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9月24日のスピリチュアル・ラウンジでのライブ。
エネルギーをいい具合に注ぎ込むことができて、
充実感を味わいながら気持ち良くできた。

観に来てくださった皆さん、ほんとにどうもありがとう。
皆さんの温かい雰囲気により、
緊張感がありつつ、楽しくできたと思います。
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セットリストは次のとおり。
1 夏は終わった
2 はかない季節の太陽
3 壊れたままの砂時計
4 Sweet Little Baby
5 ネオン・ボーイ

4曲目の「Sweet Little Baby」は、1992年に作った曲であり、
演奏したのもかなり久し振りである。
少なくとも21世紀になってからは初めてだった。

5曲目の「ネオン・ボーイ」は、
この日共演させていただいた花田裕之先生が所属していたバンド、
ザ・ルースターズのカバーである。
花田さん目的で会場に足を運んだ方なら、
知らないわけがないであろう曲である。
折角の機会なので演奏させていただいた。

とはいえ、花田さんは、このカバーを聴いていない。
会場にいなかったからだ。
おそらく自分の出番まで、宿泊するホテルの一室にて、
「今度はどこへ流れていこうか」などと考えながら待機をしていたはずだ。

また、「今日出演した、ザ・ハート・オブ・ストーンというバンドが、
ネオン・ボーイをカバーしてましたよ」と、
花田さんに言った人もいないものと思われる。

ましてや、ネオン・ボーイの曲紹介の際、
「ボーカルの人が、高校時代にメロンの出荷のバイトをしていて、
メロン・ボーイと呼ばれていたことをモチーフに
柴山さんが歌詞を書いたと話し、苦笑されてました」と
説明した人はいないだろう。

それでも何も問題はない。
むしろ説明された方が問題かもしれない。
どちらでもいい。
花田さんのファンの方々に聴いていただけたことと、
自分達がやりたかった曲を気持ち良くできたことでサティスファイドだ。

花田さんのライブは、相変らずクールながら、
非常にラフな感じだった。
これまで以上に原曲のメロディをくずして唄っていた。
そのせいで一緒に歌おうにも、ことごとく、ずれる状態だった。

そんなことなど、どうでもいい。
様々な状況に置かれながらも、
自分の音楽をずっと続けている方の重みと深みのある
素敵なライブだった。

ちなみに、花田さんは、リハーサル後、
ホテルに戻ったものと思われるが、
ハーモニカやシールドなど、ライブで使うものが、
楽屋に無造作に置かれたままだった。
特に、ハーモニカは、ハーモニカ・ホルダーに挟まったままだった。
そんなところも、実にラフでクールで、
ロックンロールのジプシーだと痛感した。

来年もぜひ北に流れてきてほしい。
そしてまた、あわよくば一緒に出演させていただきたいと切に思う。
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今回のライブは、安心と興奮と緊張が上手く絡み、
悪かった点を含めても達成感のある出来だった。
高校時代、メロンボーイだった私も、
やっとネオンボーイになれた気がする。

虚脱感があり、次を考える余裕はないが、それはそれでいい。
焦らなくとも音楽は近くにある。
今回のライブでさらに音楽が近づいた気がした。
音楽は今もなお希望をくれる。
そう感じながら日々を過ごしていけるなら、
それは結構幸せなことだろう。

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テーマ:音楽のある生活 - ジャンル:音楽


かかとの骨からアキレス腱が抜け気味になり
炎症が発生するという症状が出てから2週間が経過した。
最初の1週間は、ほとんど症状が変わらず、
どうなることかと思ったが、
この3、4日で、少しずつながら、やっと快方に向かってきた。

珍しい箇所の痛みだが、医師の話では稀にいるらしい。
ただ、治療方法は、痛い箇所を使わないか、
傷み止めの局所注射をするかのどちらかしかないと言われ、
さらに、局所注射を何度もすると、かかとの骨自体が弱くなると
言われれば、安静にして炎が弱まるのを待つ方を
選択するしかなくなった。
24日のライブの頃には、痛みを気にせず歩ける状態になっていたい。

というわけで、24日のライブの詳細は次のとおり。

■日時 9月24日(日)
■場所 ホール・スピリチュアルラウンジ
     (札幌市中央区南2条西4丁目 L.C.BLD B1F)
■料金 3,000円+ドリンク代500円
■出演 19:00 紀元前5時
      19:35 JOHNNY輪島
      20:10 Dolly Mae
      20:45 秋山智彦
      21:20 THE HEART OF STONE
      21:55 THE ROCK‘S
      22:30 花田裕之

我々THE HEART OF STONEの出番は21時20分です
よろしくお願いします。

          ◆

では、久しぶりにブック・レヴューを。


■池井戸潤「下町ロケット」(2010年)
池井戸潤/下町ロケット
第145回(2011年上半期)直木賞受賞作。
東京の下町で、従業員200人の会社を経営している社長が主人公。
大企業から理不尽な訴訟を起こされ、
その影響で、銀行や大手取引先が手を引くなど、
会社存亡の危機に立たされる。

その一方、この会社が持つロケットエンジンの特許をめぐり、
大企業との間で息詰まる駆け引きが続く。
そんな夢とプライドをかけた戦いの物語である。

切り捨てるところはすっぱりと切り捨て、
突き抜けるように本筋を書ききっており、
爽快で力のある作品となっている。

大企業の尊大さや、
不満を噴出させた社員たちが
次第に心をひとつにしていく様は、
ありがちドラマ風だし、お約束的な展開もある。

しかし、怒りをおぼえたり、応援していたり、ほろっときたり、
気づくと物語の中に没頭していた。
良い作品だと思う。

■桜庭一樹「ばらばら死体の夜」(2011年)
      桜庭一樹/ばらばら死体の夜
東京の古本屋の2階に部屋を借りている若い女。
そこを訪ねてきたのは翻訳の仕事をしている40過ぎの男。
彼はかつて、その部屋に住んでいた。
二人は特別な関係になる。

そこから破滅は始まった。いや、出会う前から二人とも破滅していた。
やがて女は男に300万円を貸してほしいと要求。
それに対して男は、「金を貸すから、生まれ故郷の青森に行こう」と言う。
そして二人は青森へ。

筆者独特の、つかみどころのない淡く暗い世界に満ちた作品。
展開にしても、思い出したように過去に遡ったり、
着地しそうなところで風に流されたりと、
なんとも、まとまりがなく、あやふやな感じがした。
それは意図的なものであり、ある種のテクニックなのかもしれないが、
私には、断片的でリズム感がなく、
つながりを消してしまったように思えた。

ただ、登場人物の「変な感じ」や「怪しい感じ」は、面白く描いているし、
数年前は消費者金融のCMが多かったが、
それに代わって今は、借金返済の相談にのるという法律事務所のCM
が増えたことを引き合いに出すなどして、
多重債務をめぐる人間模様を描いているところは引き込まれた。
句読点の位置も相変わらず独特で効果的である。

魅力はあるのだが、いかんせん散在している印象があり、
固まりとなって迫ってこないのが惜しいなと。
ハードなストーリーなのに薄味というか。
個性を感じる不思議な世界観ではあるが。

■折原一「追悼者」(2010年)
      折原一/追悼者
1997年に起こった東電OL殺害事件をベースにした作品。
この事件に関しては、今年7月にも、
再審請求に伴い実施したDNA鑑定の結果、
現在収監されている人のものではないことが判明したと
ニュースで報じられていた。

この作品は、浅草の古アパートで殺害された女性を取材する
ノンフィクション作家が主人公。
殺害された女性は、昼はOL、夜は売春を重ねていた。
ノンフィクション作家は、彼女の出生からの生い立ちを探っていく。
生まれてから何年間も父と別居していたり、
彼女の周りの人物に起こる不可解な事件の数々により、
サスペンス的な盛り上がりが次第に増し、面白く読める。

読み手をミスリードする加減もいいし、
後半、次々と繰り出される意外性も地に足の着いたものなので、
興味をそらすことはない。
ただ、派手さや衝撃はなく、淡々としている。

なお、読み終えての率直な感想は、
ノンフィクション作家と取材協力をした新人女性作家は
なんだったのかということ。
すごく重要人物のように思えたが、後半にきて突然ストーリーから消えた。
怪しげな存在感が光っていただけに、
なんともすっきりせず、もやっとしたものが残った。

■村上春樹「1Q84-BOOK3」(2010年)
村上春樹/1Q84-BOOK3
圧倒的な書きぶりで、パワーのある文章だと思う。
設定も面白いし、人物の描き方も細部まで行き届いており、
「書き物」として、凄い作品なのは間違いない。

BOOK3の段階で言うのもなんだが、
主人公の男の父は、NHK受信料を徴収する人、
主人公の女の両親は、新興宗教家という設定にしていることで、
深みと厚みのあるストーリーになったように思う。

主人公の男と女が、次第に近づいていく過程は、
私の想像力では補えず、なぜこうなったのか、よくわからない。
特に、妊娠の件に関しては理解しようがない。
それと、「ふかえり」と「年上のガールフレンド」が、
どうなったのか不明のままなのが残念。
結末に向かっての展開も、トーンダウンかなと。

繰り返しになるが、「書き物」としてはすごい作品。
文庫本になったら、また読むかも、という気持ちにはなる。

テーマ:読書感想 - ジャンル:本・雑誌


9月11日、クラップスホールで行われたライブに出演した。
アコースティック・ギターによる単独での出演だった。

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リハーサルでアクシデントが発生した。
ギターの内蔵マイクに不具合があり、
シールドを通して音が出ないという事態になった。
そこで、ギターの生音をマイクで拾うという、
だいぶ前のフォークライブのような体制で臨むことになった。

リハの後、玉光堂楽器センターへ行き、ギター診断してもらうと、
音が出ないのは、やはり内蔵マイクの故障による可能性が大とのことだった。
そのまま修理に出したいところだったが、
それではライブができなくなるので持ち帰ってきた。

普段、アコースティック・ギターを使う時は、
アンプを通さず、生音であるため、故障していることに気づかなかった。
不覚だ。油断だ。わきが甘い。
本番と同じ状態で練習しておかなければならなかったのだ。

悔やまれるし、反省もした。
しかし、それだけではいけない。
とにかく与えられた環境でやるしかない。
心なしか、ボーカルに比べてギターの音が小さく感じたが、
客席にはバランス良く聴こえているものと信じて演奏した。

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カバー曲を3曲演奏した。
セットリストは次のとおり。
1 のら犬にさえなれない
2 別れても好きな人
3 竹田の子守唄

リラックスして気持ち良くできた。
客席の雰囲気も良く、マイペースに徹することができた。

「のら犬にさえなれない」は、ザ・ストリート・スライダースの曲。
なんとなくこの曲を唄うべき音楽活動をしているような気がして、
普段はこんな感じの曲をやってるんです的な自己紹介的な意味でも
この曲をチョイスした。
曲の最後は、アコギだけでスカスカのソロも弾いた。

「別れても好きな人」は、私のひとりシリーズの定番にすべく演奏。
2月に演奏した時よりもキーをあげて、抑えやすいコードにしたら、
唄いやすくなった。
私は明らかにこの曲のコアな部分に近づいてきている。
ここまで「別れても好きな人」に情熱を注ぐのはどうかとも思うが、
この沁みるメロディとストーリー性のある情景が浮かぶ歌詞の良さは、
看過することはできない。

「竹田の子守唄」は、赤い鳥の代表曲。
この曲が流行した頃(1970年~71年)の原体験はない。
山本潤子さん(赤い鳥のボーカル)が、
何年か前にアコギで歌っている映像を、
たまたまyou tubeで見て、いたく感動し、
機会があれば歌ってみたいと、ぼんやりと考えていた。

          

この日、出演したバンドはどれも素晴らしかった。
特に、「郎平」の迫力に圧倒された。
これまで私が見たプロ・アマ通じてのすべてのライブの中で、
最も演奏の密度が濃く、ロックのエナジーの質と量に衝撃を受けた。
歌詞などほとんどわからないし、メロディもほとんど記憶にないが、
ロックを体現するとはこれなんだ、という根本的なパワーがあった。
「郎平」の前に出演した「М.swing」もハイレベルなものだった。
自分のライブが終わった興奮より、彼らのライブの興奮が大きく、
その後は、珍しく酒以外のどを通らないような高ぶりをおぼえた。

完全に格の違いを感じた。
持っているロックのエナジーの質も量も違う。
質は違ってもいい。
決定的だったのは量だ。
持っている量はそんなに極端には違わないと思う。
放出する量が違うのだ。
厳密に言えば、放出の仕方が違うのだ。
一気に大量に放出させられる実力の差なのだと思う。

一方で、もっと自分はやれるとも感じた。
この差を埋めていくことは、とても楽しいことなのではないかと。
そういう意味で、実に音楽的向上心を刺激させられたライブだった。

テーマ:ライヴレポ・感想 - ジャンル:音楽


ライブに出演する。
一人で、アコースティック・ギターひとつでステージに立つ。
日程等は次のとおり。

■日時 9月11日(日)18時~
場所 クラップスホール
      (札幌市中央区南4条西6丁目 タイムズ駐車場1階奥)
料金 1,000円+ドリンク代500円
出演 Big Bingo Boosters M.swing/郎平/
      THE FICTIONSFair boat/激しい雨(私)


私は、ゲスト的な出演扱いで、出演時間は15分間である。
出番は3番目で、19時50分ころの予定。
10日ほど前に急きょ決まった出演である。

一応3曲用意していくが、トークが長引けば2曲でやめる。
他のバンドの皆さんの幕間に15分出演するだけとはいえ、
ノリで適当に、などという気持ちで臨んだら、
ひどい出来になり、観る側もやる側もがっかりしてしまう。
なので、それなりのものをお見せできるよう、
それなりの準備をしなければならない。

3曲ともカバーにする。
1曲はザ・ストリート・スライダースのカバーをやろうと思っている。
ひとりでアコースティックにもかかわらず、ギター・ソロもやるつもりだ。
バッキングの演奏がないのでスカスカになるだろうが、
それはそれで逆にいいかもしれないと昨日思い立った。

あとの2曲は、古いフォークでもやろうかと漠然と考えているが、
2月のライブで演奏した「別れても好きな人」を、
再度やりたい気持ちもある。
なんというか、私が単独出演する際は、
常に「別れても好きな人」を演奏したい気持ちがある。
札幌の音楽界で「別れても好きな人といえば私」というような存在になり、
いずれはアンコールなどで、「別れても好きな人、やってください」と
客席から言われたいのかもしれない。
そして、私が「別れても~」と唄えば、
客席から「別れても~」と返ってくる。
そんな日が来たら、世界はもっと楽しくなる。
          
          ◆

続いては、9月24日にライブがある。
こちらは、バンドでの出演である。

日時 9月24日(日)19時~
■場所 ホール・スピリチュアルラウンジ
     (札幌市中央区南2条西4丁目 L.C.BLD B1F)
■料金 3,000円+ドリンク代500円
■出演 花田裕之/THE ROCK‘S/Dolly Mae/
     JOHNNY輪島/秋山智彦/紀元前5時/
     The Heart Of Stone


このライブの出演時刻など詳細は後日お知らせします。
      
          ◆

歳をとると、思わぬ故障が発生する。
1週間前から、右足のアキレス腱から踵(かかと)にかけての箇所が痛み、
歩くのにも支障が出る状態になった。

火曜日に整形外科に行くと、レントゲンをとられ、
かかとの骨からアキレス腱が抜けようとする力がかかって
炎症を起こしている、と診断された。

いまひとつピンとこないので、色々と質問したら、
医師は「あまりしつこく聞くなよ」的な不愉快な顔つきになり、
最後は「岩から昆布が抜けるようなもの。
抜けそうになったら痛いでしょ。わかる?」と、
尊大な口調で、余計に混乱するような例えを出された。
岩=かかと、昆布=アキレス腱なのだろうが、
それが痛みや炎症と結びつかず、怪訝な顔をするしかなかった。

治療方法は、痛い箇所を使わないこと、それしかないと言われた。
つまり、極力歩くな、ということだ。
「3週間くらいは痛いんじゃないかな。
歩けないようなら痛み止めの注射してあげるから来なさい」と言われ、
診察は終了した。

足を引きずり気味に4、5日過ごしたら、
身体のバランスがおかしくなったのか、様々な箇所が変に痛む。
そういうわけで、今週末は引きこもりだったのさベイベー。
雨が降り続いている。
静かに回復を待ちたい、ベイビー・ドント・クライ。

テーマ:バンド活動♪ - ジャンル:音楽



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