岩内町は、岩宇の中心的な町であり、
1960年代から1970年代は2万5,000人を超える人口を有していた。
それがいまや1万3,000人台にまで落ち込んでいる。

帰省した際、時々岩内のまちなかをぶらつくのだが、
その度に疲弊感の激しさに胸が痛む。
後志地方において要所となる町は、岩内町、倶知安町、余市町である。
倶知安町、余市町と比べて、岩内町の廃れぶりは顕著である。
現在住んでいる十勝管内の町村と比べても、
岩内町の元気の無さは凄まじい。

そんな中、今年の春先、町内をぶらついていて、ふと思ったのが、
菓子店はしぶとく残っているということだった。
私が10代だった頃にあった菓子店が、今も営業している。
ただ、品揃えは減り、翳りが見える店が多かった。

その時私は思った。
岩内スイーツを放ってはおけないと。
定期的に大量買いをすることはできない。
不定期に少量買いをすることしかできない。
しかし、PRをすることはできる。
できるならやろう。
というわけで、今回から3回にわたって、
岩内スイーツを紹介させていただく。

今回は「新月」(しんげつ)だ。
01_新月270808
営業している気配のない外観だが、これでしっかり営業中。
昔も今も訪れている店である。

新月の看板商品は「どら焼き」(160円)。
02_新月270808
見た目でわかる、間違いのない安定感と気品。
これより美味しいどら焼きに私は出会ったことがない。

練りの強いあんは、しっかり食感でありながら上品な甘味。
皮はしっとり感がありつつ、ふわっと感もあり、そのバランスが絶妙。
皮だけでも商品化してもらいたいほどだ。
03_新月270808
奇をてらわず、伝統を守り続けた丁寧な作り。
ほんとうに素晴らしい作品である。
銀座なら500円でも売れるのではないか。

実家では、法要だとか、何かのお礼だとかの際、
このどら焼きをチョイスすることが多い。
04_新月270808
私も時々、大人買いをする。
お土産にしたり、冷凍保存をしておいて、たまに食べている。

新月は、日によっては、どら焼きしか売っていない時がある。
7月下旬に訪問した際は、落雁、最中、マドレーヌなど、
商品が豊富だった。
05_新月270808 06_新月270808

そこで、どら焼きのほか、最中と水まんじゅうを購入。
07_新月270808

最中も実に美味しい。
08_新月270808 09_新月270808
あんの密度が濃く、食感も甘さもしっかりしている。
皮もしっかりしている。
たやすく崩れて、ぼろぼろになることがない。
完成度の高い最中だ。

水まんじゅうは、初めて食べた。
10_新月270808 11_新月270808
食感に感動する。
やや固めなのが、品の良さを醸し出している。

甘さは控えめながら、余韻が上質で、高級感がある。

12_新月270808 13_新月270808
*どら焼きのパッケージは今年の春まではシンプルだった。

店の外観は、営業しているのかどうかもわからないし、
品揃えも日によって異なる。
しかし、とんでもなくレベルの高い和菓子店である。
とりわけ、どら焼きは世界に通用する大傑作だ。
インパクトがあるわけではない。
とにかく丁寧な仕事ぶりがうかがえる。
そして結果的に、普通な感じに着地させている。
そういうところも愛おしくなる。

岩内町民や岩宇関係者で、新月のどら焼きを絶賛する人は
少なくないと思う。
ただ、岩宇という非常に狭い範囲において有名な一品である。
岩宇以外の地域では知られていない。
倶知安方面や余市方面の人も知らないだろう。
「食」を題材にしたメディアも全くキャッチできていない。
それがちょっと嬉しかったりもする。
まさに孤高のどら焼きだ。

岩内町といえば「新月」。
新月といえば「どら焼き」。
そう認識されていないことを、逆に誇りにしたくなるほど、
もっと知られてほしいようで、知られてほしくない、
貴重で重要で大切な一品である。

岩内町へ行った際は、ぜひどうぞ。



8月2日日曜日、朝5時、JR帯広駅。
20150802広尾1 
休日の早朝、なにゆえ、そこにいたのか。
クロスバイクで出発をするためだった。

どこへ向かったのか。
広尾町だ。
帯広駅から南へ約85kmのところにある町だ。

私はクロスバイクで遠出をする場合、
休憩やちょっとした寄り道込みで、
1時間に15km進むことを目安にしている。
85kmとなれば、6時間近くかかることになる。
そこで朝5時に出発したのだ。

往路は国道236号線をひたすら南下。
早朝なので走る車は非常に少なく、
クロスバイク・ライダーにとっては快適。

走り始めて1時間を過ぎた頃、空腹で力が入りにくくなった。
そこで、6時20分、幸福駅にて朝食。
20150802広尾2
買い置き、冷凍しておいたトカトカの菓子パン3個を食す。

十勝の一般道は坂道とトンネルが極めて少ない。
これならクロスバイクで、かなり色々なところへ行ける。
日帰りの限界は広尾町か。
でも、往復で170kmか。
これはきちんとした準備と覚悟をもって挑まなければ為し得ない。
無理かな。
でもトライしてみたい。
1年半前、帯広に住み始めてから、そんな思いがずっとあった。

今年は春先からクロスバイク活動が順調だった。
遠出は新得町、本別町、足寄町に行った3回のみだったが、
普段、週に2回程度、早朝に1時間ほど走るようになり、
昨年までよりもクロスバイクへの親密度が増していた。
体調も昨年に比べて数段良い。

広尾町まで行く土台はできた。
あまり先延ばしにすると、日の出が遅くなり、日の入りが早くなる。
行くならばお盆前だろう。
6月頃からそう考えていた。

出発時は曇りで、気温も20度に届かず、長袖スタート。
更別村に入った頃から、空は晴れ、暖かくなってきた。
20150802広尾3 

早朝、車の数が少なかったが、
日曜日であり、かつ平行して高規格道路が走っているせいか、
国道236号線は、午前9時を過ぎても車が少なかった。

それにしても直線道路が多いし、長い。
坂道も極めて少ない。
これほどサイクリングに適した地域は、全道的にもないだろう。
また、十勝の中でも帯広から南方面が一番走りやすい。
20150802広尾4

スタートしてからしばらくは、
無事到着できるか、足りない荷物はなかったか、など、
愚にもつかない不安を中心に様々な邪念がある。

しかし、次第に走ることに集中してきて、
ふと気づくと、新しい曲のアレンジを考えていたりする。
この時間が楽しい。
それが一段落すると、昼食のことばかり考える。

そんな感じで、三度の休憩をはさみつつ、
10時55分、広尾町に到着。
20150802広尾5 
私にとっての広尾町の象徴的建造物は、
道内最大級の飼料コンビナートだ。
奥に見える、白や赤の建物がそれだ。

十勝港へと下り、飼料コンビナートの前へ。
20150802広尾6

さあ、昼食だ。
85kmも走ったのだ。
さらに昼食の後、同じ距離を走るのだ。
強気にガッツリと食べていい状況だ。

出発する前から、昼食は「大将」にしようと決めていた。
20150802広尾7
これまで二度、定休日と臨時休業にあたってしまい、
なかなか訪問できずにいた。
今回は、前日にお店に電話をし、営業していることを確認する周到ぶり。

「大将」は盛りが多いことで、マニアの間では有名でありつつ、
地元客も多い繁盛店である。
メニューはラーメンがメインであり、
実際、ラーメンをオーダーするお客さんが多かった。
20150802広尾9

定食メニューも充実している。
20150802広尾8 

私は人気のある「ザンギ定食」をオーダー。
20150802広尾11
写真だとわかりにくいが、確かにボリュームがある。
ライスは茶碗二杯強ぐらいだったし、
野菜とマカロニサラダも豊かに盛られていた。

で、サンギだ。
20150802広尾12
大きめのものが7個。
素晴らしい。
しょうが風味がさり気なく効いた優しい味で、
衣が多めのふわっとタイプだ。

クセのない味なのでどんどん食べられる。
最初は完食できるだろうかと、ちょっと不安もよぎったが、
食べるほどにもっと欲する状態になり、ザンギはあっさり完食。
むしろ、あと3つくらい食べたい感じだった。
これを求めて遠くから足を運ぶ価値のある美味しさだった。

ライスはボリュームの多さとともに、
電子ジャー保温風味が強く、くっつき気味のタイプだったことで、
ちょっと完食に苦労した。
ふりかけが欲しくなった。

他のお客さんが頼んだメニューもチラ見したが、
ラーメンは、どんぶりが大きく、中身も結構な量だった。
定食は、どれもライスの量が多いものの、
おかずはザンギ定食のボリュームが傑出しているように思えた。

それと、こういう状況における私の典型的パターンなのだが、
カツカレーを食べてみたくなった。
20150802広尾10
カレーメニューも充実しており、どんな味かと興味をそそられたし、
他のお客さんのカツカレーをチラ見したら、かなりのボリュームだった。
ぜひ再訪し、次回はカツカレーに挑みたい。

この日の広尾町は最高気温が22度。
広尾町では長袖で過ごした。
20150802広尾13
クロスバイクの遠出で残念なのは、
復路に要する時間と体力が気になって長居できないこと。
それと荷物になるため買い物ができないことである。
市街地をぐるっとぶらついた後、12時30分広尾町を出発。

当たり前のことだが、復路も往路同様、直線道路が多く、長い。
20150802広尾14

広尾から更別までは、緩いながらも登り坂が連続する。
ただ、帰りはずっと追い風になったことで、
かなり疲労が軽減され、往路よりもスピーディに進んだ。

復路は、更別村の入口から往路と別のルートを使った。
国道236号とほぼ平行に走る旧国道である。
こちらは、国道よりもさらに車が少なく、
また距離的にも、国道より短かった。

足腰が重たくなったり、痛くなってきたりしながらも順調に進み、
17時15分、JR帯広駅に無事到着。
20150802広尾15
広尾町往復を達成した。

1年以上前からのクロスバイク活動の最大目標だったので、
結構な感動があるかと思いきや、
パンクしなくて良かった、強い向かい風にあたらなくて良かったなど、
安堵の気持ちばかりだった。

それと、到着までの最後の1時間は、
帰宅後の打ち上げのことで頭がいっぱいだった。
具体に言うと、サッポロ・クラシックのつまみを何にしようかと、
あれこれ考えながら走っていた。

ミックスナッツはすぐに決まった。
しょっちゅう食べると身体に良くないので、
週一程度、自分に許している大好物である。

それ以外は、甘めのお菓子がいい。
到着までに出した結論は、芋けんぴと日清のココナッツサブレ。
それと、柔らかいウエハースでゼリーをはさんだお菓子だ。
年寄り臭いお菓子が好きなのは10代の頃からだ。

帰宅後のシャワーの気持ち良さ。
サッポロ・クラシックの美味しさ。
お菓子類をだらだらと食べる幸福感。
最高だ。
達成感だとか、挑戦だとかよりも、
ガッツリと強気にいく昼食と、ビールとお菓子の夕食が楽しみで
クロスバイクの遠出をしたくなるのかもれしない。

ただ、最大目標の広尾往復を達成したことで、ネクストが思いつかない。
しかし、そのうちまたどこかへ向かってライドするだろう。

何かを求めてライドするのか、
何かを振り切るためにライドするのか。
どっちでもいい。
お菓子を美味しく食べられる体調と環境はキープしたい。
それが意外と健康に対するモチベーションになっているような気がする。




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