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今年の夏、札幌でのライブは、
7月7日()と8月25日()に予定している。
7月7日は単独でアコースティック・ギターを弾いての出演、
8月25日はバンドでの出演だ。
本日は、7月7日のライブについてお知らせしたい。

Hitori Kilapo Tour 2012
日時 2012年7月7日(
      open 19:30 start 20:00
■場所 lakura(ラクラ)
           
札幌市中央区南4条西9丁目1009-3 大正製薬さん裏
           
TEL/FAX(011563-1109
charge 前売¥1500/当日¥2000
■出演 松山和司
       オープニング・アクト 外園一馬/激しい雨(私のソロ活動名義)

このライブは、松山和司(まつやま・かずし)さんの
全国ツアーのひとつである。
大変失礼ながら、このライブの話をいただくまで、
松山和司さんを存じあげなかった。
松山さんのホームページはこちら

松山さんの札幌ライブの主催者であるM氏は、
松山さんのことを、「大阪のポールウェラー」と称した。
それは、私を動かすには極めて効果的な言葉だった。

ポールウェラーは、「○○の」という冠がなかなかつかない方だ。
九州のダルビッシュとか、山形の矢沢永吉とか、
浪速のモーツアルトなどはよくありがちだが、
ポールウェラーは珍しい。
ただ、「大阪」というのは私の感覚としては、くくりが大きい。
他に「大阪のポールウェラー」と自称している人がいそうである。

地域名もアーチスト名も、ややマイナーな方が、
逆にリアリティがあるような気がする。
例えば、月形のアンガス・ヤング、滝川のピエール瀧、
苗穂のシーナ・イーストンなどと言われれば、
間違いなく存在するような気がする。
札幌のジョン・レノンと呼ばれる人より、
積丹のジョン・レノンと呼ばれる人のライブを観てみたい。

いずれにしても、ポールウェラーに例えられる方と共演できるのは
ありがたいことだ。
このような機会を与えていただき感謝しております。

              ◆

私のポール・ウェラーとの出会いは、ザ・ジャムである。
熱くエネルギッシュなサウンドながら、
クールで、スタイリッシュに感じてしまう唯一無二な存在である。

鼻歌を歌えるようなキャッチーなメロディの曲はそれほど多くはない。
キレのある独特のタテノリのリズムに引き込まれ、
なんとなく聴き続けてしまう不思議な魅力がある。
ポール・ウェラーのスモーキーな歌声と、
若干こもり気味の発音がまた良い。
聴きようによっては、鮎川誠氏に似ている気さえする。

ポール・ウェラーのボーカルは、
メロディと歌詞を明確に、そして、はっきりとした発音でやるには適さず、
しかも、楽器を弾きながらでなければ出ないノリがある。
これが本当のロック性なのだろう。
ジョー・ストラマーも同じことが言える。
名曲「デス・オア・グローリー」で、
声が少し裏返り気味になるところなど、たまらなくかっこいい。
ボーカリストという言葉なんかでは括れない。
とにかくロッカーなのだ。

ちなみに私が最も好きなザ・ジャムのアルバムは、
「セッティング・サンズ」(1979年)である。
バラエティに富んだラインナップながら、アルバムとしての一貫性があり、
たたみかけるような展開をする。
そして「イートン・ライフルズ」でハートの熱さは頂点に達し、
ラストの「ヒート・ウェーブ」でなんだかハッピーな気持ちになる。

ザ・ジャムに関しては、ベスト盤のようなコンビレーションものよりも、
スタジオ・オリジナル盤の方が確実に良さが出ている。
流れがいいのだ。
例えば、「デヴィット・ワッツ」という代表曲は、
ベストアルバムで聴くより、
サードアルバム「オール・モッド・コンズ」(1978年)で聴いた方が、
すごくいい曲に聴こえる。

20120525 

80年代半ば近くからのスタイル・カウンシルでの活動により、
私はポール・ウェラー離れをした。
あの洒落たポップ性についていけなかった。
スタイル・カウンシルが解散し、90年代にソロ活動を始めても
私が聴くのはザ・ジャムばかりだった。

そのうち21世紀になり、完全にポール・ウェラーから遠ざかった。
そんな時に出会ったのが、ロック知人・スミス西野氏である。
彼は、ポール・ウェラーがどう変貌し、どんな活動をしようとも、
アルバムをバイし、リスンしつづけた。
素晴らしいキャリアである。
堂々と履歴書に書ける経歴である。

そんな彼が聴かせてくれた、ポール・ウェラーの2005年リリースの
ソロアルバム、「アズ・イズ・ナウ」にいたく感動。
私をポール・ウェラー界にブリング・バックしてくれた。
と同時に、ポール・ウェラー=ザ・ジャムという音楽動脈の硬化から
救い出してくれた。

現在のポール・ウェラーも素晴らしい。
しわが年輪となり、実に渋く深みのあるボーカルである。
本日5月25日でポール・ウェラーは54歳になった。
最高にフレッドで、ペリーな気分だ。

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テーマ:音楽 - ジャンル:音楽


今日は日食だった。
居間に入ってくる日差しは、朝7時30分ころから
夕暮れのようなぼんやりとしたものに変わった。

7時50分に出勤のため外に出ると、
もやっとした明るさと予想外の寒さのせいで、
朝に味わう夕暮れ感が一層増した。

朝から夕暮れテイストだったので、
終わらないサンセットが10時間くらい続いたようで、
一日がやけに長く感じた。
白夜とはこういう感じなのかと思ったり、
思うのをやめたりして日が暮れた。

いい季節だ。
日の入りが遅いのはなんとも神秘的だ。
日の入り20分前の穏やかに澄んだ空が広がる帰り道は、
すがすがしい顔になり、スガシカオを連想せずにはいられなくなる。
そんな気持ちで空を見上げていたら、こんな窮屈な街路樹に出会った。

生きにくい時代

木が電線の間を縫うように伸びている。
というか、このごちゃつきぶりは何なのか。
木も電線もお互いがごちゃついている。

電線が張られたのが先か、街路樹が植えられたのが先だったのかは
わからないが、やたらと電線の本数が多い。
文明と自然との共存のひとつの形だ。
生きにくい時代だ。

テーマ:今日のつぶやき - ジャンル:日記


久しぶりの食べ物記事である。
1年3か月ぶりくらいではないか。
これほどに間が空いたのは、
震災後、被災地と離れたこの地で、
のほほんと食べ物記事を書くことにためらいや抵抗があったことや、
地元の食べ物について勝手に私見を語っていいものかという迷いが
以前に増して大きくなっていたことによる。

しかし、のんきに、だらだらと、色々考えた結果、
原点に立ち返り、素直に「美味かったねぇ」と思えたものを
応援の意を込めて取り上げていけば、
変な罪悪感もなくなるだろうという結論に達した。

そこで今回は、完全に時機を逸してはいる感はあるが、
私が選ぶ「2011・ラーメン・オブ・ザ・イア」をお送りさせていただく。
対象作品は、2011年中に私が実食したラーメンである。
その中から特に心を動かした4作品をチョイスさせていただいた。
作品と呼ぶしかないほど素晴らしいラーメンばかりだ。

■えびそば一幻(札幌市中央区南7条西9丁目南7条ビル1
えびそば/えびしお・そのまま 
えびそば・えびしお・そのまま・太麺/750

2011年の札幌では、えびをはじめ、甲殻類系スープが
大きく飛躍、普及した1年だった。
そのトレンドに私ものっかった。

このえびそばは非常に美味しかった。
えび味がぐっと迫ってくるのだが、臭みがなく上品で、
濃いのに、後味がすっきりしており、完成度の高さに感動した。
見た目も味わいも本物感というか、高級感がある。
スープがきちんと熱いのもいい。

2011年中に4回も訪問してしまった。
とある冬の土曜日、開店10分前に行ったら、
20人くらいが外で行列を作っていたことがあり、
また、平日の夜8時頃に行ったら、
5、6人が着席待ちだったこともある。

なお、えびそばは、みそ、塩、しょうゆの三味があり全て食したが、
塩(えびしお)が最も好みだった。
ただ、独得の強さのあるスープであるため、
美味しいからといって、短期間に立て続けに食べると
飽きが生じるかもしれないので注意。
一度食べてしばらくすると、強烈に食べたくなる日がくる。
それが相応しい日だ。それまで待つことの意味は大きい。

■麺のひな詩(札幌市中央区北3条東3丁目 西向き
麺のひな詩/えびどろ 
えびどろ(正油)700

またしても、えび系スープのラーメンである。
これはもう、一般的なラーメンの概念を超越している。
スープはまさに品名のとおりどろどろ。
ライスにかけてもしみていかない。ほぼ、あんかけである。
実際、小ライスをオーダーし、中華丼的に食べられる。
これもまた実に美味い。

前出の「一幻」に比べれば、いい意味でジャンキー。
食べていて楽しくなるようなワンダーワールド感覚なラーメンである。

なお、余計なことかもしれないが、いつ行っても混んでいない。
これほどに奇抜で強烈で、極めて美味しい作品を提供しているだけに
なんだかもったいない気がする。
油そばもなかなかの美味であり、他のメニューも高水準だと思う。

店の場所が、一般的にはマイナーなところにあることや、
駐車場が1台分しかないこともネックになっているかもしれない。
場所は、いわゆる「創生川イースト」である。
メディアは、創生川イーストが盛り上がっていると言う。
そういう情報を目に、耳にするたび、
それは南1条から南3条のイーストに限った話で、
北1条以北のイーストは以前のままなんだぜ、と叫びたくなる。
実態をきちんと伝えてほしいぜ、ともどかしくなる。
だから私はここに記しているのだ。

踊らされてはいけない。
踊りをやめた後の虚しさに苦しむぜ。

■風来堂(札幌市豊平区豊平89丁目3-20 三真ビル1F
風来堂/中華そば・しお
中華そば・塩味/680

店は微妙なストリートにある。
ほぼ平岸街道沿いなのだが、「ほぼ」というのが厄介。
平岸街道からすぐそこに見えるのに、
難しい一方通行のせいで、遠回りをしなければ店の前に行けない。

大学生だった25年前、この近くに住んでいた。
当時、このお店の隣りは引越屋で、
大学在学中、私が最もバイトをしたところだった。

魚ダシの旨みが上品。
かなり手の込んだスープだと思われ、
丁寧な作業をしていることが伝わるような味わい。
やさしい丸みがありつつ、きりっとしている。
女優もそういう感じがいい。

■超星(札幌市東区北11条東5丁目 西向き
超星/豚骨ラーメン
豚骨ラーメン(細麺)650

直球の豚骨ラーメン。
ただの直球ではない。
長身の外国人投手が上半身の力で投げる初速の速いボールではなく、
下半身をしっかり使い、球離れが遅く、
バッターの近くで伸びるボールのようなスープである。
実に質の高いスープだと思う。

とにかく豚骨ダシの抽出感が良い。
臭みがないのにコクが強く、気持ちの良いパンチがある。
身体がやや弱っている時に食べるには危険な濃さながら、
マイルドさも兼ね備えているため、
キャンディーズ的に言えば、「やさしい悪魔」のようである。
これに比べると、九州系の豚骨ラーメンはあっさりしていると感じる。

気になるのは、いつ行ってもあまり混んでいないこと。
場所の微妙さが影響しているのは間違いない。
東区の街寄りの位置にあり、近くにショッピングセンターもあるが、
いかんせん目立たない仲通りであり、
飲食店などあるわけないだろ的なストリートである。

いつから日ハムのファンなのかと聞いたら、
北海道移転の時からではなく、
かといって70年代の大沢親分が監督の時代からではなく、
下柳が主戦投手だった頃からとか、上田監督の頃から、
と言われたような微妙さが、この通りにはある。

駐車スペースが狭く、また、のぼりと電柱と段差のせいで
駐車しにくいことも、なんとなく影響しているように思える。
どうしても食べたければ、どういう環境であれ食べに行く、
という強い心を持ったラーメン人間は多くいるが、
そうでない人はそれとは比較できないほど多い。
それが現実だ。
せっかく見事なラーメンを提供しているだけに、
こういうことが影響しているとしたら残念。

私の髪を切ってくれる方に、この店をオススメした。
彼は二度行ってみたという。
ところが二度とも閉まっていたという。
火曜日が定休のようだ。
その日、イオンでは火曜市をやっていることを多くの人が知っているし、
知らない人も多くいる。

テーマ:北海道のグルメ - ジャンル:グルメ


5月4日、スピリチュアル・ラウンジでのライブは、
実に充実したものだった。
ゴールデンウイークのさなか、雨が降り続く夜に、
ご来場くださった皆様、ありがとうございました。

セットリストは次のとおり。
1 おいら今やっと
2 スイッチ
3 家路は春の訪れ
4 孤独と絶望の日々
5 三日月の舟

1、2、4曲目は1990年代前半の作品、
3、5曲目は今年になってから取り組んだ作品である。
古い曲は、懐かしいということもなく、違和感もなく、
今現在の感覚のまま楽しんでプレイできている。
ただ、「おいら」という言葉は明らかに時代からずれている。
打ち上げでも、古くからのロック知人である赤井氏から、
「この時代に、自分のことを“おいら”と歌っている人はいない」と、
指摘を受けた。その通りだと思う。
サンハウス、ザ・ルースターズ、ザ・モッズなどの影響を
色濃く受けているからこその「おいら」だった時代の作品である。

実は、この3、4年に作った曲は、「おいら」どころか、
「オレ」も「ぼく」も、意識的に歌詞に入れていない。
なぜなら、一人称の歌詞ならば、「オレ」や「ぼく」と歌わなくても、
誰がそれをやり、誰がそう思っているのかわかるからだ。
それと、入れない方が純粋に詩に近いように思うからだ。
言葉のリズム感やメロディとのノリを考えて入れている曲はあるが、
ごくわずかである。

20120504ライブ1
ライブは、リラックスして気持ち良くできた。
広い音楽業界の中で見れば、実力はまだまだではあるが、
不測の状況における動揺が小さくなり、安定的になってきた。
多少の不備やアクシデントに関係なく、
やるべきことができるようになってきている。
以前よりも音が良く聞こえるようになった感覚もある。

ただ、トークにおける早口はいただけない。
話し始めた都合上、何かの形できちんと終わらせなければいけない
という気持ちから言葉が増え、
一方、あまり長く話すべきではないという気持ちから早口になる。

無人駅ツアーの話、原発停止に思うこと、
すぐに政治家を悪者にする風潮への批判、
札幌市民の甘え、長谷川理恵。
ある意味、ステージの上という普段にはない興奮の中で何かを話し出せば、
様々な話につながっていくのである。

20120504ライブ2
打ち上げでは、「ホテルカリフォルニア」や、
シカゴやユーリズミックスの曲が流れたことから音楽談義となり、
どういうわけかNHKの天気予報士やHTBのイチオシの話で盛り上がり、
あげく、「ミユキ野球教室」のテーマソングや番組内容に関して
議論となったせいで、最終の地下鉄に乗りそびれてしまった。
楽しい誤算の夜だった。

さて、次のライブの予定がない。
夏場は地方の小さなイベントに出演し、
秋になる頃、札幌市内でライブをできればと考えている。
それまでの間、インナーマッスルを鍛えるがごとく、
どこが変わったかわからないけど良くなった。
次のライブではそんなふうに思われるよう、
Good Time Roll
の精神で準備をしていきたい。
サンキュー・ソー・マッチ。

テーマ:音楽のある生活 - ジャンル:音楽


ライブが直前にせまった。
今回のライブは、ゴールデンなウイークの真っ只中にやるため、
休養がとれた状態で臨むことができる。
これまでで一番の出来になるはずだ。
そういう気持ちでやらなければ、
観に来てくださる皆様に申し訳ない。

そういうわけで、改めてライブのお知らせを。
日時 201254日(金)
場所 スピリチュアル・ラウンジ(札幌市中央区南2西4)
■料金 前売1,500円 当日2,000円/ドリンク代別途500
■出演 18:30 またたび
       19:05 THE HEART OF STONE
            19:40 feigned jaster the armament
            20:15
鹿野ケンジ
            20:50
3MOON
            21:25
快楽亭ブラック


我々、THE HEART OF STONEの出番は19:05です。
雨模様となりそうですが、ご来場をお待ちしております。

             ◆

さて、4月末の連休に日高方面へ足を延ばした。
目的はJR日高本線の無人駅を訪問することだった。
何年か前から無人駅に魅力を感じ始めた。
おそらく平成18年にデジタルなカメラを初めて購入し、
当時住んでいた留萌管内のJRの駅を、
何の意図もなく闇雲に撮影したのがはじまりだと思う。
そういう意味では、無人駅歴6年ということになる。

何かの拍子に、無人駅訪問が秘かな楽しみになっている、
という話をすると、「それって、なに鉄なの?」と聞かれたりする。
私は、なに鉄にも属さない。
鉄道好きからすれば、極めて邪道である。
完全にレールをはずれている。

まず、無人駅まで、及び無人駅間の移動は、基本的に車しか使わない。
電車自体には特に思うところはなく、
有人駅に至っては訪問をとばしている状態だ。
ただ単に無人駅の風情が好きなのだ。
なぜ、ここに駅ができたのか。
なぜ、現在もここに駅があり、どんな人が利用しているのか。
そんな想像をするのが楽しいのだ。

日高本線は、苫小牧から様似までの約150kmの区間で、
29もの駅がある。
今回訪問したのは、日高門別駅よりも様似側の駅である。
静内、浦河などの有人駅を除いた無人駅は全て訪問した。
これほど海岸沿いに長く線路が敷かれている路線は珍しいだろう。
でありながら、途中、意外に内陸に入りこんでいる箇所もあり、
実に有意義な旅だった。
その中で、特に印象深かった駅について触れたい。

             ◆ 


まずは、鵜苫(うとま)駅。様似駅の二つ手前にある。
1204鵜苫駅1
国道から50mほど山側に入ったところにあり、
駅舎は中学生によるアートで彩られている。
それは取り立ててなんだということはない。
特徴的だったのは、ホーム下の線路だ。

1204鵜苫駅2
どういうわけか貝殻が多数散乱している。
こんな線路はここだけだった。
しかも、200mくらい、こういう状態だった。
意図的に置かれているとしか思えない。
なにゆえ貝殻・オン・ザ・レイルロードなのか。
地元の誰かに聞きたかったが無人だった。

             ◆

続いては、絵笛(えふえ)駅。浦河駅から一駅、静内よりにある。

まず駅名が牧歌的で実に良い。
そして駅周辺のロケーションもまた牧歌的である。

1204絵笛駅1 
駅は国道から4、5km内陸に入ったところにあり、

町道から未舗装の道路を経てたどり着く。
右側に写っているのが待合室である。

1204絵笛駅2
駅のホームに立ち、左を見るとこんな感じで、

1204絵笛駅3
右を見るとこんな感じで、まさに四方は牧草地。
馬が小さく写っている。

1204絵笛駅4
しばらくホームに座っていたくなるような、
長閑で穏やかな風が吹く駅だった。

             ◆

最後にもうひとつ。大狩部(おおかりべ)駅を欠かすことはできない。
1204大狩部駅1
これが駅である。年代ものの待合室とトンネルの重厚感は、
無人駅ならではの醍醐味と言える。

1204大狩部駅2
国道から見ると、砂利道を下った先に待合室がある。
しかし、鎖が張られ、国道からは入っていけない。
また、駅は坂道の国道の影になっており、国道からは見えない。
ここに駅があると知っていなければ気づかないロケーションである。

1204大狩部駅3
ホームから待合室側を見ると、こういう景色。
トンネルの向こうに、民家が数軒あり、
その奥にも広域分散的に民家がある。

1204大狩部駅4
待合室側からホームを見ると、こういう景色。

そう、海が目前で、木で囲って線路を守っているのだ。

1204大狩部駅5
しばし、このシチュエーションを楽しんでいたら、運良く電車がやってきた。

             ◆

2日間の日高本線の無人駅めぐりの中で、
何箇所か電車シーンに出会えたが、
どの便も10人以上乗車しており、意外に乗っているという印象を持った。

また、私のように駅巡りをしている人に4、5人会った。
皆、待合室の中まで、くまなく撮影し、
きちんと電車に乗って移動していく本物の人達だった。
一度会った人に、別の駅でも対面してしまい、
なんとなく気まずい空気になったのもオールライトだ。

無人駅は、私にとっては完全に観光地である。
道の駅よりも様々なものがそこにはある気がする。
無人駅に佇んでいると、時々何か語りかけてくる感じがする瞬間もある。

まさに無人駅はブルースだ。

テーマ:鉄道 - ジャンル:趣味・実用



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