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まずは、私のアコースティック活動、「激しい雨」のライブのお知らせを。

日時 2015年2月1日(日)17時スタート
場所 スタジオレスト(帯広市西1南8)
料金 前1,000円、当1,500円
出演(敬称略)
        ソーメンズ/びんた/SantamoniC’a/吉原利之/
        land scape/池田正樹/オオムラタカユキ/地獄坂電柱/
        ながいみゆる/紺野バラード/
激しい雨

20150201ライブチラシ
今回は5曲を演奏予定。
そのうち、「激しい雨」では初披露となるのが4曲。
ライブのたびにメニューを大幅に変えるのが常になっており、
それはそれで大変なのだが、でなければ練習を怠けそうでもあり、
ある意味、モチベーションをキープするのに役立っている。

来られそうな方は是非ご連絡を。
入場について優遇いたします。
よろしくお願いいたします。

それにしても出演者が11組。
終了時刻は日付をまたいでいることだろう。
色々と話を聞くと、帯広ではライブの後に打ち上げはほとんどしないとか。
かつ、曜日に縛られない。
ならばこのスケジュールもありなのだろう。
「激しい雨」は、日付をまたいでから、
たとえ1時間以下であっても打ち上げをするだろう。

                      ◆

さて、今回は私が選ぶ「2014アルバム・オブ・ザ・イヤー」。
毎年1月の恒例記事である。

「2014アルバム・オブ・ザ・イヤー」などと言いながら、
年々新譜を聴かなくなっている。
2014年にリリースされたアルバムで購入したのは、
コールドプレイとU2の新譜2枚だけだ。

私のリスナー活動は、基本的にバック・トゥ・ザ・ルーツの方向にある。
しかしそれが、私にとってのゴーイング・トゥ・ザ・フューチャーである。
温故知新とも違う。
故きを温ねて未来を探っているのだ。

2014年4月に帯広に転勤し、音楽を聴く時間が増えた。
私は運転中、基本的にはラジオを聴く。
ラジオの受信状態が悪い箇所や、
魅力的なラジオ番組がない時に音楽を聴く。

バンドの練習などで札幌に行く機会が月に1、2回ある。
道中は長い。ラジオ派の私でも必然的に音楽を聴く時間が増えた。
それと自宅にて夜11時台以降は音楽を流すのがスタンダードになった。
こうしてリスン・トゥ・ザ・ミュージックの時間が増えたのだ。

アーチスト別で最も聴いたのは、ザ・ローリング・ストーンズだろう。
とりわけヘビーに聴いたアルバムはないのだが、
SOME GIRLS」(1978年)はいいアルバムだなぁと改めて思った。
The Rolling Stones/some girls 
1曲目「ミス・ユー」から最後の「シャッタード」まで、
途中でだれることなく、心地よいまま一気に聴かせる。
ふと気づいたら、「シャッタード」が流れていて、
「もう最後の曲なのか」と感じるのだ。

胸躍るエキサイティングなアルバムというよりは、
長湯したくなるような、いい温度感のロックンロールアルバムである。
また、数あるストーンズのアルバムの中で、
最も飲食の際のBGMに適しているかもしれない。

                      ◆

札幌へ行く際は、金銭的な事情から、
高速道路は清水IC-夕張IC間しか利用しないのだが、
高速道路を走行中に聴くと特にフィットする音楽がある。
ダフトパンクの「Random Access Memories」(2013年)
まさにそれだ。
ダフトパンク/ランダム 
このアルバムは2014年に入ってすぐに購入し、
1月から2月にかけてヘビーに聴いたのだが、
帯広に住んで高速道路を利用するようになって、また聴く回数が増えた。
アルバム単位で2014年に最も聴いたのはこれだろう。
今聴いても、全く飽きがない。

馴染みやすい古さのあるソウルミュージックやデッスコミュージックを
エレクトリックに料理し、見事な味を出している。
エレクトリックでありながら、ギターとベースの使い方が素晴らしい。
料理で言えば、「みりん」だとか「しょうが」が効いている感じだ。

                      ◆

なんとなくジャズを聴くことも年々増えている。
ジャズを流しながら、酒とタバコとともに過ぎゆく静かな夜更けは、
なかなかの至福のひとときである。
それを想像し、それをモチベーションにして仕事をする日もある。
ソニークラーク 
ソニー・クラークの「クール・ストラッティン」(1958年)。超名作だ。
4曲しか収録されていない38分のアルバム。
様々な要素が盛り込まれているのに雑味がない。
ほぐれるというか、和らぐというか、
心地よくさせる計算されたバランスと展開力。

と同時に、サウンドが空気に馴染み、
曲を流していることを忘れてしまう感覚になる。
雑念が取り除かれていく。
まさにストレス解消ミュージックだ。

                      ◆

邦楽で最も聴いたのは、2013年に引き続きFISHMANSだろう。
ただ、2013年は、「空中」というタイトルのベスト盤だったが、
2014年は「宇宙」(2005年)というタイトルのベスト盤の方を
よく聴いた。
フィッシュマンズ/宇宙
20代の頃に感じた「ほろ苦いふわふわ感」や「夜の魔法」や
「晩秋の青空の切なさ」みたいなものを思い出せる、
何とも不思議な魅力がある。

ポップ・ファンクでありながら、手作り感がたまらない。
程よくくたびれた綿のシャツのような肌触りである。
特に「あの娘が眠ってる」は素晴らしい。
こんなに凄いバンドが日本にあったのだ。
そのことが僅かなロック・リスナーにしか知られていないことが
嬉しいような残念なような。

                      ◆

最後にもう一枚。
私にとっての瞑想ミュージックとでも言おうか、無になれるサウンド。
シガーロスの「Takk…」(2005年)である。
シガーロス/Takk
何年も前にこのアルバムを入手したが、
いまひとつピンとこなくて、ほとんど聴かずにいた。
それが2014年になって聴き始めたのは、
コールドプレイの新譜の影響である。

コールドプレイの新譜を聴いていて、そのスピリチュアルな部分が
シガーロスの「Takk…」に近いような気がして、改めて聴いてみたら、
ついついはまってしまったのだ。
この透明感と壮大さは、高速道路を走行中に聴いてもフィットするし、
この内省感と深層感は、夜更けの部屋で密やかに流れているのもいい。

                      ◆

こうして並べてみると、
安らぎや平穏を求めて音楽を聴いているのかと思う。
もちろん刺激や興奮を求めることはあるのだが、
何度も聞くのは前者の方である。

今回5枚選ばせていただいが、自分の音楽活動に反映されているのは、
ザ・ローリング・ストーンズのみだ。
音楽への接し方、音楽への触れ方は様々だ。
それは尽きることがないような気がする。
ということは音楽の旅はまだまだ続くということであり、
音楽への希望があるということだ。
悪くない人生だ。


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2015年1月8日木曜日、帯広市の「Coffee Sugar」で
開催されたライブイベントに「激しい雨」名義で出演した。

セットリストは次のとおり。
1 壊れたままの砂時計
2 つれていっておくれ
3 無人駅のブルーズ

20150108_sugar1
アコースティック・ギターを10Wのアンプ(フェンダー社製)から
音を出してライブをするのは初めてであり、
抜けの良くないこもった音になるのではないかと不安があったが、
出てきた音は、ギターの原音に近いクセのないもので、
温かさと切れ味のバランスも良かった。

また、長方形の店内は、幅、奥行とも、
アコースティック・ギターでの和気あいあいとしたライブをするには
丁度いい広さであり、雰囲気も非常に良く、
ステージにあがる前からこのスペースに馴染めた。

帯広に来てからは、他の出演者の方から刺激を受けることが多い。
それは、最初から最後まで一定の席に座って、
じっくりとステージを見るという環境によるところが大きい。
札幌のライブハウスだと、会場への出入りが激しく、
また、スタンディングで観ることが圧倒的に多いため、
なんとも落ち着かないのだ。

この日も、他の出演者の方のプレイや会話などを通して、
学ぶべきものがあった。
と同時に、帯広は音楽が好きな中年の方が多いのだなと改めて思った。

いい感じの適度な緊張感もありつつ、ナチュラルに気持ち良くできた。
ステージにいるときも、ステージを降りてからも、
ライブは楽しいなぁと感じていた。

20150108_sugar2
会場を後にしてから、タナカ氏と二人で打ち上げ。
飲み物のオーダーは日本酒のみ。
スローペースで味わいながらライブを振り返った。
結構真剣に練習して本番に臨み、終われば楽しく反省する。

この反省が、次に向けて大きな意味をもっている。
酒を飲みながら反省することでライブが消化されるような気がする。
要はライブが終わったら、一旦ゼロの状態にし、
そこからまた次に向けて積み上げていきたいのだ。

ライブをやるたびに、ほんの少しずつだが理想には向かっている。
しかし、まだまだだと感じる点は相変わらず多い。
ただ、自分の未熟さを楽しめている。
自分の未熟さに苦しむのではなく、
まだ成熟していけるのではないかという可能性を感じられている。
それは独りよがりな意識だろう。
しかし、そういう意識を持てるのは幸せなことだし、
実はなかなかいい環境を作ることができているのかもしれない。


2015年になった。
そのことを放っておくと、年が明けたことすら忘れてしまうので、
とりあえず触れておかないわけにはいかない。

とはいえ、年々正月マインドは薄らいできているし、
これといってリフレッシュ感もない。
私だけではなく、世の中的にもそうなってきているように思う。
それでも年末年始の休みがあるのは素直に嬉しいし、
普通に過ごせる状態で新年を迎えられたのは実に有り難いことだ。

年末年始は地元後志西部に帰省していた。
連日風が強く、雪が舞い、ほとんど外に出なかった。
日本海沿岸の風雪は厳しく寒い。
と思っていたのは一年前までで、この年末年始は違った。
帯広が寒すぎるので、強風の中でもちょっと暖かい感じがしたのだ。

帯広の寒さにまだ慣れていない。
これまでマイナス10度を下回る環境で生活をしたことが
ほとんどなかっただけに、朝晩の帯広の寒さは強烈だ。
後志的に言えば、ニセコアンヌプリの7合目くらいの寒さだ。

ところが帯広は連日晴天だ。
風が強く吹く日も少ない。
もったいないくらいに毎日青空を拝んでいる。
雪かきをしたのは今シーズン一度だけだし、
アスファルトが出ている道も多い。
これまで住んだ土地の中で最も冬を過ごしやすい。

ライブスペースが結構あることも有り難い。
その恩恵を受けて、明日1月8日、ライブに出演する。

日時 2015年1月8日(木)19時15分スタート
■場所 Coffee Sugar(帯広市西3条南10丁目)
■料金 無料(店内で何か飲食物をオーダーすれば可)
出演 BETA/藤川マキ/激しい雨/梅津&Yuma
      赤坂氏/秋葉氏/藤原氏(敬称略・出演順)

、「激しい雨」の出演は20時から15分間の予定
今回もタナカ氏と二人でアコースティック・ギターを抱えて臨む。
ぶいしーなのを3曲やろうと思っている。
20150107

ライブの後はルービーを飲み、できれば日本酒も少し飲みたい。
酒を飲むときは、飲み放題でグラスが空いたらすぐオーダーするよりも、
つまみも含めて、限られた量を惜しむようにちびちびやるのがいい。
その方が美味しく感じる。

年が明けて間もないタイミングでライブに出演できるのは嬉しい限りだ。
帯広だからできるんだと思う。
この地に住んでいることに感謝である。

年明けに地元から帯広に戻ってきて、
「ああ帯広に帰ってきたなあ」としみじみ感じたことがある。
中心街に流れている街頭放送である。
「まじょかる、まじょかる、不思議な力を持ってる」と歌われている曲や、
「き~る~も~の~や~」と高らかに声を張るコマーシャルを聞いて、
これは帯広の名物というか、帯広のアイデンティティなのではないかと
思った。

特に、「き~る~も~の~や~」は、結構テンションをハイにしなければ、
あの突き抜けた伸びやかな発声はできない。
ソウルフードという言葉があるのなら、
この声はソウルヴォイスと言っていい。
というか、本当の意味でソウルフルなのかもしれない。

「き~る~も~の~や~」と、一人で歩きながらマネをしてみたことがある。
虚しくなった。
しかしそれは一瞬のことであり、決して虚しい日にはならなかった。

そんな感じで生きている。



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