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昨日29日、守屋前防衛次官の証人喚問が行われた。
防衛専門商社「山田洋行」の元専務との癒着疑惑によるものだった。
「山田洋行」は、「やまだようこう」と読むが、
同じ文字で「やまだひろゆき」という姓名の方が何人もいるだろう。

それはそれとして、守屋氏はゴルフ接待を200回以上受けたと明らかにした。
「200回以上」ということで、
250回かもしれないし、400回かもしれない。
守屋氏はゴルフ接待について、「週末にストレスを解消したかった」と答えた。
そんなに週末にゴルフをしたら、ゴルフ以外のプライベートが無くなって、
逆にストレスがたまるのではないかと思った。

また、将来プロゴルファーになりたいが、
金銭的な事情などから、
なかなかゴルフコースに出ての練習ができない人は、

防衛官僚になるべく勉強すべきだ。
思う存分ゴルフができるようになる、しかも無料で。

この問題、国民の関心はどうなんだろう?
自分の生活には関係ないし、どうなるものでもない、
そして、どこに怒りをぶつけていいものか。
そのため関心は薄いし、あきらめムードではないか。
もしかしたら、怒りすら感じないのかもしれない。

それにしても、この守屋という男、
防衛省のトップまでのぼりつめたと思わせる雰囲気があった。
証人喚問という独特の圧力感と緊張感の中で、
臆することなく、怯むことなく、沈着に、整然と答弁していた。
しかも、資料や原稿らしきものに目をやることもなく、
組み立てよく話していた。
相当に強かな人である。
本当の悪人かもしれない。

しかし、誰しも最初から悪人だったわけではない。
また、小さな悪だったのに、様々な利害が絡み、連鎖していくと、
何が悪で、何が善なのかわからなくなる。

そこで紹介したい小説がある。
吉田修一、「悪人」である。

悪人

話の舞台は、福岡、佐賀、長崎。
保険外交員の女性の殺人事件を発端として話は進む。
ストーリーの軸になっているのは「出会い系サイト」。
その根底にあるのは「孤独と欲」。

殺人事件の犯人は、話の中盤で明らかになる。
そこからが面白くなる。読むのをやめられなくなる。
なぜか?
「殺人事件」ではなく、「人間」を描いているからである。
そして、話のつなぎ方に無理がないからである。

登場人物は、保険外交員の女性のほか、ボンボンの大学生、
土木作業員、ヘルス嬢、紳士服店の女性店員など。
その誰もが、最初は、どこにでもいそうな普通の人のように描かれているが、
話が進むうちに、「普通の人」が次第に「悪人」に感じてくる。
読み手に、そう思わせる描き方が非常に巧みである。
それが惹きつけられた最大の要因かもしれない。

人間のかっこ悪い部分、汚い部分が丹念に描かれている。
生臭さを感じるほど、リアリティがあり、
そこにアイデンティティを感じ、レモンティを飲みたくなる。

例えば、紳士服店の女性店員(30歳くらい、独身)の元旦の場面。
おせち料理を食べ、初詣に行き、姪っ子と遊び、正月番組を見たら、
何もすることがなくなった。
時間を持て余し、自転車で近くの大型ショッピング・センターへ。
何も欲しいわけではないが、なんとなく書店に立ち寄る。
ベストセラーの本を手にとる。しかし並んだ活字が重く感じて買わず。
いい曲だなと思っていたCDを見つけ、手に取る。
しばらく買うがどうか迷ったが棚に戻した。
CDショップの窓から外が見えた。
自分の自転車がぽつんとあった。
気づいたら泣いていた。理由もないのに涙があふれた。
自分には欲しい本もCDもなかった。
新年が始まったばかりなのに、行きたいところも会いたい人もいなかった。

胸が締め付けられる描写である。
こうした何気ない日常の中の切り取り方が絶妙である。

そのほかにも、祖母のスカーフ、祖母のバス運転手とのやり取り、
娘を亡くした父親の行動、それを受け入れた母親など、
やるせなく、暖かくも哀しい場面が後半連続する。
とにかく人間の心情の描写の素晴らしさに、ため息が出る。

エンディングは決して劇的ではない。
しかし、鳥肌が立つ。
優しさとは?信じることとは?切なさにうち震えるエンディングである。

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テーマ:本の紹介 - ジャンル:小説・文学


プロ野球日本シリーズが行われている。
札幌ドームでの2戦を終了して1勝1敗。
日ハムは1勝したものの、あまりの貧打ぶりのせいか、
いまひとつ気持ちが盛り上がらない。
とはいうものの、試合は楽しみであり、
日ハムのシリーズ制覇への期待が大きいことには変わりなく、
残りの全試合もテレビ観戦するのは間違いない。

10月17日のブログで、
日ハム戦のテレビ放送において、稲葉ジャンプの際、
テレビカメラも意図的に揺らし、
臨場感を表現するのは控えてほしいと訴えた。

目がまわり軽い吐き気をもよおすからだ。
それと同様に気になるのが、解説者のコメントの鬱陶しさである。

解説者の善し悪しで、試合が面白くも、つまらなくもなる。
時々、解説者のコメントと態度にうんざりすると感じている方も多いだろう。

最近特に感じるのが、
ちょっとした好守備で「これで流れが変わりますね」。
ありがちなダブルプレーで「これで流れが変わりますね」。
たまたま四球とバントヒットが続いて「これで流れが変わりますね」。
このように「流れが変わる」コメントを殊更に使う。
「萩原流行は何回イメージ・チェンジすればいいんだ!」と
ON MY MIND
で叫んでしまう。
メリー・ジェーン以来の「ON MY MIND」である。
そのせいで、「メリー・ジェーン ON MY MIND」の後の歌詞が
出てこない人が多いことも付け加えなければならなくなる。

また、試合終盤で点差が開き、勝敗が見えた時など、
「次につながるヒット」、「次につながるピッチング」など、
「次につながる」という言葉を、多様し過ぎる。
多様し過ぎるため、「前向き」のようで、
実は「いい加減に」使っているように聞こえる。
それに対してアナウンサーも、
「なるほど、そうですね」などと、まるで納得したかのように返す。

解説を生業(なりわい)としているならば、
こうした「馴れ合い」のような解説を見直し、
「張り合い」と「やりがい」を感じさせるような工夫なり努力なりを
もう少ししてほしい。
そういう方向に“向かわ”なければ、試合自体がつまらなく…、うん?
むかわ?

むかわ町といえば、「シシャモの町」として有名である。
シシャモを採ることができる時期は、
10月から11月にかけての時期に限られている。
要するに「今」である。
その「今」を感じるため、28日日曜日、むかわ町まで足をのばした。

ところで、むかわ町は、平成18年3月に鵡川町と穂別町が合併し、
その際、「鵡川」から「むかわ」と平仮名表記に変えた。
「むかわ」とすればソフトであり、親しみを持ちやすいかもしれないが、
「鵡川」の方が、色も香りも感じられて良かったと思う。
でも「むかわ」だけに、はむかわないようにしよう。

むかわの町に入ると、「ししゃも」と書かれた看板とともに、
シシャモを大量に干している店が何軒か現れる。
大量に干されたシシャモは、
シシャモのすだれ、といった雰囲気で、
業界で干されている私と違って、
地域の特色、季節、風情を感じさせる、心あたたまる景色である。
単に「秋の風物詩」では片づけられない。
むかわの文化、あるいは「誇り」といってもいい景色ではないか。

昼食は、「ぽぽんた市場」という特産品直売所内に設けられた食堂でとった。
カウンターのみ8席の小さな食堂である。
ここが安い。
シシャモのフライが2つ入ったカレー丼500円、
シシャモのフライを玉子でとじたシシャモ丼500円、
シシャモを食べて感じた幸せ、プライスレス、
新婚の頃、二人をつないだ赤い糸も、今じゃすっかりコードレス、
下手すりゃ明日はホームレス、だった。

この食堂、行列ができていた。
8人待ちくらいだったが、客のさばきが速くはないため、
席に着くまで30分程度を要したように思う。

ここで、カレー丼、たこめし、焼いたシシャモを食べた。
カレー丼は、まさに家庭的な味のシーフード・カレーで、
シーフードから出るのダシがルーにしみ込んでいた。
具はシシャモのフライのほか、イカ、つぶ、タコだった。
この地域でとれたシーフードしか入っていないことに非常に良い印象を持った。

「たこめし」は、掘り出し物だった。
むかわ近辺がタコの産地であることを知らなかった。
タコは非常にやわらかく、気持ちよくかみ切れる逸品だった。
「めし」の部分も、しょうがの味が程よく利いており、
飽きのこない、非常に品のある薄めの味付けだった。
これは、是非もう一度食べたいと思った。

↓右の写真は「焼きシシャモ」と「たこめし」。食べることに夢中で、写真を撮るのを忘れてしまい、
  写っているのは食べかけ。カレーの食べかけもあったが、衛生的に耐えられないため非公開

ぽぽんた1 ぽぽんた2

焼いたシシャモも素晴らしかった。

苦みが全くない。
そして、ふっくらしているので、食べ応えがある。
おそらく普段は、「カペリン」という名の「樺太シシャモ」であろうシシャモを
食べ慣らされている私にとっては、
「美味しい」の前に違和感があったくらい、味に開きがあった。
特にオスは、身が多く、魚を食べていることを実感した。

満足のいく食事をすると、ハッピーになると同時に優しい気持ちになれる。
そんな「ししゃもテンダネス」の状態で、
持ち帰るシシャモを購入するため、
むかわ町におけるシシャモ業界最大手と思われる「大野商店」へ。
店の中も外も、非常に混雑していた。

↓大野商店では、シシャモを買うと、右の写真のように、くしに刺した状態で、段ボールに入れられて
  持ち帰りとなる。

大野商店1 大野商店2

オスは10匹500円程度、
メスは大きさによって10匹1,000円~2,000円だった。
ちなみに、シシャモは漢字で「柳葉魚」と書く。
そのせいか、「ぎばちゃんのオス20匹ください」、
「容疑者 室井慎次のメスありますか?」などの声が飛び交っていた。
いや、飛び交ってはいない。

シシャモを満喫した一日だった。
むかわ町に着いた時は感じなかったが、むかわ町を後にする時は、
「ししゃも」と書かれた大きな看板の「し」の文字が、
シシャモそのものに見えた。

テーマ:北海道のグルメ - ジャンル:グルメ


昨日26日で、ヤスオ福田内閣が誕生して、1か月が経過した。
年金横領、海上自衛隊の給油量訂正、
守屋ゴルフなどの問題処理に忙殺され、
なかなか自分のカラーを打ち出せない、なんていう報道もある。

しかし、私から見れば及第点はやってもいいのかなと思う。
それに、福田カラーって何?と考えると、
総理就任の時にも言っていたが、
今ある問題を一つ一つ着実に解決するようなところである。
その意味では、華々しくはないが、
謙虚かつ丁寧にやっているように見える。

願わくば、ヤスオ福田の皮肉っぽいコメントをもう少し聴いてみたい。
特に、委員会か何かの場で、質問を繰り返す共産党の議員に対して
「どれだけ議論しても、どうせ反対するんでしょ」と発言したのは、
思わず、にやけてしまうようなニクい答弁だった。

野党にしてみれば、ヤスオの謙虚かつ丁寧路線は、
やりにくいところもあるだろう。
特に民主党は、自民党と政策的に近い案件もあるので、
手をこまねく部分もありそうだ。

それと今更だが、民主党という政党名、
もう少しオリジナリティがあるものにすべきではないか。
「自由民主党にあって、民主党にないものは何?」と聞かれたら、
「自由です」としか答えられない。
自由の「ある・なし」は、大きな問題だ。

さて、ヤスオ福田内閣に、とりあえず及第点はつけたものの、
9月25日のブログに書いているとおり、
よく言えば手堅い、悪く言えばつまらない内閣である。
これでは、国民も退屈するし、忘れていく。
そこで、私も内閣を発足させた。

出過ぎたマネとは承知の上で、
私を総理大臣にし、有名人の中から、大臣を選んでみた。
これで映画やドラマをやるという想定で見ていただきたい。
したがって、俳優を中心に人選したし、
現実性を考慮したため若手がいない。
ふざけてはいるが、ふざけ過ぎてはいない、
そんな微妙なバランスに配慮してみた。

〈大臣名〉   〈クグエ内閣〉   〈福田内閣〉
総理大臣  クグエ@SW      ヤスオ福田
官房長官  タ  モ   リ     町村 信孝
総    務  西田 敏行    増田 寛也
法    務  橋爪   功     鳩山 邦夫
外    務  渡辺   謙    高村 正彦
財    務  山村 紅葉    額賀福志郎
文部科学  太田   光    渡海紀三朗
厚生労働  竹下 景子    桝添 要一
農林水産  中村 雅俊    若林 正俊
経済産業  香川 照之    甘利  明
国土交通  渡辺いっけい    冬柴 鐵三
環    境  古田 敦也    鴨下 一郎
防    衛  高田 純次    石破  茂
国家公安  水谷   豊    泉  信也
沖縄北方  田中 邦衛     岸田 文雄
金融・行革  竹内   力    渡辺 喜美
経済財政  みうらじゅん      大田 弘子
少 子 化  涼風 真世    上川 陽子

まず、タモリ氏。知性も教養もあり面白い。
出しゃばらないし、適度に手抜きもするが安定感がある。
私がテレビ番組出演をするとしたら、タモリ司会の番組に出たい。

西田氏と橋爪氏は適役だろう。
特に橋爪氏の法務大臣は、この中で最もはまっていると思う。

渡辺謙氏は、サムライなのに英語がペラペラだったことや、
誠実な二枚目キャラが、バランス的に必要であるため選出した。

財務の山村紅葉氏もいい。
外見も中身も、生真面目さとコミカルさを兼ね備えており、
国民受けがいいのではないかと考えた。
私は、彼女を結構評価しており、
「上司にしたい女性ランキング」なんていうのがあったら、
必ず上位にランクインするだろう。

文部科学大臣の太田光氏(爆笑問題)

彼は防衛大臣と見る向きもあるだろうが、
防衛問題に関してかなり頑固であるため、
国会がハチャメチャになりそうなので断念。
学校教育でも大いに力を発揮できる才能がある人だと思う。

厚生労働の竹下景子氏も、イメージ的にいい人選だ。
早めにパブロンを出すように、
危機管理をしっかりした政治をしてくれそうだ。
中村雅俊氏は、ヤスオ内閣の農政大臣と名前が同じなので選んだ。

香川照之は、40代前半の俳優で最も評価しているうちの一人。
一緒に飲みに行きたい。
余談だが、大森南朗、永瀬正敏、安倍サダヲというメンバーでも
飲みに行きたい。
場所は串鳥でいい。
「なんこつつくね」を食べさせたい。

国土交通の「渡辺いっけい」は、
名前が、取りようによっては政治家っぽいので選んだ。
内閣でも名脇役として支えてくれそう。

環境の古田氏は、前ヤクルト・スワローズ監督。
スポーツ界からも誰か選出しようと思い、支持率を考慮し、古田氏にした。

続いて、防衛大臣。この辺までくると選ぶのに疲れてきた。
どうでもよくなってきた。で、高田純次氏。

国家公安の水谷豊氏は無難な人選。
物知りなのに何を考えているかわからないキャラなので、
官僚との間で、しっくりいかない場合があるかもしれない。
そのため、水谷氏と官僚をつなぐサポート役、
いわば「相棒」がいると、うまくいくと思う。

沖縄北方は、自ら石の家に住み、水が出たと大騒ぎした田中邦衛氏。
最果ての地に住む住民に理解を示すと思う。

金融の竹内力は、Vシネマでの金融業における実績を評価。
経済・財政はみうらじゅん氏。
財務大臣がいて、経済産業大臣がいて、経済・財政大臣は何をするの?
というわけで、ならば「長髪」枠で、みうらじゅん氏でいいんじゃないかと。

少子化担当大臣は、40代半ばの女性を入れたいという理由だけで、
涼風真世氏にした。好みだし。

以上である。
内閣発足の際の、総理官邸の階段での写真撮影をしても、
何となくいいんじゃないかと思える人選ではないか。
つまり、見た感じで納得できそうな方々にした。
いわば「霜降り牛の焼肉内閣」である。
どうしてかって?
「見た目じゅうしー」だからです。
クグ丸です。


25日木曜日、私、S.KUGUEは、
E.YAZAWAのコンサートへ行ってきた。
E.YAZAWAといっても、つんつくの耳を噛みちぎった人ではない。
本物の矢沢永吉氏のコンサートへ行ってきた。
場所は北海道厚生年金会館。17列目という、非常に良い席だった。

矢沢1

矢沢氏は相変わらずパワフルだった。58歳である。
仮にタミフルを服用していたとしても、あそこまでパワフルにはなれない。
しかも、パワフルなだけではなく、非常に「しなやか」なのだ。
矢沢氏の動きをモチーフに、
フィギュア・スケートをやるのもありではないかと思ったくらいだ。

また、声の張りと厚みは、そこらのミュージシャンとの格の違いを感じた。
相当な節制と体力維持に努めている証だと思う。
そうしたアーチストとしての意識の高さに改めて敬意を表したい。

ところが、である。
「熱さ」や「切実さ」を感じなかった。
つまり、胸にせまる感動や衝撃がなかった。
その原因は、いくつか挙げられるが、大きく分けると2つである。

1つは、好みの問題だが、バックバンドの出す音である。
まず根本的にドラムとベースの音が小さかった。
ライブの途中、ミキサーのところへ、
「もう少しドラムとベースの音量をあげてほしい」と
言いに行きそうになってやめた。
持っていたチラシの裏に書いて、
矢沢氏に見せに行こうかと思ったが、やはりやめた。
なぜなら、面倒くさかったからだ。

次に、音自体が、私が感じるところのロックではないのだ、特にギターが。
矢沢サウンドは80年代から一貫してそうだが、
TOTOやジャーニーのような、いわゆるアメリカン・ロックの音なのだ。
ハードロックっぽくもあり、AORっぽくもある
薄めで広がりのある上品な音なのだ。
だから、「ガーン」とこない。「ズドン」とこない。
ソリッドとか、タイトなんていうのとは逆のサウンドなのだ。

矢沢氏の好みだからしょうがないが、
曲が年々ベーシックなロックンロールになっているだけに、
少しゴリゴリした骨太サウンドで聴いてみたい気がした。
それと、矢沢バントの方々は、これも80年代からずっとだが、
見た目が「ハードロック好きな人」なのだ。それが、どこか残念だ。
それが私のテンションに影響し、
前の席の女性のエクステンションにも影響したと思うし、思わざるを得ない。

矢沢2 矢沢3

「熱さ」や「切実さ」を感じなかった2つめの要因は、客のノリである。
とにかく、どんな曲であっても、客のノリが同じなのだ。
ボーカルの入っていない部分は全て、
「永ちゃん、永ちゃん…」の掛け合いである。
掛け合い以外は、手拍子のみである。

そして、その手拍子だが、基本的に「表」の部分で手をうつのだ。
つまり、リズムを刻む時、「1、2、3、4、5、6、7、8」の、
「2、4、6、8」の部分、いわゆる
「裏」で手拍子すべきなのに、
1から8の全てで手拍子するし、時には「1、3、5、7」で手拍子をするのだ。
これは、リズム神経を逆撫でされたような気持ち悪さがあった。

実際私は、カラオケの席で、表で手拍子をする元同僚「ランバード藤田」氏に、
「手拍子するなら裏でしてくれ」と注意したような奴である。
また、初めて行ったそば屋で、
そばが出されたと同時に一味とうがらしをふりかけた元同僚「ヒロ沼田」氏に、
「初めて食べるそばなのに、
味わう前に一味をふりかけてはいけない。そばに失礼」と
注意したような奴である(ラーメンにコショウのパターンもあり)。
そういう部分にナーバスになる、ちっちゃい人間である。

そんな私を、あの手拍子と「永ちゃん、永ちゃん…」の掛け合いが
取り巻き続けたのである。
はねるリズムや、突っ込むリズムであっても、同じノリなのだ。
これは、結構辛かった。
音楽には飽きなかったが、まわりのノリに飽きた。
焼き肉を食べている時、肉の味ではなく、タレの味に飽きたようなものだ。
ライブは、アーチストと客で作るものだというのを改めて感じた。

そして、不可解に思えたのが、みんな手拍子をしているのに、
頭や肩が動いている人が、著しく少ないことだ。
一緒に歌っている人もいない。
これは、身体が音楽に反応してない、イコールのれていないのだ。

また、バラードの曲になると、皆、競うように急いで席に座り、
微動だにせず、曲に聴き入る。
矢沢コンサート・ルールなのだろう。
この「極端なメリハリ」というか、「しきたり」に驚いた。
すごく不自由だし、不自然な気がした。

元々、私はライブを見る時、みんなで同じ振り付けをしたり、
決まったところで決まったことをやるようなノリには非常に抵抗がある。
たくさんの不自由さの中で生きているのに、
ライブ会場でぐらいは自由でいたい。

そんな私なので、矢沢ファンの右ならえ状態に、個性の無さを強く感じた。
誤解を恐れずに言えば、ちょっと新興宗教的でもある。
おそらく矢沢ファンの多くは、矢沢永吉という人間に心酔していて、
音楽は、矢沢氏の一部と考えているのかもしれない。
矢沢氏のやること全てを信じている。つまりは、信者なのだ。
そして、ライブは年に一度の「祭り」なのかもしれない。

こうした矢沢ファンは、矢沢氏以外に、
どんな音楽を聴くのか非常に気になった。
なぜなら、ロック偏差値が高くはないような気がしたからだ。
私の予想では、1位「永ちゃん以外は聴かない」、
2位「ビートルズ」、3位「布袋寅泰」なんて感じではないか。
意外に、ビーズやケツメイシもランクインしそうだ。
おそらく「くるり」とか「真心ブラザーズ」と答える人は皆無だろう。

そういうこと自体は否定しないし、否定できる種類のものではない。
ただ、高校生の頃から矢沢氏の音楽的な面からアプローチした私と、
YAZAWAという人間的魅力や生きざまからアプローチした人との間に
温度差を感じた。
温度差というより、気候の違い、あるいは緯度の違いと言ってもいい。
私にとって、成り上がるとか、BIGになるとか、
「一回目、散々な目に遭う。二回目、落としまえをつける。三回目、余裕」とか
大して興味がないことなのだ。

矢沢信者からは、大ブーイングの内容である。
正直、「キャロルいいよねぇ」ならばROCK ME BABYだが、
「矢沢いいよねぇ」ではROCK ME BABYではない気がしている。
明日、矢沢信者からポストにマヨネーズを入れられてもおかしくない内容だろう。
でも、矢沢信者にも読んでもらえたらなと思う。

アンコールの2曲、「止まらないha ha」と「トラベリン・バス」という
2大タオル投げソングの時の客は、ほんとに楽しそうだった。
結局、これをやりに来たんだなと感じさせる光景だった。
腕を組んで見ていた私にも、前後左右から微妙にタオルが降ってきた。
しかし、それも微笑ましくなる雰囲気だった。

矢沢氏への入口は音楽的な部分であり、
その言動は「かっこいい」というより、
「面白い」、「ちょっと滑稽?」という見方だった。
でも、ずっと見ていると、「かっこいい」が「面白い」を上回り、
最後には「かっこいい」しか残らなくなる。
そういう魅力は間違いなくある方だ。

↓(左)打ち上げ1軒目「金富士」(南5西3)。安くて古くて、ベーシックなメニューしかないのがいい。
  (右)打ち上げ2軒目「SOUL DRESSING」(南3西3)。その名のとおりソウルが流れている店。
金富士 ソウル

テーマ:ライヴレポ・感想 - ジャンル:音楽


「残り物には福がある」と言われたのは昔の話で、
今の時代は「残り物には赤福」である。

三重県の老舗和菓子メーカー「赤福」による製造日偽装問題が
混迷を極めている

嘘という名の餅をつき、偽りという名のあんを塗った。
赤福だけに、「真っ赤な嘘」とは、まさにこのことか。

餅は餅でも、「金持ち」になることに必死で、誠実な「気持ち」を失ったのだ。
赤福ブランドという「おごり」もあったのだろう。
「冷凍しても、味の違いなんかわからない」とばかりに、
消費者をなめた商売をしていたわけだ。
消費者を「ナメタガレイ」だと思っていたと言ってもいい。

赤福餅は、私も何度か食したことがある。
もともと甘いものが好きで、特に「あんこ」には目がない私にとって、
赤福餅は実に魅力的な和菓子だった。
デパートメント・ストアやスーパーなマーケットで
期間限定で売られているというチラシを見たら、わくわくした。
中山美穂に「WAKUWAKUさせてよ」と言われるよりも、わくわくした。

ただ、味が飛び抜けて良かったかというと微妙で、
ベーシックで安心感のある「あんころ餅」だった。
では、何が魅力だったのか。
ひとつは、「赤福」というブランド・パワーだろう。
そして、もうひとつは、間違いなく、あんの形状だろう。
山のようにも川の流れのようにも見える、あの独特のあんの形状だろう。
もし、箱の中に餅が置かれ、その上に、べたーとあんが塗られていたら、
どうだっただろう。
少なくとも、名物にはなっていないだろう。

食べ物の魅力は、間違いなく見た目にもあるのだ。
口だけではなく、目でも食べている。
だから私は、車を運転しながら、ものを食べるのを好まない。
なぜなら、食べているものを見られないからだ。
まして、夜の車の中で食べるなど、もってのほかだ。
食べ物は見えないし、自分自身さえも見失ってしまいそうになる。

比内地鶏の偽装も情けない話である。
比内地鶏の代わりに、卵を産まなくなった鳥を使っていたという。
ただ、卵を産まなくなった鳥も、歯ごたえがあって、
それはそれで美味しいものである。
しかも、鶏なのに手紙を書いてくれたりする、「拝啓」なんて感じで。

私の文章の方が、偽装しているかもしれない。
自分を戒めて、チキンと、いや、きちんとしなければならない。
こんな私が滑稽に思えるかもしれない、
いや、鶏の話だけに、烏骨鶏(うこっけい)に思えるかもしれない。
これでは、バンバンジー、いや、万事休すである。

ところで、この問題の鶏の加工会社は、
30年も前から偽装を開始したが、
経営不振が続き、コストを下げるために偽装を続けてしまったという。
結果、コストよりも頭を何度も下げるはめになった。

もう、この鶏の加工会社は衰退の一途だろう。
パーソナル・コンピュータも、それを認識している。
「かこうがいしゃ」を「加工会社」と漢字変換したいのに、
最初に表示されるのが「下降会社」なのだから。

3週間ほど前、小泉純一郎氏は、町村派の総会の席上、
「人生には3つの坂がある。上り坂、下り坂、そして『まさか』だ」と言った。
この鶏の加工会社にも、上り坂、下り坂はあっただろう。
そして今回の内部告発により、「まさか」も味わった。
しかし、もうひとつあったはずだ。
鶏を扱っていただけに、「とさか」である。
クグ丸です。

テーマ:気になるニュース - ジャンル:ニュース


私の職場で風邪が流行っている。
かわるがわる風邪をひき、連鎖している状況だ。
思えば、風邪をひく原因は、
寝冷えなどのように、自ら風邪をひくケースよりも、
感染するケースが圧倒的に多いように思う。
つまり、サムバディにうつされるパターンがほとんどではないか。

にもかかわらず、私の今の職場では、
風邪をひいている人がマスクをしてくれない。
その人もうつされた人なのに、マスクをしてこない。
学習能力がないのか、思いやりがないのか、情けない話である。

頼むから、マスクをしてほしいと思う。
アイマスクでもいいから、してほしいと思う。
あるいは、マスクメロンを買ってきてほしいと思う。

何十人もいる職場のなかで、風邪をひいている人がマスクをしないというのは、
歩道のない夜の市道を、ヘッドライトを点灯しないで走る車のようなものだ。
車は暴走し、標識も常識もあったものじゃない。
その道は、幹線道路ではなく、感染道路と化すだろう。

こうなると、こちらがマスクをするしかないのか。
いっそのこと、顔を覆うマスクをして、仮面舞踏会を開こうか。
もちろん、その時は少年隊の3人を呼びたい。
おそらく彼らは、マスクメロンではなく、デカメロンを持ってくるだろう。

私の場合、毎年、10月下旬から11月上旬に風邪をひくことが多い。
つまり「今」である。
もしかしたら、明日の朝、風邪をひいているのかもしれない。
あの嫌な鼻づまり、あの身体のだるさと重たい感じ、
あの何を食べても美味しくない感じ…。

風邪はひきたくない。

手洗いをまめにしよう。
それから、まわり道をしよう。それは「迂回」だ。
「うがい」をしよう。
咳が止まらなくなったら、どうしよう。
その時は、ダムへ行こう。
どうしてかって?
せきとめてくれるからです。
クグ丸です。


テーマ:つぶやき - ジャンル:日記


20日土曜日、21日日曜日と札幌は、
雨が降ったり止んだり、踏んだり蹴ったりの週末だった。

先週は外勤が続いた中で、
前半は日ハム戦を見ながらの飲み行為、金曜日は外での飲み行為。
そして、週末は雨模様となれば、
肉体的にも精神的にも疲弊し、どこにも行きたいないし、
どこかへ行ったら行ったで、どこにも帰れない気持ちになる。

そんな時に、テレビジョンから、
菅野美穂が出ているチオビタ・ドリンクのCMが流れると、
なぜか、寂しさが増幅される。
女が「チオ」と言えば、男が「ビタ」と返す。
あんなに微笑ましいカップルなどいないし、
いたとしても一時期に過ぎないとわかりつつも、
菅野美穂の、年齢を重ねたゆえの愛くるしさが、妙に胸に突き刺さる。

あの菅野美穂を見ていると、
何かをやろうにも、どうせ思うようになどいかないと思ってしまう。
それなら、全て諦めて、本能のまま過ごしてみるのもいい。
しかし、投げやりになるのは嫌で、
かといって絶望的な状況は変わらない。
それでも、どこかで何かを期待してしまう。

そんなしみったれた毎日を、そんなどこにでもありそうな毎日を、
どこにでもありそうな言葉で、ここにしかない曲を作ろうかと考えた。
作詞は、「平成のBAD FRIEND」、
つまり「平成の阿久悠」と呼ばれている私が書くとして、
作曲は自分ではなく、この際、思い切って筒美京平氏に依頼しようかと思った。
阿久悠・筒美京平コンビといえば、岩崎宏美の曲に多かったパターンである。

こんな一素人の作曲など、京平氏が引き受けてくれるとは思わない。
しかし、話は聴いてくれそうな気がする。
私は、京平氏に色々なことを話したい。
そう、「つつみ」隠さずに。
クグ丸です。

ところで、19日金曜日は、木曜日に続いて仕事で千歳市へ行った。
そして、前日に続いて千歳市の人に、
「新しい店ができても、結局そこに行っちゃうんだよなぁ」的な店を
教えてほしいと懇願し、紹介してもらった数店について、
ヒアリングを実施した上で決定したのが「梅乃家」である。
そばとうどんを提供する千歳の老舗である。

そこで注文したのが、アナゴの天丼とそばのセットである。
品物が出て来て驚いたのが、アナゴの天丼が「どん」に入っているのではなく、
巨大な寿司の状態だったことである。
これだけで腹が満たされるくらい大きいものだった。

梅の家1 梅の家2

アナゴは、ものによっては歓迎できない臭みがあることや、
アネゴ肌の芸能人が苦手なことから、やや警戒したが、
そんな心配も杞憂に思わせる美味しい一品だった。
もしかしたら、今までに食べたアナゴで、一番美味しかったかもしれない。

そばは、手打ちの平べったい麺で、食感が独特だった。
そばの香りが程よくして、かつおのダシが利いたやや薄味のつゆで、
翌日も食べたくなるような味だった。
職場の近くに、この店があればなぁと思った。

2日間、千歳に出向いたが、途中の景色を見ていたら、紅葉が進んでいた。
それを見て、タバコを吸ってばかりいる人と同じだと思った。
どうしてかって?
「は」が黄色くなっていたからです。
クグ丸です。

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北海道日本ハムファイターズが、千葉ロッテマリーンズを下し、
日本シリーズ進出を決めた。
おめでとう、そして、内心Thank You(by THE 東南西北)である。
(「内心Thank You」とは、THE 東南西北というバンドの曲。1986年に少しヒット)

今日は、朝から千歳で仕事。
職場に戻ったのが午後6時、家に着いたのは午後7時30分頃だった。
そのため残念ながら、
セギノール氏のホームランをリアルタイムで見られなかった。

私は「セギノールは、右投手でも右打席で打て」と思っていたくらい、
このシリーズにおけるセギノール氏への信頼度は低かった。
おそらく、私に対する意地で打ったホームランだろう。
そして、セギノールを信頼して使い続けたヒルマンの意地の勝利だろう。

日ハムは「コーチ」も良かった。
コーチ(COACH)は、とかく「教える人、指導する人」と思われがちだが、
それは、ティーチ(TEACH)であり、
俳優の中井ティーチ(貴一)まで引っ張り出さなければならない。

佐藤コーチ、平野コーチなどは、
選手の抱える問題によく耳を傾け、モチベーションを上げるという、
コーチ(COACH)の本質を理解しているように思えた。
選手とのコミュニケーション、
まさに、二つの意味で選手とのキャッチボールが上手いのだと思う。
そういうキャッチボールは、
正確に投げることより、きちんと受け取ることが重要であるのではないかと
私は勝手に学習したつもりになっている。

それにしても、この戦力で、よく勝ち上がったものだと改めて思う。
小笠原、新庄、そして、上から読んでも下から読んでも「まじか!岡島」など
主力選手がチームを抜け、評論家やファンの間でも下馬評は低かった。
最下位も予想されたほどだ。
今年の日ハムは、そんな低評価を覆した「抵抗の戦い」、
いわば「レベル・ロック」だ。

今、私の中で「レベル・ロック」といえば、
イングランドの若手バンド「HARD-FI」(ハード・ファイ)である。
彼らのセカンド・アルバム、
ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ザ・ウエスト」が
10月10日にリリースされ、全英初登場第1位も獲得した。

HARD-FI

少し影のあるメランコリックなメロディが彼らの最大の特徴だと思う。
それに加え、全体としてエレクトリックなサウンドだが、
なぜか勇ましい感じがする。
特に1曲目の「サバーバン・ナイツ」は、
英語はわからなくても、「ロックとは抵抗である」と感じ取れる佳作である。

実にイングランドのロック・バンドらしい曲の作りで、
他のアーチストで例えるなら、
メロディアスなカサビアン、戦闘態勢にあるカイザー・チーフス、
といったところか。
ただ、このアルバム、スローな曲やポップな曲が意外にある。
聴きやすくキャッチー曲で、一般ウケという面では効果はあるだろうが、
反面、彼らの良さを消しているようにも思える。
これを良しとするかどうかが評価の分かれ目だろう。

さて、最初に書いたとおり、今日は千歳へ行ってきた。
千歳で食事をする機会はあまりないだけに、
昼食をどこで食べるかも重要な課題であった。
ベーシックに、千歳のラーメンを食べようということになり、
仕事相手の千歳市の人に、お薦めのラーメン屋をリストアップしてもらい、
さらには、ラーメン・ヒアリングを行った上で、店を決めた。
ただ一食のラーメンのために、情熱的にヒアリングする私に対し、
千歳の人は、「この人、ラーメン食べに来たのか?」と本気で思っただろう。

それで行った店が、千歳ラーメンの老舗、「味の一平」である。
売りが「特製味噌ラーメン」(730円)とのことから、迷わずそれを注文した。
周りの客も、ほぼ全員、味噌ラーメンを食べているように見えた。

味の一平1 味の一平2 

昨今の重ための味噌スープとは一線を画すような

比較的あっさりとしたスープで、懐かしさのある味でだった。
店の方には失礼に聞こえるかもしれないが、
マルちゃんの味噌ラーメンを、メチャクチャ本格的に大人の味にし、
良質の甘みとコクを加えたようなスープだった。
この甘みは、月見軒のラーメンのそれよりもナチュラル・テイストである。

また、そのスープに浮いている油の膜に”くどさ”がないため、
最後まで飽きずに食べられる。
この「最後まで飽きずに食べられる。」というのは、
私の中で、味噌ラーメンに対するかなりの賛辞である。
炒めた野菜の食感が丁度良かったことも書いておこう。
こういうところも、おざなりにしていないのがいい。
本日2度目の内心Thank You(by THE 東南西北)である。


派手さがなく、いわばオーソドックスな味で、やみつき度は低めだが、
地元住民に支持され続け、
遠くからも食べに来る客も多いのが、うなずける作品だった。
それと、店は混んでいたにもかかわらず
注文してからラーメンが出てくるまでが早かった。
我々が食している間にも、客はひっきりなしに来た。
つまり手際がいいということであり、野際陽子にも是非食べてほしい。
手際が良くなければ、大行列ができている店だろうなと想像した。

そういうわけで、今日のブログも終わろうとしている。
せっかく、自衛隊と飛行場のマチ、千歳に行ったにもかかわらず、
適当な締めの言葉が思い浮かばない。
機知に富んだ(基地に飛んだ)言葉で締めくくれないのが残念だ。

テーマ:ラーメン - ジャンル:グルメ


昨日のプロ野球パ・リーグのクライマックス・シリーズ第4戦は、
5対1でロッテが日ハムに勝利した。

14日、15日のブログにも書いているが、
日ハムの攻撃が、ぞんざいな感じがしている。
選手を信頼して、選手の好きなように気持ちよくやらせているのか、
あるいは、無策なのか、それとも、タノムサクなのか。
ただ、放任しているだけのように見えて、
いまいち、勝利への執念や気迫が伝わってこない。
(※「タノムサク」:無冠の帝王と言われたタイのボクサー。鬼塚勝也との世界戦が有名)

いずれにしても、明日が最終戦である。
昨年は、正直、日本シリーズで優勝した時より、
プレーオフでパ・リーグ優勝を決めた時の方が興奮した。
そういう方は意外といるだろう。
その意味からも、明日が最もエキサイティングな日であり、
エキサイ会病院なのかもしれない。
ダルビッシュは2点までは許そう。
問題は、ロッテの成瀬投手から3点とれるかどうかだと思う。

明日は、できるだけ早く家に帰ってきてテレビ観戦するが、
テレビ局にひとつ注文がある。
「稲葉ジャンプ」の時、テレビカメラが揺れるのをいちいち表現して、
揺れた画像を提供するのは、もうやめてほしい。
もうわかったから。既に多くの道民が認識済だから。

あの揺れる画像を見ていると、ちょっと具合が悪くなるのだ。
ポケモンを見て具合が悪くなった子供のようになりかねないし、
時には娼婦のように淫らな女になりかねない人もいるだろう。
きっと明日も、テレビ局は臨場感を与えようと良かれと思って、
揺れた画像を見せてしまうんだろう。

その反面、感心するのが、札幌ドームのお客さんである。
コンサドーレにしてもそうだが、
いわゆる、おじさん、おばさんと呼ばれる世代の割合が高く、
しかも、熱心に応援している
さらには、レプリカのユニフォームを着ている人が結構いる。
それは、会場を盛り上げる大きな要因だと思う。
念のために言っておくと、「レプリカのユニフォーム」であって、
「パプリカのユニフォーム」でも、「レプリカのユニチャーム」でもない。

私は、上がユニフォーム、下が普段着という組み合わせは、
抵抗があってできない。
それなら、ほんとにパプリカの着ぐるみを着た方が、まだいい。
持ちを切り替えたい時に、着替えは重要なポイントである。

あの、レプリカのユニフォームを着たら、
応援する気持ち、試合を楽しむ気持ちが倍加するのだと思う。
そういう方々のおかげで、雰囲気は一層盛りあがるわけで、
一方、レプリカのユニフォームを着たくない意気地なしの私は
敬服するのみである。

なお、「レプリカ」とは、
日常生活で不足しがちなビタミン、ミネラルなどを、
錠剤や清涼飲料水の形にした栄養補助食品…、サプリか!
ソフトクリームのような形をした江崎グリコのお菓子、それは「カプリコ」。

ところで、今日は「パプリカ」という文字を、人生において初めて、

パーソナル・コンピュータのキーボードでうった気がする。
それを記念して、「パプリカ」という歌詞を作ってみた。

“育ってきた環境が違うから 好き嫌いは否めない
 夏がだめだったり パプリカが好きだったりするのね”

 パクリか!

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プロ野球パ・リーグのクライマックス・シリーズ第3戦は、
7対0で日ハムがロッテに勝利した。
グリン投手の好投、稲田選手、工藤選手の
気持ちの入ったプレーには胸がうたれた。
ただ、やはり攻撃が“がさつ”な感じがして気になるが…。

ロッテの渡辺俊介投手は、
レギュラー・シーズンの時から味方打線の援護に恵まれない。
彼は、私が最も好きな雰囲気のプロ野球選手である。
生真面目で、けれん味がなく、クールでいい。
それだけに、相手チームながら、少し可愛そうな気持ちで見てしまった。

とはいえ、日ハムが勝って安心した。
明日のロッテの髪を洗う投手、つまり、「先発」投手は小野投手だとか。
今年、パ・リーグのチーム相手に
一度も敗戦を喫しなかった成瀬投手ではない。
ロッテ監督、ボビー・バレンタインの奇策ともいえる。
できることなら、成瀬投手を打って勝ちたいところだったが、
こうなれば、明日で是非決めていただきたい。

ボビー・バレンタインで思い出したが、
私の、ある知り合いは、ビリーズ・ブートキャンプのビリーは、
しばらくの間、ボビー・オロゴンだと思っていたらしい。
笑えながらも、納得のいく話だった。

納得がいった、といえば、
ベイビーシャンブルズのセカンドアルバム、
「ショッターズ・ネーション」である。

最近、スポーツと食べ物の話ばかりしていたが、
今日は、名実ともにロック・ミー・ベイベーな内容だ。

ベイビーシャンブルズ「ショッターズ・ネーション」。2007.10.3リリース。
BABY SHAMBLES

ベイビーシャンブルズは、イングランドのロック・バンドで、
性急だけど、少しレトロ・チックな雰囲気のあるUKらしいバンドである。
なお、ベイビーシャンブルズというバンド名はついているものの、
実態は、ボーカルのピート・ドハーティのソロ・ユニットと言ってもいい。

ピート・ドハーティのドラッグ問題や気まぐれな素行などから、
セカンドアルバムのリリースは、相当に困難ではないかと見られていたが、
思いがけずリリースされた。

ちなみに、彼らのファーストアルバムは、
クグエ`スカイウォーカーの選ぶ2005・アルバム・オブ・ザ・イアの
第9位にランクインしている(右下の「リンク」から見ることができる)。

ファーストアルバムは、
THE CLASHをヘロヘロにしたような雰囲気のしょぼいサウンドで、
なかにはイカした曲もあったが、
全体として、どこか消化しきれないものが残った。
ピート・ドハーティのボーカルも、鼻歌かと思うほど適当さ全開だった。
ただ、そういう安っぽさや不安定感が好きなリスナーが多いのも事実である。

しかし、メロディ・センスは特筆すべきものがあり、
イングランドらしい「激しさ」と「けだるさ」と「湿り気」のあるアレンジは、
私のような40歳を超えたロック好きをも惹きつける。
なお、「激しさ」と「けだるさ」と「湿り気」はあるが、
「愛しさ」と「切なさ」と「糸井重里」はいずれもない。

今回リリースされたセカンドアルバムは、1曲目から驚かされた。
しっかりとしたタイトなサウンドだったからだ。
ボーカルも、かなり輪郭がはっきりとした歌い方になっていて、
すごく聴きやすかった。

そして、メロディの良さは健在で、
70年代~80年代前半を想起させるような
スタンダードなロック・フレーズを散りばめたアレンジと相俟って、
非常にいい味を出している。

私は、全ての面において、ファーストアルバムを凌駕したとの印象を持った。
思いがけず、正統派のロック・アルバムだった。
ただ、ベイビーシャンブルズの「危うさ」や「だらしない感じ」が
好きだった方は、まとまり過ぎて魅力減と感じるかもしれない。

このアルバムを聴けたのは、ロック知人であるスミス西野氏の協力による。
彼からはこれまで、コンパクトディスク以外にも、
長崎名物の「豚角煮まん」や「チョーコーのかけしょうゆ」をいただいたり、
スミス西野氏の妻と、スミス西野氏の妹の間にある
確執について
話を聴かせてもらうなど、
私のプライベート・ライフを豊かなものにする上で
多大な貢献がある。

↓長崎名物「かけしょうゆ」。右は、最近のマイ・ヒット「ゆずこしょうふりかけ」
かけしょうゆ

スミス妻とスミス妹は以前から、
サンタクロースが乗るものが小さすぎて乗れなかった、
つまり、「そりが合わなかった」らしい。

正月やお盆には、スミス氏の親元に、妻も妹夫婦も集まる。
スミス妻は大の犬嫌いであるのに対し、
スミス妹は大の犬好きで、正月やお盆にも連れてくる。
そして、スミス妻が犬嫌いなのを知ってて、部屋の中で放し飼いをする。
犬嫌いにとっては、部屋の中での放し飼いなど耐えられないだろう。
それでも我慢していた。

ある年の正月、その犬が部屋の中でフンをした。
妻は文字どおり、フンガイした。
妹はそれを掃除した。
しかし、かなり不完全だったようで、フンが少し残ったままだった。
妻はそれまでの犬放置により、うっ積したストレスも重なり、
怒りが頂点に達した。
妻と妹の間の溝は深まり、妹のみならず、その犬も嫌いになったという。

実家から帰り道の車中、妻はスミスに対し、2時間もの間、妹を嘆いた。
今、正月とお盆には、スミス夫婦と妹夫婦が実家に行く日が重ならないよう、
日程をずらしているという。
その続きが知りたくなる話である。
橋田壽賀子がドラマ化してほしい。

スミス妹の犬好きは、相当なものらしく、
好きな食べ物は「ワンコそば」、好きな飲み物は「ラッシー」、
かけるソースは「ブルドッグ」、好きな音楽は「スピッツ」、といった具合だ。
さらに、昼のあいさつは「こんにチワワ」、
ハワイの踊りは「フランダース」と言っているらしい。
これだけの犬好きと過ごすのは、
犬嫌いのスミス妻にとっては、気のドッグな話である。

このように、スミス妻とスミス妹の間には、相容れないものがある。
しかし、ひとつだけ共通点がある。
それは、二人ともタバコの煙が嫌いなことだ。
つまり、二つの意味で「嫌煙(犬猿)の仲」である。

テーマ:洋楽CDレビュー - ジャンル:音楽



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