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2018年8月4日土曜日、
札幌市白石区の「LEGENDS」に出演した。

セットリストは次のとおり。
1 魔法のブーツ
2 あんなに好きだったのに
3 恋の迷路(新曲)
4 大事な用事
5 今夜ブルースを

20180804_01.jpg
大変失礼かつ残念なことではあるが、
準備不足も甚だしい状態でステージに上がった。

仕事疲れ、日焼け疲れ、パソコンの不具合、
いまだくすぶるアルバム完成による燃え尽き感、
その一方、メロディのみ立て続けに生まれるものの
歌詞がないため放出できない出詰まり感などがストレスになり
準備がおざなりになった。
心が弱すぎる。

ライブまでの約一週間は、
連日パソコンの修復に多くの時間を費やした。
それまで普通にあったものが損なわれたダメージに苦しみ、
いかにパソコンに依存した生活をしているのかを思い知らされた。
自分自身が病気になってしまったようで、
早く元に戻すために必死になった。
そしてライブ前日にほぼ正常化した

ライブ2時間前の段階で決めていたのは最初の2曲のみ。
新曲は、歌詞が4分の1程度しかなかったため見送る予定だったが、
メロディと構成がまとまっているのなら、
おそらく歌詞は聞き取れないだろうから
トライした方がその後に活かされると思った。

「LEGENDS」へと向かう車中で強引に歌詞を考え、
信号待ちでメモをとって、本番で使用した。
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新曲「恋の迷路」の時だけ譜面台を使用した。

「恋の迷路」。
これまでの私の曲とはかなり遠い位置にあるタイトルだ。
恋という言葉をタイトルに使ったのも生涯初めてだ。

そのきっかけとなったのが、
7
14日の帯広ライブの打ち上げで、
共演した女性シンガーのステージを振り返り、
ベースのミチ氏が「ラブソングっていいなと思いました」
と発言したことだ。

7
8日にアルバムをリリースした後、
今度は久しぶりにラブリ―ベイベーな曲でも書こうかと
漠然と考えていたマイ・マインドとつながるものがあったのだ。

さらに、728日に岩見沢で開催されたSTVのイベントで
STVアナウンサーが合唱したザ・ブルーハーツの
TRAIN TRAIN」が胸にしみたことも影響している。
はだしのままで飛び出して列車に乗っていくとか、
土砂降りの痛みの中を傘もささず走っていくとか、
そういうがむしゃらさっていいなと、すうっと胸に入ってきた。
弱っている時は、青臭い感じの曲が胸にしみるのだ。

こうした刺激を受けたことで、
この1か月で、新しい曲(メロディのみ)が幾つも生まれている。
鼻歌やいい加減な英語もどきでしか歌えないのがもどかしい。

「LEGENDS」でのライブでも
共演した方々から良い刺激をいただいた。
辻亮次さんの力みのないふんわりした世界観。
「はっぴいえんど」のような質感で、
聴いているうちに次第に気持ち良くなっていく感覚があった。

20180804_03.jpg

J.Jさんも素晴らしかった。
音楽センスの良さというか、音楽偏差値の高い方のプレイとは
こういうものなのだと痛感した。
とにかく自然なのだ。
テクニカルなこともさらっとやるクールさ、
それでいて親近感というか温かみもあり、
音楽の奥深さを堪能できた。

募集したわけでもないのに
新たな刺激を色々ともらえたこの3週間ほど。
刺激をもらえることが有り難いし、
それを刺激だと受け入れられる感覚があることはラッキーだ。

今回のまとめだ。
トライ・アンド・エラーを繰り返すも最後はさらっと自然体で。
弱っている時は青臭い歌がやけに胸にしみる。
パソコンの不具合を解決するためなら必死になる。
50
歳を過ぎてもふくらはぎ上部が日焼けをするし皮もむける。


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2018年7月14日土曜日、
帯広市「Hipster」でのライブに出演した。
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1年半ぶりのバンド形式による帯広でのライブ。
ほんとうに楽しみにしていた。
Hipster
のマスター、拓郎さんからも
ウェルカムな対応をいただき、非常にありがたかった。

セットリストは次のとおり。
1 朝をぶっとばせ
2 今夜ブルースを
3 水路の街
4 すわりのいい夜
5 魔法のブーツ
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いずれも今月リリースしたアルバム「crossover」からの
ナンバーだ。
ナチュラルにリラックスした雰囲気の中、
楽しくライブができた。

ただ、アルバム完成に向けて詰めの作業をした
5月下旬から6月下旬にかけての疲れみたいなものが
まだ残っており、
つくづくバンド運営というか、
音楽に向かう心身のコントロールは難しいものだと思った。

「大地のあきんど」で打ち上げた。
帯広に住んでいた頃、最も訪問した店かもしれない。
あまりに行く回数が多いため、
職場の飲み会では、「大地のあきんど以外にして」と
リクエストしたこともあった。

こういう店こそ、しばらく行っていないと行きたくなるわけだ。
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牛肉のステーキに、じゃがいもピザ。
十勝で食べるとなぜにこれほど美味しいのか。

ただ、またひとつ老化現象に直面した。
焼きの浅い牛肉の濃さに屈した。
二きれで十分だと思い知った。
もともと脂の多い牛肉は、料理を問わずあまり欲しないのだが、
頭で考えていた以上に食べられなくなっている。
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長いものお好み焼きに、ポテトフライ。
この長いものお好み焼きをとにかく食べたかった。
小麦粉が少なく、焼いたとろろのようだ。

ポテトフライは絶品。
これより美味しいポテトフライに出会ったことがない。
さすが自家農園を有しているお店だけある。

これら以外にも枝豆(そこらの枝豆とは違う。大きくて新鮮)や
刺身などもあって飲み放題付き3,000円。
お得感が凄まじい。

                       ◆

ライブの日は曇り、翌日は雨だった。
広く十勝を楽しんできたかったが雨により縮小した。
それでも、三方六の切れ端を買い、
willy willy
でシャツを買い、
芽室の愛菜屋でたくさん野菜を買った。

警察署、開発局、厚生病院は改築が進み、
帯広を訪れるたびに少しずつ街の風景が変わっている。
そんな中、一番驚いた風景の変化が、
十勝川沿いにあったゴルフ場。
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2016年8月の豪雨によって冠水し、再開を断念したゴルフ場だ。
昨年は十勝川から流れてきた土砂の名残があり、
茶色の部分がまだあったような気がするが、
被害から2年近くが経ち、そのままにしておくと
こんなふうになるのかと不思議な気持になった。
写真で見るより、現実はかなり草木が生え放題で、
人は立ち入れないような拒絶感さえ感じた。

十勝はほっとするような、包み込むような雰囲気がある。
母なる大地だ。
それと比べると空知は、どんどん行けと
背中を押されるような風土だと感じる。
どちらもいいところだ。
音楽で旅ができるのは幸せだ。



まずはライブのお知らせから。
20180711.jpg
しばらくぶりにやっと実現したバンドでの帯広ライブ。
ザ・ハート・オブ・ストーンの出演は3番目、
19時30分からです。

さて、7月8日にリリースした、
ザ・ハート・オブ・ストーンの新しいアルバム「クロスオーバー」。
その中に「大豆を転がせ」という曲がある。

ザ・ローリングストーンズの名曲「タンブリング・ダイス」。
その邦題が「ダイスを転がせ」。
それを引用し、アレンジしたタイトルだ。

大豆を転がせ

健康のためじゃなく 無理してるのでもなく
豆腐が食べたいぜ 豆乳にしてくれよ
大豆を転がせ いつしかナチュラルにこうなったよ

栄養気にしてとか 習慣でもないんだ
もやしにゴマ油 枝豆もゴマ油
大豆を転がせ 我が国ならではのバリエーション

本気でつかみたい そう思うならば
まずマメにやることだな
気がついたらしっかり身についてるかも
マメ知識増えてるかも

健康のためじゃなく 無理してるのでもなく
餅はきな粉がいい 納豆はひきわりで
大豆を転がせ こうなりゃいっそのことパーティナイト
週末がいいだろ サタデーナイト



歌詞の内容はストーンズ・テイストとは無縁。
単純に、豆腐、豆乳、もやし、枝豆、きな粉、納豆と
大豆関係の食べ物を登場させ、
食生活を楽しんでいることを伝えている。
一般人にはほんとにどうでもいい内容だ。
この歌詞を今回クローズアップしたのは、
ゴマ油にフォーカスするためだ。

2コーラス目の歌詞にある
「もやしにゴマ油 枝豆もゴマ油」。
短時間で強めに炒めたもやし、あるいは茹でたもやしを
塩とゴマ油で食べるのが大好きだ。
厳密に言えば白ゴマも結構ふりかけるし、
時々黒コショウやすりおろしニンニクを少しプラスしたりする。

この「塩+白ゴマ+ゴマ油」の組み合わせが
私の中では万能度が高く、
キャベツ、玉ねぎスライス、ブロッコリー、きゅうり、セロリ、
たまに大根、レタス、ニンジンなどもこの味つけで食べている。

「塩+白ゴマ+ゴマ油」に
「刻みネギ」をふんだんにかけて食べる豆腐もまた絶品だ。
とにかく、合う。
2018年の前半は週に4回程度食べたと思う。

この「ギーネーごま油」は、ひきわり納豆でもよくやる。
納豆よりも長ネギの量が多くなるくらいが好みだ。
茹でた鶏胸肉もこの味つけだと食べ飽きしない。
ザンギや焼き鳥よりも圧倒的に食べる頻度が高い。
ライスや汁なしうどんも、「ギーネーごま油」でいける。

なお、ゴマ油ではなくオリーブオイルにすることもままあり、
これもまた、いい。
野菜は、塩とオリーブオイルがあればもうそれでいいくらいだ。

3年くらい前は10種類近くのドレッシングを、
しかも業務用サイズを常備していたが、
現在は、青じそ、焙煎ゴマ、コブサラダ、醤油ドレッシングの
4
種類のみだ。
ただし、どれも業務用なのは変わらない。
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白ゴマ、すりおろしニンニク、唐辛子なども
業務用を使用しているので、
キャロットには定期的に通っている。
ポイントカード嫌いの私でありながら、
キャロットのポイントカードは地味に貯めている。
ほかにポイントを気にしているのは柳月くらいなものだ。

大豆の次は長ネギの曲でも書いてみようかと考えてみる。
長ネギソングはデヴィットボウイの曲を引用し、
「ネギ―・スターダスト」にしてみたい。
 


6月半ばから自宅のパソコンに不具合が発生し始めた。
機嫌のいい日と悪い日があり、
それに振り回されていたら、
体調もなんだか下降気味になった。

パソコンの機嫌に支配されるなんて情けない。
パソコンと私は主従関係にあるかのようだ。
インターネットの重たいページを開こうとするとフリーズする。
ハズキルーペのCMの奇妙さを味わいたくなって
youtube
で見始めた途端フリーズしたりする。

原因はわからない。
調べようともしていない。
どうやって調べたらいいのかわからない。
調べ方を調べようともしていない。
とにかく破局へのカウントダウンは始まった。
軟着陸させる対応が必要だ。
大事なデータは少しずつ外付けハードディスクに引越させている。
引越完了が先か、破局が先か。
たかがパソコンの病だ。
身体の病に比べればなんてことはない、はずだ。

そんな中、新しいアルバムのリリースが近づいている。
リリース日は7月8日に決まった。
タイトルはcrossover
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ジャケットの写真はJR岩見沢駅の近く。
4月下旬に撮影した。

収録される11曲について、歌詞の一部とともに紹介する。

01 準備はいいか
それなりもう長く乗っている
カダがきてる 色褪せてもきたが
修理をしながら まだいくぜ
ていうか 燃費は良くなってる

自分の現状をプレゼンしている歌詞だ。
身体は衰退してきた。
しかし少しのエネルギー補給で長持ちするようになった。
退化は見方を変えれば進化だ。

02 今夜ブルースを
疲れが後からくる 翌日とか二日後くる
そんな年頃 今夜ブルースを

これも退化路線を憂いつつ、楽しんでいる歌詞だ。
なんだかぱっとしない日々。
とりあえずブルースで癒してもらおうと
平和的な自己解決でやり過ごしている。

03 魔法のブーツ
たとえ朝は雨でも 虹に出会えるから
たとえ寒い夜でも 星に出会えるから

ブーツの手入れをきちんとしていれば
そのブーツが素敵なところへ連れて行ってくれる。
道があれば、どこかにはたどり着けるわけで、
たどり着いた場所こそ行くべきところだったと思うようになった。

04 わりきって
面倒だな やる気がしないぜ
けどやらなければもっと面倒に
わりきって そういうものだって
わりきって さっさと片付けて

やる気とか、やりがいとか、
メリットとか、意味とか、誇りなどは重要ではない。
「やる」か「やらないか」がすべてだ。
そういうことがある。

05 ほどほどに
ちょっと物足りないくらいでちょうどいい
前へ進めば自然に埋まってゆくもの

子供に夢を託す親にはなりたくないと思って生きてきた。
今思うのは、ちょっと早いかも、というタイミングで
運転免許証を自主返納できる年寄りになることだ。
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06 大豆を転がせ
健康のためじゃなく 無理してるのでもなく
豆腐が食べたいぜ 豆乳にしてくれよ

タイトルは、ストーンズの「ダイスを転がせ」から。
徹底して大豆関係の食物について歌っている。
豆腐は塩と白ごまを振って、ゴマ油で食べるのが最高。
枝豆もゴマ油で炒めると美味い。

07 不眠の歌
頼りなく浮かぶ小舟でゆらゆら
何が小舟を動かすのだろう

タイトルは、ツェッペリンの「移民の歌」から。
眠れないことを、波の立たない、霧がかかった海に
浮かんでいる状況に例えた歌詞。
メロディラインはビートルズっぽい。

08 水路の街
あげたり 捨てたり もらったり くらったり
やりくりしながら バランスを気にしながら
なんとかこんとか

私が今住んでいる岩見沢市、そして空知は、
水路が至るところにある。
岩見沢に住んだことを曲という形で残せて良かった。
みんなどこへ流れていくんだろうね。

09 朝をぶっとばせ
夕焼けだけじゃ救われないんだ
夜明けが見たい 朝からぶっとばせ

タイトルは、ストーンズの「夜をぶっとばせ」から。
サウンドもストーンズを意識してる。ところが、何か違う。
「夕焼けだけじゃ救われないんだ」は、
このアルバムに収録した曲の中で一番気に入ってるフレーズ。

10 潮時
そろそろ潮時 今宵も更けてく
Oh Baby
道なり行けばそれなりに

帯広に住み、帯広の小さなライブハウスでソロ活動を
している時、エンディングでやることを想定して作った曲。
サブタイトルは帯広ホンキートンクブルース。
ところが実力不足でホンキートンク感が薄い。それも個性だ。

11 すわりのいい夜
得てして一日は長く 一年は短いもの
働いてあれこれ支払って 安心を手に入れる

古賀メロディがあるのなら、クグエメロディもあるわけで、
まさにその典型たる、懐かしさと丸みのあるメロディの曲。
歌メロだけではない。前奏も、ボーカルのバックのフレーズも、
初登場の鍵盤リコーダーもノスタルジックだ。

                       ◆
以上11曲。
5曲目の「ほどほどに」以外はES335を使用し、
これまでのアルバムに比べて、
温かみのあるマイルドなサウンドになっている。

何か新しい要素をとか、ちょっと変わったアプローチをとか、
そういう考えを持たずに曲作りとサウンドづくりをした。
何か新しいものを、という発想は古い。
素直にやりたい曲を、やりたい方法で追及すれば
自然に新しいものになる。
理想にはまだまだ及ばなかったが、
欠けている点やつめが甘かった点を改めて理解できた。
欠点を有効活用すればまた音楽が生まれるだろう。



2018年6月16日土曜日、
札幌市中央区「とまと畑」でのライブに出演した。

セットリストは次のとおり。
1 壊れたままの砂時計
2 さよなら電車
3 あんなに好きだったのに
4 たどり着けない雨の夜
5 傷ついた心の上にも

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この日は、首都圏から来られたericoさんという方が
トリで出演した。
彼女目当てに来店された方々のおかげで、
なかなかのお客さんの入りだった。

erico
さんの歌唱は素晴らしかった。
お客さんを集められる歌だった。
こうした技術やパワーを持っている方のステージでは、
どうやって発声しているのか身体の使い方を観察してしまう。
肩が動かないことや腹部の動きなど、
そうなんだよなぁ、と大いに納得するところがあった。

小さな会場にて近くで見ていなければ気づけないことだ。
youtube
で映像を見たり、ライブ会場で離れた距離から
見ていてはわからない
有り難い機会をいただけた。

彼女のセットリストはバラードが中心だったが、
終盤は、「スタンド・バイ・ミー」と
リトル・リチャードの「Jenny, Jenny」をカバー。
たまーにライブをするだけなのに、
「ロックンロール!!」と殊更に言う中年男や若い男より
よっぽどロックンロールだし、よっぽど突き抜けている。
ロックンロールをできる人のノリを持っている方だ。
自分はまだまだ未熟だし不自由なのだと気づかされた。
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「激しい雨」でのソロ活動においては、
共演した方、お店の方、お客さん、主に45歳以上くらいの方から、
「キヨシロー好きでしょ」、「何かがキヨシローっぽい」などと
言われることがよくある。
ちょっとした歌いまわしや、歌詞のメロディへの乗せ方が
ぼんやりと重なる雰囲気があるようで、私にも自覚はある。

ただ、キヨシローさんの曲はほとんど歌わないし、
というか歌えない。
キヨシローさんの色が濃く、独特のリズム感があるため、
私では気持ちのいいノリを出せないのだ。

ライブの後、少しお酒の入った年上の方から、
「空知のキヨシローだな」と冗談で言われたが、
それはちょっと違うし、世の中のロックファンに失礼だ。
キヨシローさんをリスペクトしているだけであって、
パフォーマンスもスピリットも全く近づけるものではない。

なので私は、その方にこう返した。
「空知のキヨシローだな」
「いえいえいえ、それはもう身に余るというか、
 世間に申し訳ないです。
 僕は、空知のキヨシローというよりは、
 空知のドンファンです」
 


私のバンド活動「THE HEART OF STONE」の、
オリジナルアルバムとしては11枚目となる作品の制作が
大詰めを迎えている。

昨年4月から、概ね3曲ずつ、4回にわけて
レコーディングを行ってきた。
5月26日土曜日に、収録する全11曲のボーカルと
ハーモニカ及びパーカッション系(タンバリンやマラカス)を、
6月3日日曜日に、コーラス録りとギターの部分直しを行った。

残されたレコーディングは、
「魔法のブーツ」のギター(チューニング不完全により再録)と、
「すわりのいい夜」のイントロなどを奏でる笛系の楽器のみ。
この「笛系の楽器」はオカリナを予定していたが、
いざ録ってみると、演奏と馴染めない感じがして消沈。
「鍵盤リコーダー」なる楽器を使って来週再度トライする。

レコーディングは普段の練習スタジオである「スタジオミルク」と
共和町に住むベースのミチ氏の近所にある
通称「共和スタジオ」にて、
コンパクトな機材により完全マイセルフで行っている。
というか、録音機材の操作は全てミチ氏がやっているので、
正しく言うと完全ユアセルフであり、
厳密に言うと完全ミチセルフだ。

アルバムのタイトルはcrossover」(クロスオーバー)
収録されるのは11曲。
曲順も決定済。
アルバムのジャケットや歌詞カードもほぼできあがっている。
ジャケット写真に写る私のポジションを中央にするか、
あるいは少し右に寄せるか。
それと、アルバムタイトルの位置と文字の大きさの調整を
残すのみだ。

ちなみに、これはボツになったジャケット写真。
20180605.jpg

「人間(私)の面積割合が高すぎる」、
「CDジャケットではなく、ポスターやチラシっぽい」などの
意見により使用を回避。
採用されるジャケットは建物メインのデザインになるだろう。

レコーディングの中で最もさくっと終わったのはボーカル録り。
11曲を3時間ちょっとで録った。
ほとんどの曲を1テイクか2テイクで終了。
音程のズレが気になる箇所はあるもののノリや雰囲気を優先し、
オッケーオーライにした曲もある。

ボーカルよりもコーラス録りの方が時間を要した。
コーラス・パートがあるのは10曲。
全て私がやった。
というか、練習やライブではコーラスを入れていないので、
普段やっていないことを、
レコーディングであるのをいいことに「盛った」というわけだ。

普段はコーラスを入れていないので、
やってみて初めてフィットするかどうか、効果的かどうか
客観的に確認できるという状態であり、
試す過程と本番が同時である。
なので、一応レコはしたものの、
「このハモリのフレーズは合わない」、
「この箇所にコーラスはなくていい」などの理由により、
使わないことにした箇所もある。
そういうボツ箇所に限って録音に時間がかかっているものだ。
逆に言えば、フィットする場合は、すんなり終わるわけで、
ぱっとしないときは、早々に見切りをつけるべきなのだ。
そんなこんながありつつ、7月の前半にはリリースできるだろう。

50歳を過ぎてなお、誰にも求められていないのに、
新曲オンリーでアルバムをリリースすること。
これはもう純粋な自己満足だ。
わかってほしいとか、認められたいとかそういうことじゃなく、
自分がやりたいことを形にするという
ある種の自分に対する使命感と達成感が動かしている。
それが許されるのが私の音楽活動であり、
そうなるように環境を整えてきた。

仕事じゃそうはいかない。
お金をもらってやることは、
お金をくださる人のためにやるのが当たり前であり、
本意であろうがなかろうが、
仕組みの中で与えられた役割を果たすことが基本だ。
仕事が大変だとか、功績をあげたとかというのも、
対価があるのだから、ある意味バランスがとれており、
特別なことでもない。

金銭を生み出さない、誰かのためでもない、
ほめられたり、認められたりもない。
なのに、
詩と曲を作りアレンジをする。
理解のあるメンバーのおかげで時々ライブができて、
何年かに一度アルバムをリリースする。
そういう一連の活動こそ自己満足という対価であり、
私にとっての価値なのだ。
こうやって自己正当化している。
趣味はいいぞ。



2018年5月21日土曜日、
札幌市北区「LOG」で行われたライブに出演した。

「LOG」は、ステージと客席の距離感や形状、
そして音の聞こえ方などの加減が良く、
演奏しやすく、観やすく、大変お気に入りのスペースだ。
今回は7年ぶりくらいの出演ということで楽しみにしていた。
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出演できたのは、古くからの知り合いである鹿野ケンジ氏に
声をかけていただいたからだ。
素晴らしい機会をありがとう。
鹿野ケンジBAND、いい具合に熟した大人のバンド・サウンドで、
やり続けている人ならではの落ち着きがあった。

Cozy J Hendrix
の皆さんとは初めてだったが、
ベースの山中さんは別のバンドで20年くらい前に
共演したことがあると知った。
ブルースが好きで、ブルースを演奏することがとにかく楽しい、
そう感じさせるバンドだった。

で、THE HEART Of STONE。
新旧おりまぜて7曲もやった。

セットリストは次のとおり。
1 大豆を転がせ
2 朝をぶっとばせ
3 水路の街
4 Young and Pretty Girl
5 すわりのいい夜
6 LIFE GOES ON
7 魔法のブーツ

4曲目は20年近くライブでやっていなかった。
今後もこんな感じで、自分たちにとっての古い曲を
セットリストに加えていきたい。
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ライブまでの一、二週間、メンタル面でもフィジカル面でも疲弊。
夜中に目が覚めて、抱えている問題を思い出し、
頭の中を駆け巡って眠れなくなる。
そんな日々の中でライブ当日を迎えた。
札幌へ向かう車中でさえ気持ちは憂うつで、
憂うつな国道を走り、憂うつな信号を越え、
憂うつにカーブし、憂うつにサイドブレーキを引いた。
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しかし、世界は私を見放さなかった。
リハーサルをし、ライブ会場へ向かい、
共演する方々と会い、メンバーと打ち合わせをした。
そして本番。
札幌に到着するまでの憂うつな気持ちは消えていた。
音楽と人が私を救ってくれた。
うまく言えないが元気を取り戻せたような感じだ。

関わり合いの中で苦しむことは多いが、
関わり合いの中でしか解決できないことは多い。
空間的には狭い範囲だが、長いツアーに出て、
ずっと巡り続けている気がしている。
そういう日々が私には合っている。
 


まずはライブのお知らせから。
20180519ライブチラシ

THE HEART OF STONE
の出演は20時20分の予定ですが、
願わくば開演時刻からご覧いただければと。
よろしくお願いします。

さて、岩見沢に住み始め、
クロスバイクで出かけたり、郊外を散歩していて
早い段階で気づいたのが「水路」の多さだ。

車で国道を走っているだけでは気がつかない。
ここに住んでいるからこその方法や時間帯に、
なんとなく出かけることにより知る風土だ。

車に乗っているとなかなか見つけられないものの、
国道の近くも結構たくさん水路が走っている。
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住宅街の近くにも普通にある。
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美唄まで行くと、水路の調整池もある。
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水田や畑の近くは数が多いだけではなく、
周りの景色と相まって美しくもある。
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帯広に住み始めた頃は、白樺の木の多さに感動し、
「白樺の街」という曲を作った。
ならば、岩見沢では「水路の街」という曲ができあがるのが
自然な流れだ。

水路の街

あげたり 捨てたり もらったり くらったり
やりくりしながら バランスを気にしながら
なんとかこんとか

天狗は食べても 天狗にはならぬよう
誰かが取り持つつながりの恵みを受け
どうにかこうにか

みんなどこへ流れてゆくんだろうね
君といつかどこかで会えるかな

みんなどこへ流れてゆくんだろうね
君とここでもう一度会えたら

あげたり 捨てたり もらったり くらったり
水路の街にて ふさわしく暮らしてる

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思えばこれまで、水田が多い地域に住んだことがなかった。
昨年5月後半から6月にかけて、空知のあらゆる場所で水田を見た。
見ようによっては、湖のようであったり、
朝日あるいは夕日に照らされて光る広大な水田風景に感動した。

桜の時期が終わったら、田植えの準備が本格化し、
5月下旬には田植え真っ盛りになる。
岩見沢に住むまでは、そんな素晴らしい季節の風物詩を
意識したことがなかった。

そして今年も田植えが少しずつ始まっている。
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水田風景は癒される。
これから3週間ほどの間に、空知の北から南まで水田観光に
出かける日を作りたいと思っている。

岩見沢に住んでからは、ずっと空知の米を食べている。
岩見沢、美唄、深川、長沼、どこの米も美味しい。
実際、帯広に住んでいた頃より、米の消費がかなり増えた。
一方、菓子パン、スパゲティ、スイーツ類の消費は激減した。

留萌に住んでいた頃は、今では信じられないくらい
タコ、甘えび、しじみなどの海鮮類を食べた。
「あんこう」、「かすべ」、「柳の舞」は留萌を離れてから
一度も食べていないほどだ。

その地域ならではのものを食べて暮らす生活はいいものだ、
と今にして思う。
そして、その地域に住んだことを詩にして、メロディもつけ、
ドラムやベースやハーモニカなども入れてライブで披露する。
さらに、レコーディングをしてリリースまでしてしまう。
ハッピーなことだ。
全然当たり前のことじゃない。
そう、当たり前じゃないんだ。
幸運だなと思う。


2018年4月29日日曜日、札幌市中央区「アフターダーク」
にて開催された「オールウェラー大会2018」に出演した。
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この大会は、ポールウェラーをこよなく愛する女、マキシ氏の主催。
会場にはポールウェラーの曲が流れ続けるとともに、
マキシさんにポールウェラー好きと認められた者が
ライブ演奏できる大会であり、私にも声をかけていただいた。

共演した方々は皆素晴らしかった。

KAGE稲荷(カゲイナリ)さんは衝撃だった。
孤高でクールな宴会芸とで言おうか、
観る人によっては、ふざけているように感じるかもしれないが、
曲のクオリティが高く、
特に歌詞の構成は共感できるものがあった。
あの展開も簡単にできるものではない。
身体を張って戦ってきたことが伺えるパフォーマンスだった。

46°haroとの共演はかなり久しぶりだった。
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同郷である石塚氏の歌を聴いたのもいつ以来だろうか。
大人のポップソングだ。
年数を重ね、いい味わいが出ている。

メインの綿内さんを見ていて、やっぱりプロだなぁと。
技術、そして安定感が全く違う。
生で見ているからこそ強く感じる音楽レベルの差。
いかに自分が浮ついたハートと技術でステージに上がっているのかを
思い知らされた。
そう感じる体験ができて有り難い。
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この大会では、ライブ演奏者全員にあらかじめ宿題が出された。
ポールウェラーのナンバーを1曲でいいからカバーすることだった。

私にとって英語の曲は聴くものであり歌うものではない。
私にとって英語の歌詞は、わけのわからないカタカナ言葉を
口にすることであり、脳にも心にも入ってくる感覚がない。
なので、聴くぶんには音楽に国境はないが、
歌うとなると国交断絶である。

国交を結ぶには相応の時間と努力が必要だ。
1月頃には選曲を始めた。
その後、何曲かギターコードを探ったり、
英語のカタカナ化にも着手した。
しかし、なかなか前に進まない。
そもそも的確なギターコードを拾えない、
歌っても暗号を言っているだけのようで気持ちがのらない。

何度かやっていけば、いい感じになっていくだろうと思ったが、
平昌五輪が始まり、そして終わり、
女子レスリング界のパワハラ問題が告発され、
どこかの学長が「パワーのない人のハラスメントだから
そもそもパワハラじゃない」と会見しても、
サッカーの日本代表監督が変わっても、
宿題は進まなかった。

こんなに歌えないものかと驚いた。
ギターコードも難解だった。
雰囲気やノリでなんとかなるものではない。
というか、雰囲気やノリを全く出せない。

手遅れになる前に、4月に入ってからマキシさんに相談した。
相談というより、宿題を免除してくれと懇願した。
手遅れになる前に、ではなく、既に手遅れだったのだ。

マキシさんからは、クオリティの問題じゃない、
良い悪いとかじゃない、などの励ましや、
日本語の歌詞をあてていい、などの譲歩案もいただいた。

しかし、ポールウェラー・ミュージックの思った以上の
ハードルの高さに辟易していた私は免除申請をするのみで、
やがて、「オレの歌うポールウェラーを聴きたい人なんている?」など、
やや逆ギレ方向のコメントをするなど、
マキシさんの意に沿えないダメなオトコになってしまった。
義理を欠くことになった。
しかし、マキシさんの人情によりステージに立てた。

セットリストは次のとおり。
1 朝をぶっとばせ
2 水路の街
3 今夜ブルースを
4 わりきって
5 すわりのいい夜
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楽しく、刺激的な大会だった。
ただ、宿題をこなせなかった不甲斐なさ、やましさ、後ろめたさは
今も心にある。
ライブの後、マキシさん以外の方からも、
「日本語の歌詞で聴いてみたかった」、
「ギターコードは違っても、あなたの音楽観なら関係ないのでは」、
「ポールウェラーのファンばかりが集まった場だからこそ、
ポールウェラーっぽくないカバーも面白かったのでは」など、
数々のご意見、ご指摘、慰めをいただいた。
こんな年齢になって色々と言ってもらえることに感謝です。


2018年4月14日土曜日、
札幌市東区のライブハウス「161倉庫」に出演した。
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4か月ぶりのザ・ハート・オブ・ストーンでのライブ。
全員集まって練習する回数が少なく、調整が難しかったが、
なんとか本番にこぎ着けた。

セットリストは次のとおり。
1 朝をぶっ飛ばせ(新曲)
2 今夜ブルースを
3 水路の街(新曲)
4 潮時
5 魔法のブーツ

寒かった。
外も寒かったが、会場内も寒かった。
寒がり体質の私にとっては、
ライブハウス内の寒さへの順応は毎回の課題だが、
この日のハードルは高かった。

春になったし、半袖で熱くいこうと考えていた。
ステージに上がる直前、革ジャンを脱いで半袖になった。
その流れのまま革ジャンの左袖に腕を通した。
半袖状態は2秒だけ。
即座に半袖プレイを断念し、革ジャンでステージへ。
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革ジャンプレイなど練習でもしていない。
重たいし窮屈だ。
キャロルやラモーンズは、
よく革ジャンでプレイできたものだ。
思えば、平昌五輪の閉会式で登場したギター少年も
革ジャン姿でギターを弾いていた。
ちょっとぽっちゃりしていたが、なかなか似合っていた。
革ジャンとギターが似合うキャラクターになりたいものだ。
ファッションではなくスタイルとして。

久しぶりのバンドでのライブを楽しめた。
しかし自分のプレイの達成感は乏しい。
行き届いていない。
トライできたがエラーが多い。

またトライしたい。
しかし、望めばいつでもトライできるわけではない。
トライ&エラーの繰り返しでしか向上できない気がしている。
エラーした後、どうするかが重要だ。
「考えるな!感じろ!」路線でいけたらカッコいいだろう。
エラーをしょっちゅう感じる私は、
「感じたなら、考えろ」でいかなければ
新たなトライができない。

ライブが終わり、そんなことを考えながら
岩見沢へと帰る土曜の夜。
江別市内で車中のラジオは
「藤岡みなみのおささらナイト」が
始まった。
感じるとか、考えるとか、どうでもよくなって、
帰宅後の深夜打ち上げを楽しみに安全運転で帰った。



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