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初めてのスペースでライブをした。
場所は札幌市平岸。
店名は「G-HIP」。
平岸通に面した2階建ての建物の2階。
階段を上り、入口到着。
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ヒステリッククラマーっぽい絵。
そして左にはジミ・ヘンドリクス。

ドアを開けると、フィフティーズ・カフェのようなポップ感。
でありつつも、ステージのバックには、やはりジミ・ヘンドリクス。
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BGMは20世紀のロックがひたすら流れている。

セットリストは次のとおり。
1 大事な用事

2 魔法のブーツ
3 ぼくは変わらずに暮らしてる
4 あんなに好きだったのに
5 ほどほどに

ローゼンフェルンの時代を知っている方が観に来てくれたので、
当時の曲である「ぼくは変わらずに暮らしてる」を
急きょリストに加えた。

その方によると、顔を見てもぴんとこなかったが、
曲を聴いたら、色々なことを思い出したと言って、
ローゼンフェルンの別の曲を口ずさんでくれた。
すごい。
顔は忘れたのに、曲を聴いたら、別の曲まで思い出すとは。
それと私は視覚よりも聴覚に記憶を残すタイプだったのか。
それはそれで非常にありがたいことだ。
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出演者の皆さん、G-HIPファミリーの皆さんは、
大変あたたかく対応してくれた。
「ほどほどに」では、私が「ほどほどに♪」と歌えば、
「ほどほどに♪」とレスポンス。
帯広でも同じ現象があった。
この曲には、合いの手をいれたくなる「間」があるということか。
というか、音楽をやっている方々は、 曲のポイントをつかむのが早い。

出演者も多彩だった。
前半は昭和40~50年代の日本の歌謡ポップス。
終盤はツェッペリンとAC/DCのカバーバンド。
ツェッペリンとAC/DCのカバーで演奏した曲は、
考えてみれば、これも昭和40~50年代のミュージックだった。

ギターがうますぎて、逆によくわからなくなった。
出てくる音が決定的に違う。
芯があって、ハリがあって、頑丈なのだ。

いい経験ができた。
会場の雰囲気も展開も過ごし方もなんとなくつかめた。
また出演できる機会があるといい。

私自身のステージは、やるたびに足場がかたまってきた感じ があったが、
新たなスペースで、新たな人達の前でやると、
まだまだ軽く、ゆるいことを痛感する。
足りないものに気づく幸運。
悩ましくも有り難い。
変えてはいけない部分はあるが、
変わってゆくことで救われることもある。
ありがとう、そしてグッナイ・ベイビー。

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2017年5月5日、帯広市民文化ホール小ホールで
開催されたイベント「サウンドストリーム」に出演した。

帯広市民のイベントであり、
4月に岩見沢市に移り住み、帯広市に住民登録がなくなり、
納税も消費もできなくなった私に本来参加資格はないのだが、
法令や条例で定められた資格ではないので、
3月末まで帯広市に住んでいた実績と情けにより出演できた。
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ホールコンサートということで、控室が用意され、
10組が出演するのに2組で一部屋とは贅沢な配置だった。

ステージから見た客席。
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こんなに広く豪勢な場所でできるなんて、なんてラッキーだろう。
しかも広いステージに一人で立つ。
こういう経験はなかなかない。
私の音楽活動における貴重な一日だ。

12時過ぎにリハーサルを終えて昼食へ。
「オレは今帯広で何を食べたいんだ。
オレのエモーショナルは何を求めているんだ。
オレのフィジカルは何を欲しがってるんだ」
前日から自問自答していた。

で、結局、というか、やっぱり、というか、
インデアンカレーが食べたくなったのです。
ちなみに他に迷ったのは、ヤムヤムの「のりカラ弁当」と
うさぎの「うさぎ御膳」だった。

インデアンカレー西18丁目店へ。
市民文化ホールからもっと近くに他の店舗はあるのだが、
帯広に住んでいる間に食べられずに終わった西18丁目店へ。
オーダーはインデアンカレー(421円)
トッピングはいらない。
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恋愛絶頂期のように甘く濃いルーだ。
もう既に懐かしさを感じさせる味だ。
「すごく美味しい」というより、「やっぱりいいよね」と思う。

13時30分頃入店したのたがタイミングが良かった。
ほどなくして店内で10人くらいの行列になったし、
店を出る頃は店の外まで行列になった。

インデアンの後は、カラオケ「ビッグエコー」で一人リハ。
4月下旬から風邪をひき、喉が炎症を起こしたため、
大事をとって一週間ほど全く歌っていなかった。
会場でのリハは恥ずかしくなるような出来だった。
本番前の一人リハで、なんとかそれなりに整えることができた。

セットリストは次のとおり。
1 魔法のブーツ
2 ほどほどに
3 あんなに好きだったのに
4 白樺の街
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楽しんで気持ちよくできた。
小さな会場で15人のお客さんを前にやっているのと変わらないテイストで
歌い、話をした。
とはいえ、広い会場なのでいつもより伸びやかに歌えたし、
広い会場で独り言のように数人の人に対して喋っているようなトークも
妙な高揚感があり、見た目以上にハートは盛り上がっていた。
どの曲も、これまでで一番の爽快感をおぼえながら歌えた。

受付でCDを10枚ほど無料配布した。
ありがたいことに全てなくなった。
CDが欲しいと事前に連絡をいただいた方がいたが、
無事に入手できただろうか。

ステージが終わった後、観に来てくれた帯広の方々や、
共演した方々と話をした。
3年間で色々なつながりができたと改めて感じた。
今後も十勝ミュージック業界といい関係を保てればと思う。
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ライブ翌日の6日は、仕事の都合で岩見沢に滞在していなければ
ならなかったため、残念ではあったが帯広から日帰り。
運良く、行きも帰りも渋滞に合わなかった。
行きも帰りも反対の車線の方が明らかに混んでいた。

帯広を離れて1か月しか経っていないので、
帯広のあれを買って帰るぞ、という意気込みはなかったが、
ちらっとスーパー「フクハラ」に行ったら、
大好物である十勝大福本舗の「豆大福」
不二屋の「ミックスナッツ」をマストバイなテンションになり、
買い物かごに入れずにレジへGO。
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江戸屋のミックスナッツは札幌、岩見沢で見かけるが、
不二屋の「ミックスナッツ」には出会えない。
十勝オンリーなのだろうかの思いから迷わず購入。

十勝大福本舗の商品も札幌、岩見沢で見かけない。
大福はあらゆるメーカーの商品があるが、
十勝大福本舗のが一番好みだ。
餅の食感が、きちんと餅である。
そして塩加減が絶妙。
餡もあっさりしているようで、しっかりとした味。
このバランスは素晴らしい。

日付が変わる少し前に岩見沢に着き、
ミックスナッツと豆大福とえびシュウマイで打ち上げ。
日帰りではあったが、朝から夜中まで十勝を楽しんだ。
完全に音楽と食の旅だった。
私には極めて理想的なホリデーだ。
こういう一日をまた過ごせるよう、
明日から地道な生活を繰り返すぜ。
 


私がボーカル&ギターを担当しているバンド、
THE HEART OF STONE」。
メンバーが道内各地に散らばっており、
2週か3週に一度くらいのペースで札幌に集合して練習してきた。

帯広から岩見沢に移り住み、札幌に行くのが随分と楽になった。
帯広からだと一日がかりであり、
昼、夜の食事を札幌でとったり、ついでに買い物などをしたりと、
なかなかハードなものだった。
岩見沢からだと75分くらいなので、気楽に行けるようになった。
冬になったら大変だろうが。

ベースのミチ氏は、年明けから3月末まで仕事で東京に住んでいた。
そのためしばらく音を重ねることができなかった。
4月15日の練習では、約4か月ぶりに顔を合わせ、
久し振りのグルーヴに感激した。
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しかも、一週間前に音源とコード表を送付した4つの新曲を
しっかりと予習してきており、いきなり溶け込めた。
長年バンドを共にしてきたせいか、
私が作る曲のノリをや肌触りをよくわかってらっしゃる。
ドラムのオダ氏と、「ベースが入ると全然違うな」と
今更ながら感心し、感動した。

今はまだ、諸般の事情により、ライブ・スケジュールを
なかなか組み込めない状況にあるが、
ベースのミチ氏が戻ってきて、新しい曲に本格的に取り組み始め、
新たな展開に向けて動き出した。

そんな中、帯広でライブに出演できることになった。
■日時 2017年5月5日(金)16時~
■場所 帯広市民文化ホール小ホール
■料金 無料
■出演 すだち/シンクロニイティⅢ/キムバンド/ジャスミン/
        G-BAND/テツ・スペシャルバンド/フラッグ/
        クロハタ/ペナルティ/激しい雨
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「激しい雨」として、私ひとりで出演する。
出番は18時頃の予定だ。
昨年のゴールデンウイークにも出演させていただいた
帯広市民文化ホール小ホールでのライブ。
今年も声をかけていただき、大変嬉しく、感謝、感謝であります。
そして非常に楽しみであります。

岩見沢に住んで半月、住環境は快適ですぐに馴染んだ。
飲み屋街から歩いて30分というのがやや難だが。
馴染めていないのが、職場のローカル・ルールだ。
ものの置き場所、それをやるための手続き、周囲との距離感…。
同じ会社なのに、職場が変われば違うもので。
まあ、そのうちそれなりに収まるだろう。

なんとも心もとなく感じているのが音楽的な孤立感だ。
岩見沢に音楽的な知り合いが一人もいないことや、
岩見沢で音楽的な触れ合いがないせいか、
ギターを弾いていると、アンダーグラウンドなことを
しているような気分になる。

そういうものだろう。
すぐに順調の方が逆に不安になるかもしれない。
階段を二段とばして駆け上がるタイミングでもない。
ここで焦れば、だから言ったのに、ということになりかねない。
まだ空知デビューを前にしたレッスン段階ということか。


2017年3月25日、帯広市「ホーリーズ」で開催された
ライブに出演した。

セットリストは次のとおり。
1 魔法のブーツ
2 ほどほどに
3 あんなに好きだったのに
4 白樺の街
5 無人駅のブルーズ
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最後の「無人駅のブルーズ」は、
曲指定でアンコールをいただき演奏した。
アコースティック活動においては、
私といえば「無人駅のブルーズ」の人、とイメージする方が多くいて、
ホーリーズでは特にそうだった。
ありがたいことだ。
印象に残る曲をひとつでも残すことができて嬉しいかぎりだ。

この日も転勤に関して色々と声をかけていただいた。
音楽を通じて多くの人達と知り合えたこと、
その場を提供してくれたホーリーズというスペース。
この3年間の帯広での経験は、ほんとうに大きなものだった。

こうしてできた様々なつながりを、
これからもっと深めていけると思うだけに、
帯広市に住まいが無くなるのは心残りではある。
それだけに、このつながりを絶やさず大切にしていきたい。
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4曲目の「白樺の街」は出番を待っている間に演奏しようと決めた。
この曲の「君と歌うよ 広い世界の片隅の小さな夜が
かけがえのないものになってゆく」という歌詞は、
帯広での小ぢんまりとしたアットホームなライブが
私にもたらした幸福感みたいなものを表現しており、
それはまさにホーリーズの夜でもあったからだ。

「白樺の街」のサビの歌詞は、
「黄色いバスが行く この街もいつか懐かしくなる」。
懐かしくなる「いつか」はずっと先であればいい。
懐かしくならない程度に、今後も帯広通いができたらと思う。

気がかりなのは、パーフェクトに黄色いバスの比率が
下がっているように感じること。
車体の側面がまるごと広告になっている車両が増えた。
しかしそれは憂うべきことではない。
帯広・十勝の活性化を考えれば喜ぶべきことだ。

十勝における互助の精神みたいなものは随所で感じた。
十勝エリアの中で、お互いに助け合い、支え合い、
活力を生み出し、ここで完結させる。
音楽活動の面でもそれを強く感じた。
十勝は素敵なところだ。


2017年3月11日土曜日、
帯広市HIPSTER(ヒップスター)で行われたライブに出演した。

セットリストは次のとおり。
1 ほどほどに
2 あれからどうした
3 魔法のブーツ
4 あんなに好きだったのに
5 潮時
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HIPSTERは、「チャボ」がリニューアルしてオープンした ライブハウスで、
この日が初ステージだった。

ライブ前日に帯広から岩見沢に転勤になることが決まり、
ライブ当日は早朝に帯広を出て岩見沢で新居探し。
夕方に帯広戻り、バナナを食べ、ココアを飲んで、ライブ会場へ。

3週間後には帯広から出て行かなきゃならないのかと思うと、
ふわふわしているような、ごちゃごちゃしているような、
複雑で落ち着かない心境でライブに臨むことになった。

ステージに立ったら集中してできたが、
ステージを降りて、他の出演者のパフォーマンスを見ていたら、
寂しい気持ちになったり、
引越にあたりあれもこれもしなければならないと憂鬱になったり。
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奇しくも、「潮時」という曲を最後に演奏した。
2月の中頃に作った曲で、披露するのはこの日が2回目だった。

                       

潮時

たそがれ 街角 やさしく寂しい
Oh Baby
どうして胸はざわつく
幸せ それは「なる」ものではなく
Oh Baby
「感じる」ものだと思うんだ

良かった頃 しがみついて 振り回され 傷つき
なのになぜやめられぬ ひとつもいいことないのに

そろそろ潮時 抜け出すチャンスさ
Oh Baby
道なり行けばそれなりに

うまくいかず ふさぎ込んで 振り落とされ 嘆いて
なのになぜ繰り返す ひとつもいいことないのに

そろそろ潮時 今宵も更けてく
Oh Baby
道なり行けばそれなりに
Oh Baby
そりゃまあ色々あるけど
また会える日まで どうかお元気で

                       


スローな三連符の曲で、大人多めの帯広の夜のライブハウスで
歌うことをイメージして作った曲。

潮時という言葉は、終えたり、あきらめたりするタイミングのような
意味で使われていることが多い印象があるが、
正しくは「グッドタイミング」というような前向きな意味だ。
(日本語の意味を英語で説明するのも変だが)

過去にすがりついていないで一歩踏み出せば、
そこには道があって、とりあえずそこを行けば、
それなりの何かに出会えるよ、という歌詞なのだが、
現在の心境と重なるところがあり、
それが逆に、自分で作った曲なのに、別の人が作った曲のようで、
不思議な感覚だ。
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帯広でのライブは、どことなくルーズで、アットホームで、
すっかり居心地が良くなった。
岩見沢に移り住んでも、 定期的に帯広にライブをしに来れればと思う。

さらに色々なものに出会って、様々な経験をするための、
ひとつの潮時なのかもしれない。
そうじゃないのかもしれない。
よくわからない。
考えないようにしよう。
3週間をきった十勝ライフを楽しもうと思う。


2017年2月23日木曜日、
帯広市「SUGAR」で行われたライブに出演した。
セットリストは次のとおり。

1 ほどほどに
2 魔法のブーツ
3 あれからどうした
4 あんなに好きだったのに
5 潮時
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店に到着し、出演者表を見たとき、
全ての出演者の音楽と顔がすぐに一致した。
私も帯広アコギ業界にそこそこ踏み込めたようだ。

出演順は最後だった。
ステージに上がったのは22時30分。
これほど遅い時刻に本番のステージに立ったのは初めてだ。

待ち時間の長さ、お客さんの聴き疲れなどにより、
カウントダウン・ムードが漂う状況ではあったが、
それはリュックサックを背負わされた重みではなく、
リュックサックを背負ったら背筋が伸びたような良い刺激となり、
気力充実でステージに臨めた。
というか、単純に演奏できることが楽しみだった。

セットリストの5曲は、全て2017年に作った曲。
3曲目、5曲目は初披露。
まだ自分のものになっておらず、浮ついたところもあったが、
純度が増した感じがあり、変な話だがとても歌いやすかった。

「では、あんなに好きだったのに、という曲を」と言い、
拍手とともに「イェーイ」などと反応されたら、
気分上々にならないわけがなく、
あと1曲を残してステージからビールをオーダー。
最後の曲が終わり、ギターをぶら下げたままビールを飲んだ。
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ステージが終わった後、道東ジョンさん(仮名)と音楽談義。
バンドスコアは買わず、徹底して耳コピ―で研究する話は
共感するとともに実に参考になった。
どこを弾くかではなく、どう弾くか。
どうしたら求める音が出せるのか。
まさしく音を楽しんでいる。

23時30分になり、閉店時刻が近づいたため、
出演者もお客さんも順を追うように帰り始めた。
私は出番が終わってから30分強しか経っていなかったため、
まだアルコール&ミュージックトークをしたかったが、
ほどほどに路線を行く私には、このあたりが帰宅の潮時だ。

色々な方の音楽に触れ、色々方と話ができて良かった。
一人こもって、あれこれしたり考えたりは必要だが、
会話がもたらす刺激は明日への活力になるものだ。

帰宅して、リンゴスターのドラムに着目しながら
ビートルズとともに二次会。
家に帰るまでが遠足だと言われるが、
いつ終わったのか記憶が途切れた二次会から就寝、そして起床。
アルコールが残った状態で仕事へ向かう。
そこまでがライブです。


「激しい雨」の次のライブが近づいてきた。
もう一週間後だ。

日  時 2016年2月23日(木)19時30分スタート
■場  所 SUGAR(帯広市西3条南10丁目 道銀南向かい)
■料  金 入店して何かオーダーすればOK
■出演者 激しい雨(その他の出演者は不明)

出演者は当日現場に行かなければわからない。
出演順も同様。
これはもう「帯広スタイル」と言っていいだろう。

このライブでは5曲やる予定だが、
全て今年1月以降に作った曲にするつもりだ。
今日現在、歌詞もメロディも手直ししている最中の作品もある。
ライブでやると決めたから必死になるのではない。
単純にいい形で誰かに聴いてもらいたいのだ。

年齢を重ねると曲を作れなくなる人は多い。
それもあってかカバー曲に移行していくパターンが増える。
単純にカバー曲の方が自作の曲よりも完成度が高いし、
演奏していて楽しいという場合も多いだろう。
それはそれで大いに結構なことだ。

実際、お客さんにしても、
いい歳をした大人が、わけのわからないオリジナル曲をやるより、
よく知っているカバー曲をやった方が盛り上がれるだろう。
それも大いに結構なことだ。
自然なことだ。

私があまりカバー曲に傾かないのは、
メロディはまだしも、歌詞がしっくりとこなくて、
言葉が歌詞にうまくのらない感覚があることや、
オリジナルのアレンジが面倒というか難しくて、
まともに演奏できないためだ。
それとバンドのメンバーにはよく話しているが、
カバー曲をやる時間があったらオリジナルの曲をもっとやりたいからだ。

年齢を重ね、曲を作れなくなった、あるいは作らなくなったという人から、
歌いたいことがなくなった、という話をよく聞く。
特にラブソングは書けなくなると。
わかる気がする。

ただ、今ある現実を歌詞にしなければならないわけではない。
若い頃のことでも、未来のことでもいいし、
想像や架空のストーリーだっていい。
年をとればとったなりの視点や考え方の変化もあるわけで、
選択肢や可能性はあると思うのだが。
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さて、今回紹介する曲は、「あんなに好きだったのに」
2月4日のスタジオレストでのライブが初演奏だった曲だ。
23日のSUGARでのライブでも演奏予定だ。

1月下旬、札幌市内を1時間くらい歩いていたら、
どういうわけか「あんなに好きだったのに」という言葉が
降りてきて、このタイトルで曲を作ってみようと思った。
そう思ってすぐ、「あんなに好きだったのに」の部分のメロディが
降りてきた。

その日、札幌から帯広に帰るJRの車内にて、
頭の中で歌詞とメロディを同時進行で考え、
トマム駅あたりでは、ほぼほぼできあがっていた。
そこで一旦睡眠し、十勝清水駅で目が覚めて復習しているうちに
帯広駅に着いた。
帰宅してからギターで合わせてみたら、すぐにしっくりときた。
いい歳をして、ずいぶんと青臭く、しみったれた曲を書いたものだ。

あんなに好きだったのに

あんなに好きだったのに なんで離れた
二人で幸せになる夢見ていた
あんなに好きだったのに なんで途切れた
今でも君の声が聞こえるよう

君が僕を見つけてくれた
何より大切にしたいと思った
二人歩いた駅までの道を
今はひとり歩いてる

あんなに好きだったのに 戻れなかった
何にも君のことをわかってなかった

思い出すと切なくなる
今ではもう届かないけど
ほんとうに好きだったんだ
元気で暮らしてるかな

あんなに好きだったのに なんで離れた
今でも君の声が聞こえるよう


クグエ・フォークロックの定番ともいえるメロディライン。
この曲を作って以来、職場以外の場所では、
毎日のようにこの曲を鼻歌テイストで口ずさんでいる。
どれだけ自分の曲が好きなのか。
まあ、外食よりも自分で作った料理の方が好き、というのと
同じような気もする。

この曲の歌詞を考えている過程で、
数年前までは中華丼や麻婆豆腐などの「あん」ものが
とんでもなく好きだったのに、
近年は「あん」が重たくて食べたくなくなった、という内容で
「あんなに好きだったのに」にしようかというアイデアも浮かんだが、
結果的にはストレートにラブテイストにした。
面映ゆいところはあるが許していただこう。


2017年2月4日土曜日、
帯広市スタジオレストで行われた「アコピンナイト」に、
「激しい雨」として出演した。

観てくれた皆さん、ありがとうございました。

セットリストは次のとおり。

1 さよなら電車
2 ほどほどに
3 赤いスイートピー
4 あんなに好きだったのに
5 魔法のブーツ
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2、4、5曲目は新曲で臨んだ。
練習段階では自分の中に溶け込み、
安定感を備えてできると思ったが、なかなか甘くはない。

演奏をしながら、土台が完全に整っていないことや、
プレイの粗さを認識することになり、
まだまだなのね、と実感した。

歌詞、メロディ、構成ができて新曲完成とはいかない。
反省があり、気づきがあり、もっと試して、繰り返して、
やっと完成ということだ。

しかし、プレイには集中できたし、気持ちも乗った。
新曲の方向性は今の自分にフィットするものだと確認できたし、
歌っていて、とても気持ちが良かった。

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「ほどほどに」では、求めてもいないのに、
私が「ほどほどに♪」と歌ったら、
お客さんも「ほどほどに♪」とついてきた。
非常に驚いた。
初めてやった曲に合唱してくれたこともそうだが、
このフレーズのこの部分に入れてくるとは、ということに驚いた。
発見だったし、刺激を受けた。

それでいて、すごくフィットしていたからさらに驚いた。
そこにいたのは20人くらいだったが、
200人規模の会場で合唱されたような錯覚をした。
この曲を作っている段階でも、練習している段階でも、
全く想像もイメージもしなかったことだ。

面白いものだ。
曲の捉え方は人それぞれだ。
他者の感覚では、この部分で「ほどほどに♪」と
レスポンスするのが自然なのだ。
曲は、自分の中で試し、繰り返すだけではなく、
他者の反応も完成に向けての重要な要素かもしれない。

共演した方々の雰囲気が良く、
また、ライブの進め方、発声、歌詞のつくりなど、
皆さんのパフォーマンスを見ていて色々と参考になった。
スタジオレストの方々にも感謝です。

自然な成り行きの中で支えてもらっていることを改めて実感した。
ありがたいことだ。
不自然な状況で、支えていることを押し付けられたら、
たまったもんじゃないから、
ラッキーな日だったとしか言いようがない。


ライブまであと3日。
楽しめそうです。

■日時 2017年2月4日(土)17時30分スタート
■場所 studio REST(帯広市大通南8丁目さいかわビルB1)
■料金 前売1,000円、当日1,500円
■出演(敬称略)
        池田正樹、さざなみしおん、ナホ、野久、越田達也、
        やままさ、箱崎恵、志不人、激しい雨

このライブで演奏予定の新曲シリーズの2回目。
今回は「ほどほどに」を紹介させていただく。

AC/DCのようなサウンドメイクを目論んでとりかかった曲。
ギターのリフや展開などは、「ちょっとAC/DCっぽい」程度に
反映できたが、
メロディをつけ、歌詞をのせたら、
奥田民生氏っぽいロックになりつつある。

ドラムのオダ氏に、「とりあえずAC/DC風に叩いてみて」と伝え、

初めて合わせてみた時の彼の感想が、
「ハリー(ザ・ストリート・スライダース)みたいだ」。
メロディラインもそうだが、彼が着目したのは、
「とどのつまり」という歌詞とその部分のメロディだった。
初めて聴いた曲に合わせてとりあえず叩いたドラムで、
そこまで感じ取ってもらえるのは有り難い。

ほどほどに

おなかいっぱいは けっこうきついもの
ダメージが後をひいて なかなか戻れない
若さをアピール やり過ぎご用心
あるラインを越えたら 痛いだけだから

身の丈を知ろう 器をはき違えず
それは君には似合ってないよ

ほどほどに ほどほどに

謙遜するのも 度を過ぎてしまえば
誠実さは消え失せ 感じが悪いだけ

いい加減を知って 分際をわきまえて
そうありたいね とどのつまり

ほどほどに ほどほどに ほどほどに ほどほどに

ちょっと物足りない くらいでちょうどいい
前へ進めば自然に 埋まってゆくもの

いい加減を知って 分際をわきまえて
そうありたいね とどのつまり

ほどほどに ほどほどに ほどほどに ほどほどに

                     ◆

若い頃は、やり過ぎ、言い過ぎなどが多少あっても、
若気の至り効果で周囲の許容度は高い。
ケアしやすく、取り返し率も高い。
だから思い切りやったっていい。

ところが、ある程度の年齢に達するとそうはいかない。
楽しいことでも満たされるまでやるとなぜか不安になるし、
言い過ぎるといい気になっていたようで後悔する。
控えめすぎたらすぎたで融和感をそぎ、雰囲気を悪くする。
行動幅も感情幅も少し狭くしなければと
この5、6年、特に感じるようになった。

それを特に寂しいと感じることもない。
逆に気楽になった感もある。
確かに、「以前はもっと熱かった」と言われることもある。
でも問題ないぜ。
オフィシャルでは大人しくしているが、ハートは今も結構熱いぞ。

                     ◆

あまりビールは飲まず、最初からウイスキーを好む私は、
自宅飲酒の方が外で飲むより酒が美味く感じる。
それはメンタル的な事情もあるだろう。
ただ、瓶ビールより美味い生ビールは意外と外で出会えない。

昨年夏からあまり外に飲みに行ってない。
反面、自宅で飲む回数が増えた。
3か月近くウイスキー瓶のゴミ捨てを怠ると、この有様だ。
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一週間でバーボン一本なので、とんでもなくハイペースではないが、
これまた、ほどほどに、ということだ。
でもバーボンの力を借りなきゃやってられないあれこれがあるわけで。
であっても、ほどほどに。

                     ◆
   
余計なワンポイント、キャラに合わない男の装身具、
ひと言多い言い訳、必要のないお詫び。
なぜそこにプラスワンのトッピングをしてしまうのか。
腹八分目の食事が望ましいように、
身なりも付き合いも、基本腹八分目がいいのでは。
イレギュラーな事態にも対応できる余地があった方がいい。
そう、大人はちょっとの余裕を持つべきなのだ。

ただ、腹八分目の継続はストレスを招く。
なので、ときには満腹にする。
そのバランスやローテーションが大切だ。
しかし、それを保つのは難しい。
大人になるには何十年もかかる。
一生かけて大人になるということか。


今回もライブのお知らせから。

■日時 2017年2月4日(土)17時30分スタート
■場所 studio REST(帯広市大通南8丁目さいかわビルB1)
■料金 前売1,000円、当日1,500円
■出演(敬称略)
      池田正樹、さざなみしおん、ナホ、野久、越田達也、
      やままさ、箱崎恵、志不人、激しい雨

これほどライブのお知らせをするのは久しぶりだ。
スタジオレストが出演者を早くに示してくれたこともあるし、
楽しみでワクワクしているから、知らせたくなるのだ。

今回はライブの進め方を少し変えてみる。
ハーモニカの取り外しとカポタストの装着のとき以外は、
短いトークも含め常にギターを鳴らした状態で
やってみようかと。

そして新曲を3曲やる。
既に新曲は、歌詞とメロディと展開ができあがっているのが6曲、
メロディと展開のみができあがっているのが2曲、
メロディのみ2曲、歌詞のみ1曲と、新曲ラッシュの状態だ。

特にこの半年、苦悩の日々を過ごしてきたが、
歌詞はダークでへヴィなものにしたくはなかった。
音楽活動をしているときに、
あの嫌な気持ちを思い出したくないからだ。

また、歌詞のテーマは狭く、小さく。
それでいて、なんとなく広がっている感じを出せたらと思っていた。
そして、ちょっとコミカルでありたいと。

歌詞、メロディ、展開ができあがっている6曲のタイトルは、
「魔法のブーツ」、「準備はいいか」、「ほどほどに」、
「不眠の歌」、「大豆を転がせ」、「あんなに好きだったのに」。

ピンときた方もいらっしゃるだろう。
「不眠の歌」はツェッペリンの「移民の歌」、
「大豆を転がせ」はストーンズの「ダイスを転がせ」を、
良く言えばリスペクトしたものであり、
悪く言えばもじったものだ。
ただどちらの曲も中期ビートルズのようなメロディラインだ。
こんな感じで歌詞づくりを遊んでいる。
こんなに楽しい遊びはなかなかない。

というわけで、2月4日のライブで披露する予定の3曲を
ライブ前に紹介したい。
本日は「魔法のブーツ」。

魔法のブーツ

固く不器用 最初はてこずったこのブーツ
今じゃこなれて すり減ってクタクタ いい感じ
手入れ よろしく 愛情注ぐよ 惜しまずに
魔法かかって 連れてってくれるよ いいところ
たとえ朝は雨でも 虹に出会えるから

過ぎてしまえば 大したことでもなかったと
ブーツに魔法かけ 連れてってくれるよ いいところ
たとえ寒い夜でも 星に出会えるから

たとえ朝は雨でも 虹に出会えるから
たどり着く場所こそが 行くべきところなんだよ
たどり着いた場所こそ 行くべきところだったんだ

20170201.jpg
メロディラインは80年代のAORを和風にしたような感じ。
歌とギターがロック寄りなのでAOR色が薄れてしまうが、
それがいいのか悪いのか現在手探り中だ。

私は靴が大好きだ。
出かけるとき、どの靴を履いていくのか決めるのが楽しかったりする。

お気に入りの靴を手に入れ、がんがん履いて、手入れはまめに。
愛情をもって付き合っていると、
その靴が素敵なところへ連れて行ってくれるよ、という歌詞だ。

私は買った、あるいはもらった、いわゆる「ちょっといいもの」を、
特別なときに着るとか、使うとかをしない。
がんがん着るし、使う。
そうすることで愛着が生まれる。

特別なときだけだと、よそ行き感が出てしまい、
こなれていない感じがにじみ出るようで恥ずかしく、
また、本番に弱いタイプになってしまうと思い込んでいる。

歌詞の最後の部分。
こんなはずじゃなかった、という場所にはたどり着かない。
そこにたどり着くような行動や振る舞い、意識で
普段過ごしているのではないかと考えるようになった。
今、自分がいる場所は、行くべくして行ったところだと。
自業自得、仕方ないんじゃないか。
自分がいるべき場所ではないと思ったら、
そこからいなくなればいいだけのことだ。
楽になろう。



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