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アコースティック・ギターひとつで、ライブに出演する。
久し振りの音楽ソロ活動だ。

◆日時 2011年2月10日(木)
場所 ホール・スピリチュアル・ラウンジ
      (札幌市中央区南2条西4丁目)
出演 The  Beggars Banquet
    
   THE FRIENDS
        
Passboat
        
白黒バイパス
       ヒアンカは死ぬことにした
       クグエ@スカイウォーカー
◆open 18:00 start 18:30
◆前売 500円 当日1,000円

私、クグエ@スカイウォーカーの出番は20時30分頃のはずだ。
この日は、普通に仕事に行き、
どんな状況であれ定時退社をして、一旦ゲットバックホームした後、
すぐに着替えと歯磨きをし、ギター片手に、レッドウイングのブーツで、
ひとりライブ会場へ向かう。
ひとりで出番を待ち、そして歌う。

全曲、日本語のカバー曲をやるだろう。
どんな曲をやるか、まだ決めていないが、
70年代、80年代の曲を中心に準備していくことだろう。
どういうわけか安全地帯の曲を盛り込むような気がする。
これは観るべきライブだ。
観ておくべきだ。
なぜなら、今以上、それ以上のライブになるからだ。
ポジティヴな苦笑と、心地よい違和感を味わえるはずだ。
私がカバー曲をプレイすることによって、
君にとってはディスカバーできる何かがそこにあるはずだ。

共演者は、失礼ながら全く存じ上げていない。
若手ばかりのような気がする。
私は浮いたな存在として過ごすはめになるかもしれない。
だからといって、投げやりになるわけでも、閉じこもるわけでもない。
自分の空気感でハッピーにできるとは思っている。
ただ、そのためには、君が観に来なければいけないんだ。
観に行こうかどうしようか迷ってる君の力が必要なんだ。
オレは待ってるぜ。

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テーマ:LIVE、イベント - ジャンル:音楽


久し振りだ。
しばらく更新を怠っていた。
あれやこれやがあり、なかなか落ちつけず、
出来事や心情を言葉にしてキーボードで打ち込み、
狭い世界とはいえ、それを公表してしまうのは、
なんともヘヴィな作業に思えて、
なかなかパーソナル・コンピュータに向かうことができなかった。

しかし、ついに、トゥナイト今夜は、キーボードに向かった。
何かが一段落したわけでもなく、
伝えたいことが生じたわけでもない。
下水道に流れていくだけのような日々のままでいいのかと、
少し不安になっただけだ。

24日、仕事で東京へ行った。
この1年で6度目の東京出張だ。
毎回日帰りで、ほぼフリータイムは無い状態。
そして、自分でどんなに気をつけても、
事故が起こればどうにもならない航空機の恐怖を背負っての出張だ。

しかし、今回は少し違った。
何が違ったかといえば、1泊2日だったことだ。
翌日の用務が朝早くからだったため、前日入りとなった。
とはいえ、ほぼ普通に勤務を終えてから千歳に向かい、
エアドゥしたため、東京都心に着いたのは午後9時を回っていた。

しかも、東京は連日の晴天により、乾燥注意報の毎日だと聞いていたのに、
その日に限ってどしゃ降りで、時々、ひょうなのか、あられなのか、
氷の粒が雨にまじっていた。
この1年間に6回東京に行ったうち、4回が雨だ。

ただ、今回は一人での出張であり、初日は移動のみであったため、
遅い時間ながらも、ソロ活動をすることができた。
そこで、ホテルに向かう前に、
九段下の「斑鳩」(いかるが)というラーメン店へ。
ちなみに、ここでラーメンを食べたいがために、
宿泊するホテルも、この界隈にしたほど計画的な行動だった。
斑鳩/店
平日の夜の9時30分、かつ、どしゃ降りにもかかわらず、
店の外で3人が行列をなしていた。
それでも10分待ちくらいで着席できた。
そこからが地味に長かった。
ラーメンが出来上がるまでのスピードが遅めで、
店員の方々の動きも、ソフトでスローである。
見た目も口調も、洋服のセレクトショップの店員のようだった。
それはそれで嫌じゃない。
威勢がよすぎる店より、私はこういう感じの方がいい。
斑鳩/らーめん
ラーメンは実に美味しかった。
やや太めで白っぽいストレート麺も、
肉系ダシと魚介系ダシがバランス良くまろやかに出ている感じも、
札幌には、いや、北海道には無いタイプで、
ちょっとした不思議感がありつつ、
このタイプのラーメンを経験してきていないのに懐かしさがあった。


見た目ほどこってりとはしておらず、それでいてしっかりと厚みがある。
旨みが程よくキャッチーなせいか、
夢中で食べ終えてしまったし、
食べ終わってすぐ、まだ食べたいと思った。
翌日も食べたいとさえ思った。
誤解を恐れずに言えば、
山岡家のラーメンをあっさりと品良くしたような感じだ。

ただ、札幌だと、このタイプはなかなか難しい。
札幌の人気ラーメンは様々あれど、マクロな傾向としては、
ダシよりコク、品よりインパクトだろう。
かつて札幌に出店していた「支那そばや」や、
かつて小樽に出店していた「池袋大勝軒」が、
いつもすぐに着席できたことからもわかる。

翌朝は快晴だった。
仕事先まで地下鉄で5駅あったが、1時間近く歩いて向かった。
有意義なソロ活動だった。
無事、仕事を終え、予定のエア・ドゥになんとか間にあった。
飛び立って間もなく、遠くに富士山が見えた。
20110125羽田
航空機の中にいるときは、常に事故への不安感がある私は、
津軽海峡を越え、苫小牧の夜景がみると、いつもほっとする。
次第に高度が下がり、雪が目視できるようになると、
「北海道がいいわ、やっぱり」と思う。
早く雪道を歩きたい気持ちになる。
日帰りでも、そう思う。

今週も忙しいし、来週は、また東京日帰りがある。
しかし、それを越えたら、ライブがある。
2月10日(木)、ライブに出演する。
久し振りに、アコースティック・ギターでのソロ出演だ。
全曲、カバー曲で挑もうかと考えている。
そのあたりの詳細は次回に。
そんなに間を空けずに更新するぜ、してみせるぜロック・ミー。

テーマ:日々のつれづれ - ジャンル:日記


前回の記事は、AKB48について語っている。
2010年の日本の芸能界における
最大のヒット商品であるAKB48からの流れで、
2009年の日本の出版界における最大のヒット商品である、
村上春樹「1Q84」の話に持っていこうとしたのだが、
AKB48の話だけで完結させてしまった。

というわけで、今回はブックレヴューを3冊。
この3冊を紹介して、2010年に読んだ本のレヴューは終了。
次回の本の記事は、2010・ブック・オブ・ザ・イアとなる。
それでは、どうぞ。

■村上春樹「1Q84 BOOK1」(2009年)
村上春樹/1Q84 BOOK1
主人公は二人いる。
一人は、スポーツ・インストラクターを本業としながら、
殺し屋としての一面も持っている29歳の女性。
もう一人は、予備校講師を本業としながら、
小説家を目指し、日々執筆している29歳の男性。

主人公の女性は、宗教団体の施設で育った。
両親が熱心な信者だったからだ。
10歳の時に、信仰を捨て、施設から逃げ出し、
それからは叔母のもとで暮らした。

主人公の男性は、出版社からの依頼により、
とある17歳の少女が書いた小説を添削する。
その少女は、両親と暮らしていた宗教施設から、
10歳の時に脱出した過去を持つ。

作品は、二人の主人公のそれぞれの物語を、交互に綴っている。
いずれ二つの物語はつながるのだろうが、
このBOOK1では、つながる気配を見せた程度である。

なお、物語の設定は1984年なのだが、
主人公の女性が、ある時期の記憶がすっぽりと欠けていることに気づき、
現実との微妙なズレを感じ始める。
そこで、1984年を、1Q84年と名付けたことがタイトルになっている。

面白かった。
いちいち説明がましく、面倒に感じるところはあるが、
きちんと詰め切っているため密度が濃い。
豊富な知識、巧妙な例え、そして圧倒的な筆力に十分楽しめた。
ストーリーもさることながら、
読み進めたい欲求を高める文章力がすごい。

首をかしげるのは、性描写が多すぎること。
折角のちょうどいい緊張感が、展開上必要性を感じない性描写によって、
緩んでしまう箇所が目立ったような。

あと、1ページあたりの字数が多い。
554ページなのだが、量的には2冊読んだような感じだ。
質的にも上下巻を読んだくらいの重厚感があった。
BOOK2を読むのが楽しみだ。

■奥田英郎「邪魔」(2001年)
奥田英朗/邪魔・上  奥田英朗/邪魔・下
主人公は34歳の妻。
家族は夫と子供二人。
家計を支えるため、スーパーのパートをしている。
東京郊外に家を買ったこともあり、なかなか贅沢はできない。
夫婦の関係も冷え気味。
それでも平凡ながら、それなりに幸せな生活を送る。

ある時から、夫の金回りが不自然に良くなる。
妻は微妙な違和感をおぼえる。
そんなとき、夫の会社で放火事件が起こる。
第一発見者は夫で、自らもケガを負う。

刑事は、事件を調べていくうち、夫が犯人ではないかと疑う。
妻も、次第に夫が怪しいと感じてくる。
一方、妻は、パート先での雇用条件に関して抗議行動を始める。
はじめは全く乗り気ではなかったが、
市民運動団体の女性にそそのかされ、
また、閉塞感のある生活に嫌気が差し、
気づいた時には、先頭に立って行動していた。
そして夫婦共々、破たんに向かっていく。

きっかけは小さなものなのに、事態はどんどん悪い方向へ進み、
やがて取り返しのつかないものになる過程が、丹念に描かれている。
場面、場面が目に浮かぶし、心理状況も手に取るようにわかる。
食い止められずに崩壊していく様は、どこかでボタンを掛け違えば、
誰しもこうなっていくのかもしれないと思わせ、
ぞっとするし、息苦しい気持ちにもなっていく。

ところが、人物描写への目配りが冴え、展開も淀みがないため、
一気読みさせられるし、途中から読んでも、すぐに世界へ引き込む。
非常に読ませる作品だ。そして、面白い。

気になったのは、終盤が希薄に感じたこと。
密度の濃さと勢いに引っ張られたのに、最後に来て雑然としたというか。
そのせいか、厚みのある内容なのに、最後に浮かび上がるものがない。
残像のようなものがない。
とはいえ、力作なのは間違いない。
なんらかんら言いつつ、非常に面白く読める作品である。

それにしても、刑事と、その義母との関係には驚いた。
実は、この点が一番衝撃的かも。

■桜木紫乃「風葬」(2008年)
   桜木柴乃/風葬
筆者は、釧路市出身、江別市在住の女性作家。
この作品の舞台は釧路、そして根室。
釧路、根室の中でも、決して観光地ではない
日々のナチュラルなプレイスをメインに展開するのが良い。
道東の寒い夏や荒涼とした半島が目に浮かび、
なんとなくふらっと出かけたい気持ちになる。

ところが、札幌からはまるでふらっと行ける距離ではない。
なので、ふらっと出かけたい気持ちはすぐに萎える。
なにせ札幌から車で向かった場合、
1泊2日ならば移動と睡眠だけでジ・エンドとなるほどのディスタンスだ。
しかし、海と風と原野しかない雰囲気が魅力的に感じながら読めた。

主人公は、釧路で書道教室を開いている30歳くらいの女性。
母はアルツハイマー、父は誰なのか知らされていない。
母が時々口にする「涙香岬」(ルイカミサキ)という言葉に導かれ、
釧路から根室に出かける。
そして、自らの出生の秘密がひも解かれていく。

それだけではない。
漁船の拿捕や密猟、北方領土のソ連住民との暗躍など、
根室という地域独特の闇社会部分を軸にしながら、
ミステリアスに展開させており、結構惹きつけられた。

ただ、読み終えてみると、さらっとした余韻である。
内容はダークなのに、コーティングの色が薄いというか。
あえて掘り下げずに、ライトにまとめたのかもしれないが、
もう少し密閉感が欲しい気がした。
しかし、文章の雰囲気は私の好かもしれない。
とりあえず、筆者の他の作品を読みたい気持ちになった。

「涙香岬」(ルイカミサキ)は、根室市内に実在する。
正式な地名ではないらしく、目立つような突き出た岬でもないらしい。
地図にも載らず、岬を案内する標識などもないらしい。
そういうところだと逆に行ってみたくなる。
しかし、ふらっとは行けないのさエスカロップ。

テーマ:読書メモ - ジャンル:本・雑誌


年末年始、AKB48を初めてじっくり見た。
彼女達が、2010年最大のヒット商品というのも、
わからなくはない。
取り立てて何がすごいとか、心をひかれるものがあるとかはないが、
なんとなく軽い気持ちで観れてしまう。

昨年行った、AKB48の選抜総選挙というイベントが、
大人気のきっかけになったのだろう。
まだ人間という生き物として全然出来上がってない顔つきの少女達が、
必死に、そして、いたいけなまでに選挙に挑む姿は、
それまで関心のなかったミドル・エイジの心を引き寄せた。
やはり真剣勝負をして順位づけがはっきりするのは、
傍観している分には、興味を引く娯楽なのだ。

ただ、こうした今の人気は、
行列が行列を呼んだようなバブルさが否めない。
大人気の店なので、とりあえず一度行ってみたようなものだ。
私もそんな気持ちで年末年始にAKB48を観た一人だ。

彼女達は、急激な人気上昇によって多忙になり、
ひたすら目の前にあることを必死にこなす毎日だろう。
働き過ぎなのではと心配にもなるが、
もっと気になるのは、激務による反動である。
くれぐれも心身の管理には気を使っていただきたい。
というか、こんなに上から目線で評論している私はなんなのだろう。

ところで、「AKB48はメンバー同士、仲が良くない」とか、
「集団でいるからわからないが、一人ひとりはそれほど可愛くない」とか、
いたずらに否定する意見も多いやに聞くが、
それもまた注目されている証拠だろう。

ただ、一人ひとりはそれほど可愛くない、ということはない。
というか、選抜総選挙の順位は、実はかなり正しいように思う。
なるほど、キャラクターとして人気が出そう人が上の順位にいると
納得できる。
特に上位5、6人は、アイドルタレントとしてのポテンシャルが
それ以下のメンバーよりも明らかに上のように見える。
そして、その5、6人は、私がイメージするアキバっぽいキャラからは
かなり遠いイメージである。
アキバらしいというか、メイド・カフェの店員っぽいメンバー、
いわば正統派なキャラは10位以下に集中している。
つまり、最早アキバには関係なく、ただのアイドルグループなのだ。

そのあたりは、どんなものなのかなと思うが、
AKB48について、こんなに語ってしまった私のほうが、
どんなものなのかなと思う。
ほんとにそう思う。
書かずにいられなかったわけでもないのに書き、
公開しないこともできるのに公開してしまった。

虚しいぜベイベー。

平和なんだなと思う。
ぬるま湯の中か。
しかし、ぬるま湯の半身浴こそ最も心身に良い。
ぬるま湯を否定の象徴とだけで捉えていいのか。
ぬるま湯状態にある若者を否定する中高年のや多くは、
定年後にぬるま湯につかるために必死なんじゃないのか。
だから国債が減らないんじゃないのか。


12月後半から仕事が忙しく、帰宅時刻が遅い。
年が明けてからも、状況は変わらず。
日付が変わる少し前に地下鉄に乗る。
絶望という名の地下鉄にアイ・ラヴ・ユー。

ところで、だ。

ほとんど人に言ってないのだが、
ほぼ酒を飲まずに70日くらい経った。
11月以降、飲んだのは、12月のライブの後の打ち上げ。
その一度だけだ。

今日7日は、職場の新年会だった。
そのため、仕事はあるものの、残業はしていない。
ついでに、酒も飲んでいない。

努力して飲まないのではない。
ある時期から、美味しいと感じなくなったし、
同時に、それなりに飲んでも、ほとんど酔わなくなったからだ。
その結果、飲みたくなくなった。
周りが飲んでいても、飲みたい気持ちにならない。

「今じゃ女の子に触れたって、何も感じなくなってる」と、
ブランキー・ジェット・シティは、
名曲「絶望という名の地下鉄」の中で歌っている。
それと同じように、
今じゃ周りが酒を飲んでたって、何も感じなくなってる。
自らは飲まずとも、周りの酒に付き合える。

酒をやめたのではない。
例えれば、酒と別れたような感じだ。
酒のおかげで楽しくなることもなく、
酒が慰めてくれるわけでもない。
シンプルに言えば、つまらなくなった。
酒によって、過去の苦い思いに今も苦しむし、
自分が望む未来からずれていくように思える。

むしろ、酒を飲まないことによって感じる身体の変化、
それのみならず、気持ち、感覚、行動、未来への考え方など、
様々な変化を楽しんでいる。
なので、何も寂しくはないし、何も辛くはない。
この先どうなっていくのか楽しみである。

職場の同僚、М越(エムコシ)氏に、1か月くらい前、
「酒を飲むのをやめてみている」と話したたことがあった。
そのため、今日の新年会で、
「まじに今日も飲んでないの?」と聞かれた。

「飲んでないし、飲みたいとも思わないんだよねえ」と答え、
酒を飲まないことによる生活の変化について話しているうち、
М越氏は、私が酒を飲まなくなった根本について、こう言った。
「酒を飲まなくても自分に酔えるからじゃない?」

一般的な反応としては、馬鹿にされたとか、皮肉を言われたと
思うのだろうか。
私は、「うまいこと言うね」と反応した。
それが素直な気持ちだった。
相手がМ越氏だったことが大きく影響しているとはいえ、
全く不快になどならず、
むしろ、ある意味、目指しているところは、
そういうところかもしれないと思えた。
自分に酔うほど、何かに思いきり没頭したいのかもしれない。
というか、そう思った時点で、既に自分に酔っているのだと思う。

なので、嘲笑確実な、こんなMCをする日が来るかもしれない。
「オレは酔いどれロッカーだから。
 かといって酒に酔ってるわけじゃないぜ。
 自分に酔ってるのさ」。
愚かだと思うだろ。
でも、素敵なことかもしれない。

テーマ:小さなしあわせ - ジャンル:日記


2011年が始まった。
今年もまたロック・ミーでよろしくお願いします。

年明け早々スノーボードに行った。
スノーボードをやるのは6年ぶりだった。
それまでは約10年間、毎年10回程度は、スキー場通いをしていた。
突然6年もの間、スノーボードから遠ざかったのには理由がある。
ライディング中のミスにより、左の頬骨を陥没骨折したからだ。

それまでは、今思えばむちゃくちゃな滑り方をしていた。
人の少ないコースの隅で、ひたすらスピードを求めたり、
深雪の中を転げまわったり。
そのケガは、もうそんなことをする季節が終わったことを
暗に示したのだと解釈し、冬山から退いた。

そのケガ以降、私生活ではアン・ハッピーなことが続いた。
運がなくなりアン・ラッキー、穴がないのにアン・ドーナツ。
取り戻さなければと必死になると空回り。
なんとかなると、ありのままにしていたら悪化するばかり。
なるべくしてそうなったのだと受け入れてはいるが、
立ち直りそうなところで災いが起こることに疲れた数年間だった。

もちろん、その間に、留萌でのラジオ活動や現在の音楽活動など、
良い事もあったし、多くの皆さんがヘルプ・ミーしてくれた。
そのおかげで今がある。

とはいえ、生活全体で見れば、上手くいかない時期の中にいた。
その中で、2010年は、下降線を折り返せたかもしれない感触がある。
社会のノリや流れに縛られず、断ることに怯えず、
無理をしないよう意識したら、何か少し楽になれた気がした。

それによって失ったものはあるだろうし、
根本的な解決にはなっていないだろうし、
俯瞰したら、もしかしたら、さらに悪い方向へ折れているのかもしれない。
それはわからない。
ただ、まだまだこれから何でもできるはず、という気持ちではなく、
残りの人生で何を優先すべきか、という気持ちに変わったかと。
方向ではなく、とりあえず視点が変わったかと。

こうしたことが、スノーボード再開につながった。
というわけではない。
単に山に行きたくなったのだと思う。
2008年から、夏山登山を始めた。
その延長線として、冬山にも行きたくなった。
それだけのことだと思う。

まともに冬山に挑む勇気も覚悟も装備も知り合いもない。
だから、リフトかゴンドラで上る。
そして、スノーボードで下りてくる。
山っていいよなあ、そう思えれば満足だ。
20110101モイワスキー場1
実は、12月に一度、スノーボードをしに朝里川温泉スキー場へ行った。
ところが、スノーボードのジャケットを忘れるという、
考えられないミスをした。
テントを持たずにキャンプに行くよりひどい。

それに気づいたのが、スキー場に着いてから。
結局、そのまま引き返すという悔恨の一日となった。
これはまだスノーボードをすべき時ではないということの暗示かと考え、
とりあえず年が明けるまでスキー場行きを控えることにした。

そして1月1日、ニセコ・モイワスキー場へ。
2005年2月12日以来、スノーボードにライドした。
この6年間、完全に頭からスノーボードがなくなっていたため、
普通に滑ることができるか多少の不安があった。
そのため、コースが広く、それなりに長めなのにもかかわらず、
常に客はまばらで、しかもグラン・ヒラフに比べて、
かなり良心的な料金である、ニセコ・モイワスキー場へ行った。
20110101モイワスキー場2
久しぶりなので、相当違和感があるかと思いきや、
滑るごとに、感覚が蘇ってくるのを実感し、とても楽しかった。
斜面をエッジでえぐっていくあの快感は、
スノーボードでしか味わえないものだ。
もう別の山に滑りに行きたい気持ちになっている。
冬の山もいいものだ。

テーマ:スノーボード - ジャンル:スポーツ



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