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連休が一度もなかった9月ではあったが、
下旬の某日、平日に一日だけ代休を取得できた。
その日、岩見沢市から北へ片道80km、
沼田町までクロスバイクで往復した。

岩見沢に住んでいる間に、
空知管内の全24市町にクロスバイクで往復することが、
岩見沢市に住民登録した時からの自分へのノルマだった。

8月が始まった時点で、達成していないのは、
沼田町、秩父別町、北竜町、雨竜町の4町だった。
休みがとれず、なかなかクロスバイクを漕げない。
休みがとれても雨だったり、音楽活動があったりで
時間を確保できない。

日に日に日没が早くなっている。
寒さも増してきている。
早く行かなければ来年に持ち越しだ。
来年行けるとは限らない。
そもそも来年を迎えることだって当たり前じゃないんだ。
行けるチャンスを手繰り寄せられるなら今年行くべきだ。
趣味なのだから根性を発揮しなければ。

というわけで、雨の不安はあったが岩見沢を出発。
雨が降ったら、最寄りのJRの駅にクロスバイクを置いて、
電車で岩見沢へ戻り、車でクロスバイクを取りに行く。
そんな展開も想定していた。
これが私の危機管理マニュアルだ。

行きは、滝川市から妹背牛町、秩父別町を通って沼田町へ。
行程はひたすら稲ロード。
稲刈りがちょうど始まった時期だった。
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黄金色の平野の中をただ走る。
ただ走るのが楽しい。
余計なことを考えない安らぎを感じる。

風が弱いのが非常にラッキーだった。
トラブルもダメージもなく沼田町に到着。
20181012_02.jpg
車では何度も訪れているのに、
クロスバイクで来ると新鮮に感じる。
目的もなく町内を少しぶらつく。
休みの日に地方の静かな町に来ると落ち着く。

しばらく札幌の繁華街を歩いていない。
ステラプレイスや池内やパルコに行っていないし、
ポールタウンや狸小路を歩いていない。
楽天市場にもZOZOTOWNにさえ訪問していない。
しかし寂しくもないし、困ってもいなかった。
沼田町になかなか行けないことが辛かった。
これでひとつ気持ちが軽くなった。

沼田町を後にして北竜町へ。
スーパーマーケットがなかった町、北竜町に、
役場がお金を出して建設したスーパー「ココワ」が
今年オープンした。
20181012_03.jpg
北竜町を通ったら、立ち寄ることにしている。
この日の昼食は、ココワで買ったカップそば。
私は、カップメン全般、縦長容器を好む。
麺をほぐす際に、ややほじくる感じになるのが、
カップメンの初期衝動に触れるようで好きなのだ。
20181012_04.jpg
これは日清の「鴨だしそば」なのだが、
数あるカップそばの中で最もつゆが美味しい。
ダシ風味が素晴らしい。
後で入れる調味料も封入されているが、
それを入れない方が美味しい。
安くて美味しいのに、実はなかなか売られていない。
そこがまた良い。

北竜町の後は雨竜町へ。
稲だらけの空知の平野部の中でも、
最も稲だらけを感じる町だ。
20181012_05.jpg
そして、雨に降られることもなく、トラブルもなく、
日没前に岩見沢に戻ってこられた。
空知管内24市町のクロスバイク往復をコンプリートした。
一般の人は「ふ~ん、そうなんだ」という感じだろう。
その反応は正しいし、私にとっても望ましい。
だって趣味なのだから。
誰にも何も与えないし、何ももらわない。
こうした趣味の自由さは守っていきたいものだ。


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先週末、地震対応に伴う岩見沢市内待機が解除された。
待機期間は、身体の普段使わない部分に力が入っていたのか、
あるいは普段よく使っている部分を使わなかっからか、
足のつけ根やわき腹などが不自然に硬くなり、
靴を脱ぐ、歩道から車道への段差、車の乗り降りなど、
不愉快な痛みにつきまとわれていた。

安静にしていても一向に良くならないので、
身体を使ってみることにした。
何かを変えてみるトライが必要だ。
そこで、電車に乗るため新十津川町まで行ってきた。

今年中にやっておきたいことが幾つかある。
そのひとつが札沼線の電車に乗ることだった。
札沼線は札幌の桑園駅から当別町、月形町、浦臼町を経て、
新十津川駅までの約76kmの区間。
このうち当別町の北海道医療大学から新十津川駅までの区間は
極めて近い将来廃止になる予定だ。


この路線の最大の特徴は、
浦臼-新十津川間が一日一往復しかしていないこと。
浦臼発新十津川行は朝9時05分発の便のみ。
始発であり、最終である。
新十津川に着いたその電車は、折り返しの形で
新十津川を10時00分に発車する。
これもまた始発であり、最終である。

この一日一便の電車に、廃止になる前に乗っておきたい。
ほとんど水田の中を走る路線なので、稲が実った頃がいい。
しかし、ただ単に電車で往復するだけでは味気ない。
スパイスや工夫やロマンや面倒くささが必要だ。

そこで、岩見沢から車にクロスバイクを積んで月形駅へ。
そこに車を置き、クロスバイクで新十津川まで走る。
新十津川にクロスバイクを置いて、電車に乗る。
月形駅で降り、置いてあった車に乗り、
クロスバイクを回収するため再び新十津川へ。
このような手間のかかる手順で挑んだ。
手間をかけた分、思わぬ感動みたいなものに出会えるのではと。

午前7時30分過ぎ、月形駅をクロスバイクで出発。
20180923_01.jpg
新十津川駅までは国道275号線を32km。
2時間あれば行ける距離だ。
何度も通っている平坦な水田ロード。
国道に平行して線路が走っている。
20180923_02.jpg
途中から小雨が降った。

新十津川にもうすぐ到着するあたりで、
新十津川行の電車がやってきた。
20180923_03.jpg
静かだ。
思いがけず雨にあたったが静かだ。
淡々と新十津川駅へ。

午前9時35分頃、新十津川駅に到着。
20180923_04.jpg
なんだ、この人の多さは。
3連休中、廃止間近、一日一便、
もうすぐその一日一便の電車が出発する。
そんなあれこれが相まって、人が集まったのだろう。

シンプルな時刻表だ。
20180923_05.jpg
余白の多さが愛おしい。
余白であって、決して空白ではない。
この便に乗ったら、その日のうち電車で
新十津川に戻ってくることはできない。
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そして電車に乗った。
20180923_08.jpg
乗客は25人くらいだった。

スピード感のない電車だった。
それもそのはず、約30kmを50分かけて走るのだった。

車窓からの景色は、
国道275号線を走っていて見えるのとほぼ同じで、
線路ならではのものがほとんどなかった。
その違いの無さに逆に驚いた。
肯定的な感想がないまま、月形駅に到着。

月形駅から自家用車で再び新十津川へ。
さっき電車から見えた景色を逆方向から見てるだけ。
しかも3時間くらい前にクロスバイクで走った道。
なにがしかの不毛感をおぼえる。

しかし、これでいい。
新十津川からの一日一便の電車に乗ること自体が目的だったのだ。
目的は達成した。
乗ってみて何か特別な気持ちになれるのではと
付加価値を期待したのがそもそも不遜なのだ。
謙虚であるべきだった。
一日一便電車に乗った行為こそが価値なのだ。
そこにさらに価値を付加したいなんておこがましい。

札沼線に乗った人生と乗らなかった人生。
その違いは大きい、
かというと、そうでもないだろう。
いい半日だった。
こんな日々を待っていた。



北海道で大きな地震が発生した。
その日(9月6日)は夏休みを取得していた。
予定は全部キャンセルだ。
そう思いながら職場へ。

自宅は停電が46時間くらい続いた。
しかし、地震当日は自家発電装置のある職場で朝を迎えたし、
翌日は夜8時に帰宅したものの、
まだ停電中だったため早々に就寝し、
未明に目が覚めた時、電気が復旧していた。
このように停電中はほとんど家にいなかったので、
停電を不便に感じるだけの時間がなかった。

どこに転勤しても玄関に懐中電灯を置いていた。
おそらく20年くらい前からだ。
ところが一度も使ったことがなかった。
今回の地震で使おうとしたら、使えなくなっていた。
中が錆びて、あめていた(北海道方言)。

灯りのない住宅街は衝撃だった。
知らない世界に迷い込んだようだった。
ゴーストタウンと化していたし、
星が見えすぎるのも逆に異様だった。

岩見沢は地震直前の暴風でも被害があった。
20180917.jpg
稲の成長も順調ではないような。
ずっと心の中の天候は曇り時々雨だ。

仕事で被災地にも行ってきた。
車で1時間程度のところで、甚大な被害が発生した。
とにかく気の毒だ。重たい気持ちになる。
戻ってきてからも、どこか気持ちが落ち着かない。

職場の体制も、この連休は原則岩見沢待機だった。
これもまた落ち着かない。
終わりが見えるようで見えないような感覚。

それもこれも全て経験だ。
この経験を活かしたい。
失敗を検証しなければ成功のもとにはならない。
失敗が失敗のもとになるだけだ。
なので、この経験を価値にしたい。
せっかく経験できているのだからと。
そして理想はいつだって持ち続けている。



今年に入ってから、大人の遠足ができず、
すっきりしない気持ちがあった。
用事があったり、時間ができても別のことを優先したり、
目的とする飲食物やテーマがなく、
モチベーションが上がらなかったりで、
ずっと遠ざかっていた。

遠足力が消滅したのではないか。
長距離を歩かざるを得ない場面が来ても
即座にギブアップするのか。
それでも支障なく生活していけるだろう、
遠足は一般的な日常生活を送る上でなんら必要なことではない。
単なる趣味だ。

意味も目的もメリットも愛もない。
一方、誰にも迷惑をかけないし不快にもさせない。
歩いていけるもんかね、
歩いたらどんな気持ちになって、
身体にどれほどのダメージがあるかね。
それを確認するだけだ。
そう考えたら俄然遠足をしたくなった。

というわけで、岩見沢市から、とりあえず美唄市を目指し、
無計画状態で歩き始めた。
計画は歩きながら考えればいい。

それが甘かった。
歩き始めた時、気温はそこそこ高かったが完全に曇りで、
ラジオの天気予報では南空知は雨の降る時間亭もあるかも、
などと言っていた。

ところが15分ほどで太陽が顔を出し、
30分もしたら、みるみる雲は消え、青空にとってかわった。
1時間近く経った頃から、
明らかに首の後ろが日焼けし始めているのを感じた。

美唄までならば4時間近くは歩く。
何か対処しなければと、三笠の道の駅にあるセブイレブンで
フェイスタオルを買い、
首に巻いて水田ロードを歩き進めた。
20180729_01.jpg

5月には池のようだった水田も稲が育ち、
緑のじゅうたんのようになった。
景色は良い。
しかし今度は腕の日焼けも放っておけなくなってきた。

10時を過ぎて30度が近づいてきた頃、
腕の日焼けを防止するため、ウインドブレーカーを着用した。
暑さに強い(鈍感な)体質で良かった。
特に支障もなく長袖状態で歩き、
約3時間30分で美唄市(岩見沢市から約18km)に到着。

時刻は昼時。
とある店でカツカレーを食べようと歩きながら予定を決めたが、
大して空腹でもなく、むしろまだまだ歩ける状態だったので
さらに北を目指すことにした。
20180729_02.jpg
水田ロードは続く。
力のある青空が広がり、太陽はぎらついてきた。
ここで予測できなかった日焼けに気づいた。
ハーフパンツ姿だったのだが、
後方からの日差しをもろに受け続けたせいで、
ふくらはぎから膝裏がヒリヒリし始めた。

これはまずい。
長いパンツは持ってきていない。
直射を免れない。
少しでも脚の露出を食い止めようと、
ソックスをいけるところまで上げ、
ハーフパンツをいけるところまで下げて歩いた。
ダサいぜ。
でも自体は深刻だ。

太陽は容赦なかった。
美唄市から奈井江町までの国道12号線はひたすら直線で、
道路沿いには建物も木もほとんどない。
つまり日かげがない。
膝裏からふくらはぎの上部はまともに日光を浴び続けた。
ヒリヒリが増し、やけど感覚になってきた。
これは奈井江町て打ち切るしかない。
脚も腰も元気なのに、日焼けのせいで歩けなくなるとは。

奈井江町は岩見沢市から約30km
奈井江町のセブンイレブンで熱さまシート・幼児用を買い、
JR奈井江駅で膝裏に張り付ける。
全く効果がない。
20180729_03.jpg
それにしても天気が良すぎる。
太陽は遠慮も配慮もなかった。
早く家に帰って保冷剤というか、冷凍ジェルみたいのを
患部にあてたい。

岩見沢行きの普通列車は2両編成くらいかと思ったら
5両か6両もあり、座ることはできたが、結構な乗客数だった。
20180729_04.jpg
6時間ちょっと歩いた行程が、
普通列車ではたった25分だった。

自宅に到着し、シャワーを浴び、患部を冷やそうとした。
しかし、冷凍ジェルみたいのを冷凍していなかった。
冷凍庫の中でスペースをとるし、
使用する機会がないので、用意していなかった。

どうやって患部を冷やす?
何を思ったか、カレーを冷凍したタッパーで片方の脚を、
もう片方を冷凍した豚ロース肉で冷やした。
患部は膝裏とふくらはぎ上部だったので、
膝を折って冷凍豚ロースをはさむようにした。

日焼けによるリタイアがなければ砂川市まで歩き、
美唄で食べられなったカツカレーを砂川市で、と思っていた。
しかし達成できなかった。
その思いが心のどこかにあったから、
冷凍カレーと冷凍豚ロースで冷やしたとしか思えない。

やがて、豚ロースは解凍され、
冷凍カレーもふちから解凍され、
冷凍部分がタッパーの中で浮き始めた。
私の膝裏は電子レンジか。

その流れで、豚ロースを焼き、カレーを温め、
ポークがふんだんのカレーを食べた。
今回の大人の遠足は結局のところ
過程はともかく、カレーを食べるためのものだった。
日焼けは世話が焼けるぜ。



クロスバイクを車に積んで地元へ。
積丹半島の西側の海岸沿いの道でペダルを漕いだ。

クロスバイクを購入して10年近くになるが、
その時は札幌に住んでいて、
その後は帯広、岩見沢と転勤し、
内陸部ばかりを走っていた。

小樽、石狩、留萌、大津(豊頃町)など、
海のある場所まで走ったことはあったが、
行っただけであり、海外沿いをぶらつくことはなかった。

走ったのは、いわゆる「岩宇(がんう)」地域。
神恵内村、泊村、共和町、岩内町だ。
これらのマチは、海岸と田園風景が魅力なのだが、
写真ではどこにいるのかわかりにくいため、
工夫が足りないとは思いつつも、役場を用いて伝えると、

まずは神恵内村役場。
20180727_01.jpg
国道229号線沿い、海岸がすぐ近くにある。

そこから12kmほど南下すると、泊村役場。
20180727_02.jpg
国道229号線沿いの、
海岸沿いの街並みを一望できる小高い場所にある。

ここから共和町役場へ向かう。
海岸から離れ、周囲の景色は水田とスイカ畑などに変わる。
共和町役場。
20180727_03.jpg
再び海を目指して西へ向かうと、岩内町役場。
20180727_04.jpg
どうだい、役場オンリーの写真は面白みがないだろ。
しかし、無礼講の飲み会がこの世にはないように、
刺激的でアバンギャルドな役場など無い。

神恵内村には、「稲葉屋」さんという和菓子屋がある。
私はここの甘く濃く重たいあんがつまった中華まんじゅうが
大好きで、私にとっての
オールタイム中華まんじゅうランキングの第1位だ。
20180727_05.jpg
しかし、積丹半島の先端に近い人口千人未満の村の和菓子屋だ。
常時商品が店頭に揃っていることはない。
中華まんじゅうは予約による受注生産のみの対応だ。
写真でも、営業しているのかどうか、というか、
和菓子屋なのかどうかさえわからない店構えだ。

この日、店頭で売っていたものは、あんドーナツのみ。
6個買った。
実家に置いたまま、そのまま忘れて岩見沢に帰ってきた。
写真も撮り損ねた。

                        ◆

2週間前に帯広に行った時は、
生い茂った草木と野菜畑のせいで、
緑の面積、体積とも圧倒的で、むせそうなほどだった。

積丹半島はとにかく青い。
20180727_07.jpg
海中もきれいだ。
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一言で「青い」と言っても、色々な青色があるものだ。
20180727_09.jpg
NHKの朝の連続テレビ小説「半分、青い。」は、
出会って1週間で結婚を決め、
満足に働かない夫に苦労している中、妊娠し、
迷走というか、逆にありがちというか、
先の見えない転換となっている。

キムラ緑子さんらおばさん3姉妹の存在意義と、
舞台での芝居のような演出がやや食傷気味だ。
このドラマにおける位置づけに関して、
そろそろひとつの答え、あるいは結論が欲しいところだ。
20180727_06.jpg
夏の積丹は「半分、青い。」どころではない。
ほとんど青い。
内陸部で見る青は空だけで、
それはそれで草木とのコントラストは映えるが、
海岸線で見る青は、空と海がつながっている。
何度も見ている景色なのに毎年感動する。
それだけのことだが、それだけで十分だ。



パソコンの不具合が続き、
買い替えが近づいている話を前回の記事で書いたが、
テレビは3年ほど前から限界と戦っている。

通常のモードでは見られず、
DVDレコーダーを介して見るしかない。
なので、dボタンは使えないし、
録画をしている最中に別の番組を見ることができない。

DVDレコーダーもまた限界が近づいており、
4、5時間連続でテレビをつけていると、
音声が消えたり、画像が止まったりする。
予約録画が機能しなかったことも珍しくない。

ところが、テレビの不具合にストレスを感じない。
見られないならそれでいいと思えるのだ。
完全に壊れたら、しばらくテレビ無し生活に
トライしてみようかと思っている。

とはいえ、ほぼ毎日見ている番組がある。
NHK朝の連続ドラマ「半分、青い。」だ。

NHK朝の連続ドラマで半分以上見た作品はない。
最も見たのは「あまちゃん」で、
それも終盤の2か月くらいだ。
「半分、青い。」は90%くらい見ているだろう。

なぜそうなったのか。
主人公である「すずめ」の小学生時代を演じた子役の演技が
素晴らしかったことが始まりだ。
その流れで、高校生になった「すずめ」も見続けた。
そこから新たな面白さを見つけてしまった。

すずめの
天然で、率直で、奔放なところが、
ちょっとイラっとすることに気づいのだ。
悪く言えば、無神経で、勝手で、鈍感で、
台本上、意図的にそうしているように思えてきたのだ。

高校3年生の時、家族の口利きで決まっていた就職先が
ありながら、
突然、漫画家になると言い出し、就職をキャンセル。
それを大して悪かったとも思っていない。

19歳の誕生日のシーンはひどかった。
幼馴染の男性の住むマンションへ行く。
そこには男性の彼女もいたのに、家にあがり込み、
あげく、幼馴染の男性は私のものだ!と絶叫。
あまりの愚かさに衝撃だった。

その幼馴染は27歳で結婚する。
何年も連絡をとっていなかったにもかかわらず、、
その事実にすずめはショックを受けて泣き明かす。
つながりが途絶えていたのに、なんでそうなる。
しかも、結局、幼馴染の新居にまで行き、
奥さんと会話までしてしまう。
 

とんでもないキャラだ。
朝ドラの主人公というポジションにいながら、
これほど共感や応援をできないキャラに仕立てていることが
逆に興味深く、この先の展開が楽しみになってしまった。

無神経キャラを継続して30歳を迎えるのか、
いつか自分の不謹慎さや軽率さを反省するのか、
なんだかわからないがハッピーになるのか、
いずれにしても、浮ついた主人公の方向性が見えない。
それが気になってしまう。
私は脚本家の思惑にはまっているのかもしれない。
それならそれでいい。

脇を固める役者の良さもある。
岐阜の田舎の古い食堂で働く松雪泰子の風貌が
アンニュイで憂いが強いため、違和感が激しいのを除けば、
個性と存在感がちょうどいい役者が揃っている。

先週から、すずめは漫画家をやめ、
100円ショップの店員になった。
新たな展開に突入し、登場人物も一気に変わった。
しかし、すずめは相変わらず自分中心で無神経。
悪い人ではないのだが。

ちなみに主人公のすずめとは関係ないが、
悪いことをして、迷惑をかけたり、困らせたりするのは、
「悪い人ではないのだが」と言われてる人が
ほとんどだと思う。
 


空知は田植えの季節になった。
水田には水が張られ、順番に植えられている。
空知は北から南まで水田が連なっており、
管内を走る国道沿いは、さながら水田街と呼びたくなる。

水が張られた水田景観は壮大で美しい。
岩見沢に住むまでそれに気づけずに生きてきた。
とはいえ、気づくまで生きていられたことはラッキーだ。
その幸運を活かすため、中空知から北空知へと
水田見学のドライブに出かけた。

深川市から秩父別町へと向かう国道233号線。
遠くまで水田が広がっている。
20180523_02.jpg

空知は以前から平野に鉄塔がたくさん立ち並んでいる印象が強く、
水田街にも鉄塔が走っている。
20180523_03.jpg

秩父別町から北側の沼田町へ向かう町道は四方が水田に囲まれ、
逆に水田ではない異空間にいるような感覚になる。
20180523_04.jpg

もうほぼ湖だし、四捨五入をしたら海だ。
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水田は線路の近くにもたくさんある。
20180523_06.jpg

この風景の中に身を置くことは、
カレールーとライスが出会ったかのような組み合わせであり、
カレーライスができあがったら、自然な流れでトンカツを欲する。
この状況におけるトンカツは「無人駅」ということになる。
やはり行ってしまう。
行かざるを得ない気持ちになり、その気持ちから逃れられない。

深川市から留萌本線を沼田町方面へ。
最初の駅が「北一已(きたいちやん)駅」。
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写真にはないが、駅の手前一帯は水田だ。

国道からはずれた水田地帯の中にひっそりとあるのが
「北秩父別(きたちっぷべつ)駅」。
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待合室の戸は開かなかった。
つまり使われていない。
そういうことだ。

「真布(まっぷ)駅」。
すぐ近くに道道が走っているが、周りに建物はほぼない。
20180523_09.jpg

周囲の風景や駅舎の形状などからして、
私にとって、留萌本線の中で最も秘境感のある駅だ。
こちらは雪の中の閑散ぶりも素晴らしい。
マニアが訪れるせいか、待合室の戸は開く。
駅ノートもきちんと備え付けられている。

沼田町の恵比島(えびしま)駅まで行った後、
国道275号線を、沼田、北竜、雨竜と南下。
12号線よりも、233号線よりも、
275号線の方が間近に、そして広大に水田が展開している。

鉄塔までが水田の中にある。
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というか、ここは水田なのか。
しかし、鉄塔のあるところに、
水田でもないのに水を張るとは思えない。

275号線の水田街の中でも雨竜町は特にすごい。
国道から少しはずれると、民家が小舟のごとく
水田に浮いているかのような立地になっている箇所が少なくない。
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これはもう観光として通用する風景ではないか。
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そんなにギリギリまで水田にしなくても、と思うが、
ギリギリまでやるから人は感動するのだ。
そしてやりきった感じが最も美しい。

こちらは、雨竜町にある「イナカフェ」という店名のカフェ。
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この写真は店の裏側から撮影したもの。
正面からだと、まともに逆光で真っ暗になってしまった。

このカフェで食事をする予定だった。
「焼きカリー」を食べるところまで決めていた。
ところが臨時休業だった。
よくあるパターンだ。

水田を巡りながら、頭の中は「焼きカリー」でいっぱいだったので、
少なからずショックだったが、また来ればいい。
それだけのことだ。

稲穂がたわわに実った頃もいいだろう。
カフェが稲穂に囲われている風景も見てみたい。
その季節なら、たとえ店がまたしても臨時休業で
「焼きカリー」に出会えなかったとしても、
稲刈りには出会えるだろう。
 


まずは次のライブのお知らせを。

■日時 2018年4月29日(日)18時
■場所 アフターダーク・カフェ(札幌市中央区南2西7)
■料金 前2,500円、当3,000円(要ワンオーダー)
■出演(出演順・敬称略)
       綿内克幸(DJ)/KAGE稲荷/46°halo
            THE HEART OF STONE
/綿内克幸(ライブ)

当初は私がソロで出演する予定だったが、
バンドで出られることになった。嬉しい。
THE HEART OF STONE
の出演は20時頃です。
よろしくお願いします。

                  ◆

さて今回は、岩見沢の理容店について。
理容店(美容院も含めて)は地方の小さな集落にも
きちんと存在する業種だ。
地方の町を車で通ったり、歩いたりしていると、
商店や飲食店はあまり見かけないのに理容店はいくつも見かける、
と感じたことが皆さんもあるのではないか。

理容店の需要は根強くある。
年齢に関係なく定期的に訪問するし、基本、近所の店に行く。
わざわざ都市部の店に行ったりはしない。
それにあまり店を変えない。
なので生活スタイルや行動範囲が変わっても、
他の業種に比べたら保っていけるのかもしれない。

岩見沢でも理容店を日々よく見かける。
ある日ふと気づいた。
店名が実にバラエティに富んでいることに気づいた。
岩見沢に住むまで気にしたことがなかった。

「理容〇〇」、「BARBAR・〇〇」を基本に、
あとは「カットイン・〇〇」、「ヘアサロン・〇〇」くらいしか
イメージになかった。
それは20世紀の思考だった。
理容界のネーミングは進化していた。

というわけで、私の家から歩ける範囲で、理容店を巡ってきた。
まずは昔からある定着したネーミング。
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自宅から一番近所にあるベーシックな床屋さんだ。

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ネーミングはノーマルだが、昭和後半を感じる入口のアーチ。
素敵です。看板を変えたら、スナックとしてもいけそう。

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実は「BARBAR・〇〇」や「理容の〇〇」は少ない。

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「カットイン・〇〇」タイプも今はわずか。

私が岩見沢で理容店のネーミングの多様さに興味を持ったきっかけが
この店。
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「ヘア」に「サポート」をくっつけているのが新鮮だった。

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「ヘア」に「ガレージ」もユニークだ。
ガレージロックが好きな方なのか、それとも車好きなのか。
文字の雰囲気からして、ロックに無関心とは思えないが、
立ち止まって店内をのぞくわけにもいかない。

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「ヘア」に「ワークス」。スタイリッシュだ。
店名の「FAB」はファビラスの略なのだろうか。
こちらはガラス張りのなので店内が見えるのだが、
店内もスタイリッシュ。
少なくとも「FAB」はファブリーズの略ではないことがわかる。

ファブリーズついでの余談だが、
洗濯洗剤や柔軟剤の強い香りは苦手です。

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アンティークでイカしているのがこちら。
こだわりのある趣味を持っていそうなデザインだ。
なお、お客さんはごく普通の中高年しか見たことはない。

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なんとも言えない良さ。

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「ユニセックスサロン」。
初めて見た時、ドキッとしました。

                        ◆

ここまでは、曲で言えば、イントロとAメロだった。
ここからがサビだ。

私の住む岩見沢市美園の住宅街は、
一本の市道で明確に区切られてる。
その市道を超えると、住宅はほぼ無くなり、
畑あるいは未利用地が続くエリアになる。
そんなエリアにあるのが、こちらの店だ。
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店名の表示はない。
しばらくは、こちらが理容店だと気づかなかった。
薪がたくさん置かれている民家としか思わなかった。
何度か通っているうちに、ふとサインポールを発見した。
しかも回転していた。
床屋なの?と、かなりの衝撃を受けた。
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営業している時間は、このように表示される。
火曜日が休みか。組合に加入しているということか。
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店の前はこんな景色。
手前は草原。
遠くに住宅地が見える。
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お店の前から西側の景色。
郊外というよりは、平野のど真ん中の農道のよう。

どんな方がお店をやっているのか?客層は?料金は?
色々なことが気になる。
とにかく秘境感が高い。

野次馬風情で恐縮だが、
土日にここの前を通り、サインポールが動いていると、
なんとなく安心するし、
ここを知っていることが嬉しくなる。
岩見沢での生活を楽しんでいる。


まずは次のライブのお知らせを。

■日時 2018年4月14日(土)19時
■場所 161倉庫(札幌市東区北16東1)
■料金 1,000円+1オーダー
■出演(出演順・敬称略)
    おばけトンネル(19:00)/THE HEART OF STONE19:30)/
    ポレポレブラザーズ(20:00)/おーろらそーす(20:30)/
    Boo Foo Woo21:00)/giingoo21:30

THE HEART OF STONE
の出演は19時30分。
「朝をぶっとばせ」と「水路の街」という2つ新曲を
初めてやります。
よろしくお願いします。

                    ◆


さて、あらゆる場所で、様々な人たちとライブをしていると、
色々な場面に出くわす。
ライブ中のトークで言えるわけがないことだが、
言っておきたいことがある。
かなり厳しい話もするが、私の本音を聞いていただきたい。

ステージに上がっている方から、
振り付けやコーラスなどのレスポンスを求められることがある。
黙って見ていたいのに、自由であるべきなのに、
しつこく求めてくる方がいる。

私は大ファンのアーチストでも振り付けには参加しない。
というか、そういうことを求めるアーチストのファンには
なっていない。

最後まで見るし、拍手もする。
しかし、振り付けやコーラスは勘弁していただきたい。
協力したくないのではない。
協力できないのだ。

別のことなら協力できる。
例えば、ライブ中にステージで倒れた人がいたとして、
女性看護師がステージに上がり応急処置をしようとしたら、
「女性はステージからおりてください」と
ライブハウスのスタッフがアナウンスした。
そしたら別のマイクで
「ステージからおりる理由がありません」と言うだろう。

振り付けを求める方のなかには、
「やってもらえない人もいましたけど」と
不満を口にする方もいる。
振り付けに参加しないことが悪いことのように言われる。
「ライブ・ハラスメント」と名付けたくなる。
振り付けなどの押し付けが苦手な人は実は少なくないのでは。

これに似た例として、
「今日はじめて僕たちを観た人います?
はじめての人、手をあげてもらってもいいですか」など、
挙手を求める人。
なんか
つらいです。
20代後半から30代の女性が
姪っ子又は甥っ子の話を熱心にするのを聴くのを
超えるつらさだ。

                    ◆

つらい話のつながりで恐縮だが、
NHKの朝ドラや大河ドラマが苦手な件について話そう。
苦手な理由は2つある。
ひとつは、時代が古すぎると興味がわかなくなること。
もうひとつは、主人公の幼少期や10代前半の時代が長く、
まどろこしくなって飽きてしまうためだ。

そんな私の壁に風穴をあけたのが、
今月から始まった朝ドラ「半分、青い」にて、
主人公の小学生時代を演じている女の子だ。

自然体の子供らしさがあるというか、
いい意味で垢ぬけていなくて、ひょうひょうとしている。
演技をしてああなっているのか、
そもそものキャラクターがああなのかはわからないが、
素朴さが微笑ましく、実に魅力的だ。

左耳が一生聴こえなくなったことを告げられ、
自分の部屋で天井を見ながら、
「ババンバ・バンバンバン」とザ・ドリフターズの曲を
ぼうっと口ずさむ場面は感極まるものがあった。
この女の子の出演期間は、そんなに長くないだろう。
私の朝ドラ・ウォッチャー生活はいつまで続くか。
どうでもいいことだ。

                    ◆

1か月ほど前から、バスタオルの使用をやめた。
風呂上がりもフェイスタオルで済ませている。
それで十分いける。
バスタオルを干していないと、
部屋も気持ちも思った以上にスッキリするものだ。

もちろん今週末のライブで、
「バスタオルを使うのをやめて、
全部フェイスタオルで済ませている人います?
ちょっと手をあげてもらっていいですか」
などとステージから問いかけることは100%ない。

「バスタオルを使うのをやめて、
全部フェイスタオルで済ませています」と
必要性のない報告だけをして、
お客さんは「ふ~ん」と心の中で反応する。
それが私の求めるスタイルだ。


職場における当番業務により、
1月1日の午後から岩見沢市内で過ごした。
職場がらみの事故や事件などが発生したら
職場に行かなければならないので、
自宅から半径3km以内で過ごした正月三が日。

箱根駅伝を見て、AMラジオを聴いて、読書をして昼寝して、
昨年12月にリリースされたローリングストーンズの
アルバム「ON AIR」を聴きながらイオン岩見沢店に
片道25分を歩いて行ったりして、早い時間に夕食を食べる。
そうやって休暇が終わる。

しかし2日間職場に行けば3連休となり、ライブもある。

■日時 2018年1月7日(日)19時30分
■場所 LEGENDS
       (札幌市白石区栄通18丁目6-16 日北ビルB1)
■料金 1500円・ワンドリンク付き
■出演 19:30 Toyohira cats
       20:10 激しい雨
       20:50 ふじこ・M・ふじこ
       21:30 政村悦啓

新しい刺激を受けてきます。

                     ◆

さて、1月1日の午後からは岩見沢市内に拘束状態だったが、
2017ラスト3デイズはフリーだった。
30日から地元に帰ったのだが、あまりにフリーだったので、
倶知安町から蘭越町ある冬の無人駅を訪問してきた。
函館本線だ。

蘭越町には3つの駅がある。
そのうち黒松内町寄りにあるのが「目名(めな)駅」
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木造の古い建物に見えるが、
駅舎の中は新しめのログハウス調で、
日差しが入り、よく整理され、清潔だった。
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目名に行ったのは20年ぶりくらいだ。
国道5号線から1kmくらい奥に入るので、
目的がなければ訪れない地区だ。
普段来ることがない山間の小さな集落。
地元から近いのに、ちょっとした旅気分になる。
ここから倶知安まで約40km、無人駅を訪問する。

続いては「蘭越駅」
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蘭越市街地は田園に囲まれた丘に広がっている。
周辺は平坦で直線の道路が多いのに、
市街地は小さな坂道とカーブが連続する。
水田にしずらい場所が市街地になったかのようだ。
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駅からの景色はニセコ連峰が広がる。

蘭越町からニセコ町へ向かう途中にあるのが「昆布駅」
小さな集落だが、温泉施設が隣接していたり、和菓子屋もある。
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「渓流堂」の看板商品である「渓流焼」は、
六方焼きを厚さ1cmに圧縮したような形状をしており、
皮はやや硬めで、あんはやや乾燥気味。
そうした風情がたまらなく良い。
田舎っぽくもあり、都会の老舗っぽくもある。
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あんはしっかりと甘い。
アンチ甘さ控えめ路線を支持する私にはもってこいだ。
羊蹄エリアの和菓子の中で最もフェイバリットだ。

昆布駅の次は「ニセコ駅」
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残念ながら、というのは不適切だが無人駅ではない。
でありながら、電車が到着しない時間帯ならば
ホームへの出入りは比較的フリーだ。
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それにしても、このあたりの雪はほんとにきれいだ。
汚れていない、というか、いつもフレッシュだ。

最後に「比羅夫(ひらふ)駅」
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国道と比羅夫スキー場を結ぶ位置にあるのだが、
車が交差できないほど細く曲がりくねった道を行き、
さらに細い横道に入ったところにある。
車が走りにくいところにありながら、
徒歩移動だと遭難するような山の中にある。
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駅舎には民宿が併設されている。
まさに山小屋だ。
どんな人が、どんな時に泊まるのだろう。
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そして、とんでもなく雪が美しい。

比羅夫駅から国道5号線に向かって、
曲がりくねった細い坂道を上りきると、
突然、羊蹄山が目の前にどーんと現れる。
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素晴しい形状だ。

で、倶知安駅に到着。
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岩見沢は雪が多いところだが、倶知安はその比じゃない
ただ、除雪の頻度が高く、流雪溝が多いので、
車道はすっきりしていて走りやすかったりする。

短い時間、短い距離だったが、
久しぶりの無人駅巡りによって、心が掃除された。

思い返せば、岩見沢に住んでから遠出をしなくなっている。
というか、できなくなっている。
ライブがあったり、その準備をしたり、疲れていたり、
出かけるならまず空知探訪を優先したくなるからだ。

また、年々外泊するのが面倒になっている。
帰れるならば自宅のベッドで眠りたいという気持ちが
強くなっている。
その結果が岩見沢ステイ路線だ。
なるべくしてなっている。
望んでそうなっている。

ただ、結構歩けて、結構食べて飲んでができるうちに
色々なところへ行きたい。
10年ぐらい先に定年退職をしてからでは遅いのではないか。
あの時、多少無理してでも行っておけば良かったと
後悔するのではないか。
そんな気持ちになることが増えてきた。
でも、自宅のベッドで眠りたいし。

結局、何かを犠牲にしなければ、
新たな展開は生まれないということだ。




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